メインメンテナは @nagachika さんです。
今まで Ruby は stable branch にメンテナが一人という開発体制を取っていたんですが、一人というのはメンテナンスポリシーをはっきりさせて粛々と作業出来るというメリットがある一方で、緊急リリースが必要な事態でも作業のリソースが確保できないとリリースすることができないというデメリットも存在していました。
そこで今回バックポートやリリースについては、メインメンテナの承認を得た上で僕ができるようになりました。なので、メジャーOSに含まれている readline のバージョンが原因でビルド出来ない、みたいな問題が発生した場合もそれだけ直したバージョンがリリースされる可能性がちょっとだけ高くなりました。
それ以外にも安定版をもっと気軽にリリースできるように、多数のプラットフォームでCI回してバックポートでぶっ壊してないかをすぐに発見したり、もっと気軽にパッケージングするような仕組みも作っていくつもりです。
今後とも Ruby のご愛顧よろしくお願いします。