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IEのぜい弱性指摘「至急対策を」5月1日 16時45分
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ハッカーの攻撃によってパソコンが不正に遠隔操作されるなどのぜい弱性が指摘されるインターネット閲覧ソフト、「インターネット・エクスプローラー」について、独立行政法人の情報処理推進機構は、修正プログラムが提供されるまでの間、別の閲覧ソフトを使うなどの対策を至急とるよう呼びかけました。
経済産業省所管の独立行政法人、情報処理推進機構は、マイクロソフトのインターネット閲覧ソフト、「インターネット・エクスプローラー」のぜい弱性について1日、記者会見しました。
この中で担当者は、バージョン6から最新版のバージョン11のソフトを使い、ハッカーによって細工が施されたウェブサイトにアクセスすると、パソコンがウイルスに感染するおそれがあると説明しました。
感染するとパソコンが不正に遠隔操作され、パスワードなどを盗み取られ、金融機関の口座から金を勝手に引き出されるなどのおそれがあるということです。
機構は、マイクロソフトから修正プログラムが提供されるまでの間は、ソフトの機能を一部制限する設定に変更するか、別の会社の閲覧ソフトを使うなどの対策を至急とるよう呼びかけました。
「インターネット・エクスプローラー」のぜい弱性については、マイクロソフトが先月26日に公表し、アメリカの国土安全保障省もハッカーによる攻撃にさらされるおそれがあると指摘しています。
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