2014-05-01

何となく生きていくのはいいことか


なあなあに働いて、帰ったら好きなことをして(大したことではない)、朝になったら働いて、の繰り返し。これでいいんだろうかと悩んでしまいそうになるのをずっと避けてる。


もっと上のレベルを目指してもいいんじゃないか。こんなその場しのぎで生きてる自分なんて情けなくはないか。自分の考えてる理想自分は、何かしらのスキルを磨いて日々邁進している自分だ。今の自分と比べてみろ。辛くはないか。情けなくはないか。

何も成長しないまま、磨かないままこれでいいのか。これから人生、これでいいのか。

なんて漠然と考えて、切迫感だけはあってそれでも何もできない。



理想自分っていうのになりたくて、ソレを書き出してみると

「他人の評価に依存している自分」が浮き彫りになって嫌になってくる。

そんなのが大切なのか。そんなのが必要なのか。そんなのが欲しいのか自分は。

そうなんだ。欲しいんだろう。

ボールを投げたら、返ってきて欲しいように、

何かをやるならそれなりのレベルに到達して、他人からの好ましい評価を受けたい。



でも、面倒だ。


きじゃないと続かない。飽きる。下手糞すぎて嫌になる。こんなこと自分がしなくたって、もっと自分よりうまくやる人間がいるじゃないか。何でわざわざ、時間を割いてまで、自分がやる必要が。


そこまで考えると「好きだからやる」というパワーの眩しさに諦めを覚えてくる。




今の自分は、自分から見て「なんてことはない自分」でしかないことが

まらなく情けないくせに、結局何かをやり始めても途中でやめてしまう。


「他人の評価」ばかり気にしてる、「他人の目」ばかり気にしてる自分が嫌になって。でもやっぱり人からはよく見られたい。よく見られて「立派ねえ」と思われるような自分になりたい。


大学には行ってないけど、放送大学とか無料の講座とかで勉強して、資格勉強とかもして、自分は働きながらに勉強して、偉いんだ、凄いんだ、とか思いたい。


そんな自分が欲しい。そんな堅実で勤勉な自分であって欲しかった。


世の中にはコツコツ努力して確実にキャリアアップをはかっている人なんてそれこそゴマンといるのかもしれないけど、そんな自分になりたかった。




でも実際は、当たり前に理想とかけ離れている。


家に帰れば疲れているし、飯食う風呂の流れを済ませたら、頭を使わずに済む楽しいだけのアプリゲームや、受動的に楽しめるアニメをただ消費するだけ。


そこにはレベルアップも何もない。ただ消費している自分があるだけ。


自分の中には一切何も昇華できていない。変わらない、怠け者で幼稚な自分がいるだけだ。


いいんだろうか。

でも、楽だ。確実だ。安寧としていて。



意味のあることをやりたい。

自分の中で、有意義だと思えるもの。これしかないんだと思えるもの

他人の目なんて気にしないで、好きなんだ、だからやるんだと思えるモノが欲しい。

今日も一日、有意義だった。よかった。

そんな気持ちで、毎日眠りたい。


募る切迫感と寂寞感に嫌だ嫌だと思うのに、毎日毎日、何かをやろうと思って家に帰るのに、結局はいつもと同じだ。これからも、このままなんて嫌だ。



でも、きっとあしたもおんなじなんだと思う。

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