失業率3月は3.6%で横ばい、有効求人倍率は6年9カ月ぶり高水準
[東京 2日 ロイター] - 総務省が2日発表した3月の完全失業率(季節調整値)は3.6%で、2月(3.6%)から横ばいだった。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.07倍となり、6年9カ月ぶりの高水準だった。
完全失業率は横ばいだったものの、企業の採用意欲の高まりも見られ、雇用情勢は持ち直しの動きが続いている。
完全失業率は、ロイターの事前予測調査で3.6%が予想されていた。内容を季節調整値でみると、就業者が6346万人で前月から14万人増加した。企業の採用意欲の高まりを背景に男性が19万人増となったほか、女性も労働市場への参入の動きがみられるという。
完全失業者は236万人となり、前月比3万人増加した。非労働力人口は4495万人と、前月比18万人減少した。2013年度平均の完全失業率は3.9%。2007年度の3.8%以来の水準まで改善した。
雇用形態をみると、正規職員・従業員が前年に比べて22万人減少する一方、非正規の職員・従業員が同77万人増加。役員を除く雇用者に占める非正規職員・従業員の割合は37.8%となった。
一方、有効求人倍率は2007年6月の1.07倍以来の高水準。ロイターの事前予測調査では1.06倍が見込まれており、結果はこれを上回った。有効求人数は前月比0.4%減で、有効求職者数は同1.7%減。新規求人倍率は1.66倍で前月に比べて0.01ポイント低下した。
2013年度平均の有効求人倍率は0.97倍で、前年度から0.15ポイント上昇した。2007年度平均の1.02倍以来の高水準だった。
*内容を追加して再送します。
(石田仁志)
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