2014年5月1日21時31分
■中曽根康弘元首相
国家と世界の未来を見据え、常に国のあるべき姿を問うていくのが政治家の良心である。来年は太平洋戦争終結から70年。憲法改正の議論は大きな展開をみせるだろう。国民の理解と支持を得るためには議論を尽くすことであり、説得が必要だ。それによってのみ壁は打ち破れる。ことを急ぐあまり、本質を誤ってはならないし、初志、一念を貫かねばならないのも政治の本質である。国の将来を展望し、国民が納得しうる立派な憲法を作るのが我々の責任だ。(東京・永田町の憲政記念館で開かれた「新しい憲法を制定する推進大会」のあいさつで)
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