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津波に備え老朽化堤防改修へ
伊勢湾台風の被害を受けておよそ50年前に建設され、老朽化が進んだ津市の海岸沿いの堤防が南海トラフの巨大地震の揺れや津波に備えるため改修されることになり、30日、工事の着工を前に関係者が出席して工事の安全を祈願しました。
改修工事が行われるのは津市の阿漕浦地区と御殿場地区の海岸の堤防、およそ3.5キロです。
30日は港湾事務所の職員や建設会社の社員らが出席して工事の安全祈願が行われ、中部地方整備局四日市港湾事務所の村松良彦所長が「津波などの自然災害に粘り強く対応できる堤防の整備をすすめたい」とあいさつしました。
2つの地区の堤防は昭和34年の伊勢湾台風の被害を受けて建設されましたが、ひび割れが目立つなど老朽化が進んだため、国は南海トラフの巨大地震による揺れや津波に備えようと堤防を改修することにしました。
工事は来月7日に着工され、9年後の平成35年に完成する予定で、想定される津波を上回る6メートルに堤防がかさ上げされるほか、地盤を強化して液状化を防ぐ対策がとられるということです。
04月30日 12時03分