トップページ社会ニュース一覧自衛隊 奄美諸島で初の上陸訓練へ
ニュース詳細

自衛隊 奄美諸島で初の上陸訓練へ
4月30日 21時58分

自衛隊が、離島の防衛を想定して来月、鹿児島県の奄美諸島にある島で大規模な上陸訓練を行う方向で検討を進めていることが分かりました。
国内の島で離島の防衛を想定した大規模な上陸訓練が行われるのは、初めてです。

防衛省関係者によりますと、自衛隊は、離島の防衛を想定して、来月中旬からおよそ2週間にわたって、鹿児島県瀬戸内町にある島や周辺の海域で、洋上から島に上陸する訓練を行う方向で検討を進めているということです。
訓練は、陸上自衛隊の離島の防衛を専門とする部隊や海上自衛隊の艦艇など、1000人以上の隊員が参加する大規模なもので、防衛省は30日、地元の瀬戸内町などに訓練の計画を説明しました。
自衛隊は、離島の防衛態勢を強化するとして、アメリカで海兵隊との上陸訓練を重ねていますが、国内の島で離島の防衛を想定した大規模な上陸訓練が行われるのは、初めてです。
自衛隊による離島での上陸訓練を巡っては、おととし、沖縄県で日米共同の訓練が検討された際、日中間のあつれきを必要以上に高めることは好ましくないなどとして、見送られたことがあります。

[関連ニュース]
k10014141221000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ