覚醒剤約2キロ密輸の疑い逮捕05月01日 18時54分
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覚醒剤およそ2キロ、末端の密売価格で1億4000万円相当をリュックサックに隠して福岡空港に密輸したとして、オーストラリア人の50歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、オーストラリア人のトイスン・ウォーレン・ジェイムズ容疑者(50)です。
警察や税関によりますと、トイスン容疑者は、4月14日、香港から航空機で福岡空港に入国した際、覚醒剤およそ2キロ、末端の密売価格で1億4000万円相当を手荷物のリュックサックに隠して密輸したとして、覚醒剤取締法違反などの疑いが持たれています。
税関によりますと、トイスン容疑者が緊張した様子だったのを不審に思い、職員がリュックサックを調べたところ、茶葉の袋6つから小分けにされた覚醒剤が見つかったということです。
調べに対し、「メールで知りあった知人から『日本に荷物を運んだら金を渡す』と持ちかけられ、香港でアジア系の女性からリュックサックを受け取った。中身が覚醒剤とは知らなかった」と供述しているということです。
トイスン容疑者は、空港に着いたら連絡を待つように指示されていたということで、警察と税関は、密輸ルートなどをさらに調べることにしています。