ありのまま生きることと孤独と嫌われる勇気のこと

アナと雪の女王の主題歌「Let It Go」はもう聴かないで暮らすのが難しいってくらい毎日かかってますね。


「ありのまま」というフレーズは日本人は好きですよね。そこもヒットの理由だと言われています。

さて、今日は「ありのまま生きるってそんな簡単じゃないよね~」という夢のない話をしたいと思います!!

ありのまま生きりゃ敵はできるものだ

ありのまま生きたいと多くの人が思っているのに、なぜできないかというと、「ありのまま生きて、なおかつ波風立てずみんなに好かれたい!!」と思っているからじゃないでしょうか。日本は八方美人大国だからね。

「ありのまま」生きると、やっぱり摩擦が起きます。他人とぶつかることがあります。嫌われることもあるでしょう。それを恐れるから、ありのまま生きられない。いや、ありのまま生きてもみんなに好かれる稀有な人もいるかもしれないけど。

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ありのまま生きて自分を嫌う人は「自分とは縁がないんだ」と割り切れればいいよね。

……って、言葉にすると簡単だけど(^_^;)私もなかなかできないです。つい他人の機嫌をとってしまったり、自分を抑えてその場を丸く収めて後で腹が立ったりしてます。未熟者だからね!!

でも、そうやって心の中で他人を突き放すことは、訓練していくうちに誰でも出来るようになってくると思う。心の操作って自転車や自動車と同じで、最初はぎこちなくても、やっているうちにスムーズになるからね。


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孤独に耐えうる人がありのまま生きられる

「ありのまま生きる」というのは「自分らしく生きる」と言い換えてもいいかもしれませんが、これに関しては私はBONNIE PINK「鐘を鳴らして」という曲がホントに真理を突いていると思います。

君が君らしくあること それはまた 孤独とも言う


もはやはてなブログ推薦図書」「はてなブロガー必読の書」となっている「嫌われる勇気」からも引用します。

あなたは他者の期待を満たすために生きているのではないし、わたしも他者の期待を満たすために生きているのではない。他者の期待など満たす必要はないのです。

自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。


本書で語られている「課題の分離」は、もう子供じゃない「大人」が「ありのまま生きる」「自分らしく生きる」ことを貫くためにどうしても通過しなければいけない思考のプロセスだと思います。


これがわかってないと「自分らしく生きたいけど、他人とぶつかったり嫌われるのは嫌だな……」という葛藤を、なかなか乗り越えられないんじゃないかな。

「自分らしい自分を他人が嫌うのは、他人の問題だから自分には関係ない(関係してはいけない)」ということだと思います。シビアなようですが、私はこういう考え方大好きなんです。だから「嫌われる勇気」が売れてるってのはスゴイ嬉しい。

他人のことは「他人の問題」として自分と切り離して考えるというドライさはすごく大事だと思う。

覚悟を決めて進めば、きっと道は開ける

自分らしく生きるというのは孤独に生きることなんだ、という気持ちを固めて「たとえ一人になっても自分らしく生きるのだ」という覚悟を決めていれば、案外と周囲もついてくるものだと思いますし。

そんなカッコイイ人間をまわりの人も世界も放っておかないだろうからね。


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