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悪質アドウェアが附属してくるフリーソフトまとめ

オフィス・宮島です。今回は私の動画を見てくださった方のリクエストです。どんなソフトをダウンロードすると悪質なアドウェアが侵入してくるのか、というものについてまとめてみました。Yontooなどが侵入してお困りの方、無意識のうちにこのソフトをダウンロードしていませんか?

更新日: 2014年05月01日

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悪質アドウェアはフリーソフトについてくる

インターネットが広く膾炙して20年ほどたち、便利なフリーソフトが数多開発されました。私たちはその恩恵を十二分に受けています。しかし、恩恵を受けると同時に悪質アドウェアやウィルスソフト、スパイウェアが侵入し被害を受けることも多々あります。

そこで、どんなソフトに悪質アドウェアがついてくるのかを知りたいという声を受けたので、このまとめを作ってみました。調べてみると、フリーソフトに悪質アドウェアがくっついてくることがわかりました。

ここに示すフリーソフトを使用する場合は、アドウェアがインストールされないようにあらかじめ設定してから使用しましょう!

ここに掲載しているのはごく一部です。わかり次第掲載してゆきます。

悪質アドウェアを入れるとこうなります

このように、ツールバーだらけになり、ホームページを見ようとしても見ることができません。

また、ここまで来るとブラウザの再インストールよりOSの再インストールをしたほうが早いと思われます。

Yontoo

Yontoo(ヨントゥー)は、一度入り込むと入り込んだパソコンのブラウザの閲覧履歴をもとにユーザにあった「広告」をしつこく表示してくるものです。どんなものにくっついているのかというと…

解説によると、このソフトは「ブラウザの外観を変更するために使用する」ものだそうです。普通の方はまず触れることはありません。

http://jp.downv.com/install-Yontoo%83%8C%83C%83%84%81%5B%83N%83%89%83C%83A%83%93%83g-10311960.htm

P2Pを利用してファイル転送を行うサービスです。WinmxやWinnyに代わり最近普及しているものです。「相手(ピア)からファイルの一部を受けとるには、自分もファイルの一部を渡さなければならない」というシステムを採用して、ファイルをダウンロードするものです。

μTorrentは、このサービスを利用するために必要なフリーソフトです。

http://www.utorrent.com/intl/ja/

Free Twit Tube(フリー・ツイット・チューブ)です。これはYontooから派生したフリーウェアです。このソフトを開発したグループの活動はすでに停止していますが、Softnicの海外版ではまだ残っているためアップしました。

開発グループのサイト(すでに活動を停止している)
http://freetwittube.com/

イスラエルの会社が開発した、IE、Firefox、Chrome向けのブラウザ用アドインです。

これは、動画に歌詞などをつけるものです。

参照したサイトによると、VLC Media PlayerやCCleranerといったフリーソフトについてくるようです。

私も愛用しているフリーソフトです。インストールするときにAddlyicsがついてきますので、VLCをインストールするときは、付属ソフトのチェックをすべて外してください。

「ウィルス対策ソフトを装ったウィルス」として悪評高いソフトです。これをインストールすると、Babyon Searchにホームページを書き換え、Babylon Toolbarをインストールしてきます。

Babyon Search・Babylon Toolbar

Babyon Search(バビロンサーチ)と呼ばれるアドインは、いったん組み込むとブラウザのホームページを勝手にhttp://www.babylon.com/に書き換える非常に評判の悪いアドインです。

しかも、いったんインストールすると、消去するのに非常に手間がかかるという厄介な代物です
(通常の方法ではまず消去できない)

これもYontooから派生したソフトウェアです。これをインストールすると、Yontooも附属します

どんなソフトにくっついているのかというと…

このソフトは、MP3ファイル形式の音楽を直接編集することができるフリーソフトです。インストールするときに、Babylon Toolbarのインストールの許可を求めてきますので、必ずチェックを外してください。

フリーソフトをダウンロードするときに、Softnic(ソフトニック)経由で行うものがあります。そのとき、hao123(好・イーアールサン)というアドインがインストールされます。これと一緒にバビロンツールバーも一緒に入り込んできます。

Softnic(ソフトニック)経由でダウンロードするときは、hao123のチェックを必ず外してください!

イスラエルのソフトウェア開発会社ADLSoftが開発したADL UNCOMPRESSOR(エーディーエル・アンコンプレッサ)と呼ばれる解凍ソフトです。

これをインストールすると、ホームページをBabyon Searchに書き換え、ブラウザにBabylon Toolbarを埋め込みます。

Autostart Viewer(オートスタート・ビューワ)は、Windows起動時に起動するプログラムを監視するプログラムです。不要なプログラムやウィルスが入っていないかを調べることができます。

Advanced System Protector(アドバンスド・システム・プロテクタ)という「ウィルス対策ソフトを装ったウィルス」です。

これをインストールすると、Babyon SearchとBabylon Toolbarがついてきます。

Regclean Pro

ここ最近、Regclean Pro(レグクリーンプロ)にまつわるトラブルが多くなっています。私の動画を見てくださった方も、これに悩まされています。いったん侵入すると、通常の方法では消去できません。IObit Uninstallerといった「強制的に」アンインストールソフトウェア等を使って消去するしかありません。なぜならば、「ウィルス対策ソフトでも検出できない」からです。

どんなソフトにRegclean Proが附属しているのかというと…

メーカがなく、ただ「Video Converter」と書いてあるだけです。赤枠部分をクリックしてページを移動すると、次に示す画面が表示されます。

「Download」ボタンをクリックすると、「Video Converter」のダウンロードが始まります。そして、ダウンロードされたソフトをインストールすると、Regclean Proが入り込んできます。

パソコンで電話をするときに使用するソフトNo.1であるスカイプをインストールするときにもRegclean Proがくっついてきます。

スカイプをインストールしたら、突然Regclean Proが出てきたなどのトラブルが頻発しています。

ad.adserverplus.comというところから提供されているアドオンです。このような警告を一度でも見たことある方は多数おられると思います。これは「インターネットに接続しただけ」で入り込んでしまうため、事前に防ぐのは非常に困難です。この表示が出たら、SpybotやWindows Defenderなどを駆使して、速やかに削除してください。

気になって、「今すぐ直す」ボタンをクリックするとRegclean Proがインストールされます。

OCNツールバー

NTTコミュニケーションズのサービスプロバイダ事業であるOCNです。日本のNTTが提供しているので、信頼性は非常に高いですが、ブラウザの見た目が悪くなったり「OCNを騙った業者が作成した」ツールバーの可能性があるので、不用意にインストールしないほうが賢明でしょう。

無料のPDF変換・編集ソフトです。最初にOCNのツールバーをインストールするように勧めてきます。このようなツール―バーをインストールすると、ブラウザが「汚く」なるので、極力インストールしないようにしましょう。

(Babylon Toolbarに比べればはるかに良質です)

Baidu IME(バイドゥ・アイエムイー)

皆さんもNHKのニュースなどを見て知っていると思いますが、百度(バイドゥ)製日本語検索ソフト「Baidu IME」を導入して検索を行うと、外部サーバに無断送信されてしまいます。内閣官房情報セキュリティセンターでは、Baidu IMEの使用中止を呼びかけています。

巷の批難を受け、フリーソフトに附属することがほぼゼロになったともいえるでしょう。
最近ではBaiduのサイトから直接ダウンロードしてインストールしない限りまず見かけることがありません。

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オフィス・宮島です。
個人事業主なので、社員は1人もおりません。手探り状態で進めているので経営に関してはよくわかっていません。
経営に関するアドバイスなどいろいろいただけるとありがたいです。

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