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もう失敗しない!LINEスタンプの作り方と注意点まとめ
自作のLINEスタンプを世界へ発信できる「LINE Creators Market」が発表され、4月17日ついに登録が開始されました!
もう知ってるよ!という方から、これから制作するよ!という方にまで、
登録の流れを自身の経験を踏まえた失敗しないLINEスタンプの制作手順としてご紹介できればと思います。
はじめに
LINE Creators Marketでは、クリエイター情報の登録からスタンプ情報の入力までを一気に行う事が出来ます。
この記事ではまず先にスタンプの元となる画像データを制作し、その後に登録までの流れをご紹介いたします!
まずは肝心のスタンプ画像を用意しよう!
必要な画像は全部で42枚!詳細は以下の通りです。ガイドラインはこちら。
- メイン画像 ファイル名「main.png」推奨
- スタンプ画像 ファイル名「01.png~40.png」推奨
- トークルームタブ画像 ファイル名「tab.png」推奨
メイン画像はそのスタンプが欲しいと思わせるものに
ストアに並ぶメインの画像として表示されるものです。
ユーザーの興味を引く画像であったり、目立つ画像のようなものが好ましいでしょう。メイン画像用にイラストを用意しても構いませんが、現在ストアに並んでいるスタンプを見てみると40個あるスタンプの中から選択しているものが多いようです。
せっかく描いたスタンプを少しでも多くのユーザーに見てもらえるような画像にしたいですね!
スタンプ画像はサイズと余白に細心の注意を
言わずもがなスタンプとして使われる画像のことです。
LINEスタンプ制作の最大のポイントにして注意点は、このスタンプ画像のサイズ設定と余白の取り方ではないかと思っています。
- 画像サイズはできるだけ大きく偶数に
スタンプのサイズは「(最大)W370 x H320 pixel」と書かれています。
それ以上の説明がないので、サイズはそれを超えなければいくらでもいいということです。
しかし、一般的にスタンプは出来る限り大きめに見せた方が良いでしょう。幅もしくは高さのどちらかを極力最大サイズにし、余った部分をカットするといった感じです。表現方法としてあえて小さいスタンプを作るクリエイターさんもいらっしゃるかもしれませんが、そうでなければ大きく見やすく表現しましょう。
そしてもう一つ、スタンプ画像はスマートフォンの解像度に合わせて縮小して表示されます。
どういうことかと言いますと、たとえばパソコン画面でW370×H320のサイズで制作された画像はスマートフォン上では半分に縮小したW185×H160の画像として表示されます。
ですので、画像サイズは「偶数」でなければ綺麗に縮小されず、にじんだ画像になる場合があるので必ず偶数のサイズで統一してください。
- 画像の余白は20pixel程度必要!?
ガイドラインには「トリミングされた画像とコンテンツの間にはある程度(10pixel程度)の余白が必要です」とあります。
これは画像データに10pixelの余白があればいいのか、実際にスマホに表示される画像と他の部分との間に10pixelの余白が欲しいのかで意味が大きく変わってしまいます。
結論から言うと、おそらく正解は後者の方です。
トリミングされた画像(作った画像データ)は、スマートフォンでは半分のサイズに縮小して表示されますので、その半分になった画像とコンテンツとの間に10pixel程度の余白を作るという事は、あらかじめ20pixel程度の余白を用意して画像の制作を行ってくださいということだろうということです。
※僕もまだ審査途中であるため、何かありましたら追記などさせていただきます。
トークルームタブは見やすければ何でもいい
僕のように日頃LINEスタンプを使わない人にはピンと来ないかもしれませんが、
タブ画像というのは使用するスタンプを選択する時のアイコンになります。
こちらは既に購入されたユーザーが目にするものとなりますので、
一目で何のスタンプか識別しやすければ何でも良いのではないかと思います。
サンプル画像を見ると、顔の部分だけを大きく表示したものが多いようです。
いよいよLINEのクリエイター登録
42枚のスタンプ画像を作り終えたら一度LINEの人に審査をしてもらい、その審査が通れば晴れてスタンプの販売が出来るという流れになります!こちらではその販売開始までの流れをご紹介致します。
①そもそもLINEアカウントを持っていますか?
LINEスタンプを登録するには、
・まず「LINEアプリ」を登録し、
・そのアカウント情報を使って「LINE Creators Market」にクリエイター登録をすることになります。まずはLINEアカウントを持っている事が条件になります。
②LINEクリエイター登録
クリエイター登録には「メールアドレス」と「パスワード」が必要になります。
メールアドレスはLINEアプリ登録時に設定したもの、
パスワードは個別に設定して取得しなければなりません。設定方法はこちらの記事にまとめてありましたのでリンクさせていただきました。ご参考にしてみてください。
▲登録はこちらのページから行います。
▲アドレスとパスワードを入力すればクリエイター登録の完了です!
▲無事クリエイター登録を済ませると、マイページに入る事ができるようになります。
このページから、アカウントの細かな設定や、スタンプの登録などを行うことになります。
③アカウント情報の設定
▲必要事項を全て入力し、下にある「保存」ボタンを押して登録してください。
タブがある事に気づかない事がありがちです!
※振込先情報の入力が完了しないと、この後のスタンプのアップロードが出来ませんので注意が必要です。
④スタンプの新規登録
▲必要事項の入力が完了すると、画面左上の「新規登録」ボタンが押せる様になります。
▲スタンプのタイトルや説明文などを英語で登録します。もちろん日本語や中国語なども追加することができます。コピーライトや販売エリアの設定も行います。
下のライセンス部分は、著作権などが絡まない人は無視して大丈夫です。
入力が終わったら「保存」を押してください。
▲いよいよスタンプ画像の登録です!タブの「スタンプ画像」を押してスタンプ管理の画面を表示させます。
▲管理画面です。今は何も操作できませんので、下の編集ボタンを押して編集画面に移動します。
▲この画面でスタンプをアップロードします。
アップロードには1個ずつ個別に行う方法と、一括で行う方法があります。
一括の方が断然スムーズですが、ファイル名の付け方にだけ指定があります。
・メイン画像「main.png」
・スタンプ画像「01.png~40.png」
・トークルームタブ画像「tab.png」と名付けてzipファイルを作成してください。
全ての画像をアップロードし終わったら「戻る」ボタンを押してください。
▲一つ前の画面に戻ると、アップロードしたスタンプが並んでいるはずです。
同時に、右上の「リクエスト」ボタンが押せる様になっているので、こちらを押すと今まで登録した情報の審査を依頼したということになります。
ちなみに、「プレビュー」ボタンを押すと、実際にストアに並んだイメージが表示されます。プレビュー画面を見てストアに並ぶイメージを膨らませワクワクしましょう!
▲マイページTOPに自分のスタンプ情報が追加されました!
ステータスの部分が編集中から審査待ちになっているはずです。
しばらくすると、こちらが「審査中」になり、審査が通れば「承認」となります。不備が見つかれば「リジェクト」となり再審査を依頼する事になります。
これでひとまずスタンプの登録は終了になります!お疲れさまでした!
終わりに
僕のスタンプはまだ審査中です。かれこれ2週間くらいが経とうとしています。やはり結構時間がかかるようですね!
スタンプの販売開始は5月中旬を予定しているようですので、審査結果を心待ちにしているという状況です!
無事スタンプが発売され、何か気付いたことがあればまたこのように記事にできればなと思っています。
とても長くなりましたが何か参考になる部分があれば幸いです。
最後までありがとうございました!