ALTは、1コーナーから最終コーナーまでが1つのコーナーだ!と考えているAZUR星人ですが、1つのコーナーといえど、ラインは色々です。ましてALTは8個のコーナーが1つに繋がっているわけです。
難しいに決まっていますね~~~!
というわけで、私なりのALTの特徴をご紹介しながら攻略法を少しだけご紹介します。
ALTの主、KM1のおがたさんから見ると、ほんの入り口程度の解説だと思いますが、ちょっとでもALTの難しさ&楽しさが解ってもらえるとうれしいです♪
で、写真に3本のラインを引いて(ヨタヨタのラインですがご了承ください!笑)説明してありますが、このラインはあくまでもイメージとして捉えてください。実際はライン毎に写真のアングルを変えて取らなければ意味がないのですが、そこまでの技術も時間がありませんのでご了承願います。
では、早速、行って見ましょう。
まず1枚目の写真は2コーナーをアウトいっぱいに立ち上がったところです。
ここから徐々に上り勾配となって左に大きくカーブしながら全開で立ち上がっていきます。
2コーナーのアウト側の赤い斜線の部分まで膨らむのはNGだと思います。クルマによっては、クルマ1台分インから立ち上がる人もいると思いますが、私の場合はほとんどこの位置に来るようにしています。
そして、3コーナー(私が勝手にコーナーにしている部分です)へのアプローチですが、ここを全開のまま加速していくためには、紫のラインのようにちょっとアウト目からラインを取ります。水色のライン(ベタインライン)で行くと向きを変えるために、若干アクセルをオフしなければならないクルマが出てきます。ホワイトシャーク号はしっかりとアクセルオフで向きを変えていますが、FF車はほとんど全開のまま行けちゃうと思います。その場合の水色、青、紫のライン取りの違いは、その後の90R上りコーナーへのアプローチの仕方で変わってきます。
90Rへのアプローチです。
ここから急な上りになるので、ここで姿勢を乱すと大きくロスしてしまいます。
水色のインベタラインで進入すると当然早めにインに着くので多めに向きを変えなければいけません。パワーのあるFR車やよく曲がるFF車&4WD車はこのラインでも手前で向きを変えて早めにアクセルを開けるようにすれば、コンパクトに素早く上る事ができます。
パワーの無いクルマの場合は、紫のラインで舵角を極力減らして、テールスライドも最小限に抑えてコーナーリングスピード重視で曲がります。
ちなみに、ホワイトシャーク号の場合は、進入は青ラインで途中から紫ラインに変化させています。
これが自在にできるところがホワイトシャーク号の凄いところです!
続いても90Rのアプローチ区間ですが、写真のポイントで向きを変えていかないと、コーナーの奥で苦しくなってしまいます。90Rのクリップ~加速区間でリヤがスライドしてしまう場合のほとんどが、この位置での姿勢変化が不十分なためです。ホワイトシャーク号は特にここで水色ラインから紫ラインへとラインを変えるので、ブレーキを踏んでしっかりと姿勢変化させてアプローチしています。
90Rのクリッピングの画像です。
水色ラインの場合は、水色の斜線部分がクリップとなります。この場合はトップターンに向けて対角線に最短距離を加速するのに有効なライン取りです。
青ラインは、最も一般的なラインです。スムーズに向きを変えながら、トップターンへ向けて道幅の真ん中あたりを狙って加速できるクリッピングです。
紫のラインは見てのとおり、トップターンの進入をややアウト目から入るためのライン取りとなります。ホワイトシャーク号は、紫の斜線の縁石はほとんどまたぐくらいにクリップを攻めています。もちろん、ここではアクセルは100%全開となっています。ちなみに、青い斜線の縁石の頂点に乗ると駆動系に悪そうなので頂点には乗らないようにしています。乗せる場合は半分くらいですね。
トップターン1個目の15Rへのラインです。
水色ラインはある程度しっかりと車速を落として小回りするか、道幅を有効に使って大きく弧を描くようにトップターンを回るラインです。
青色が最もポピュラーなラインだと思います。距離と車速をバランスさせてスムーズに回るのがポイントです。
紫のラインは15Rをややアウト目から思いっきり飛び込んで、47Rに向けてトップターンの真ん中で向きを変えるラインとなります。FR車の場合は、ここでちょっとリヤをスライドさせて向きを変え、クイックに47Rのインを攻めることが可能です。これがワンピースで決まると速いし、気持ち良いですね♪
トップターン1個目(15R)と2個目(47R)の中間地点です。
紫のラインはイン寄りなので、ちょっと苦しいラインとなりますが、リヤをスライドさせることによって無理なく47Rのインへ頭を入れていけます。
でも、お勧めはやはり青ラインですね。軽量コンパクト車は水色ラインでボトムスピード重視で走るのも有りだと思います。
47Rへのアプローチです。
私は必ずこの縁石に乗せていますが、問題は縁石に着く際のクルマの向きと荷重です。
早めにアクセルを入れるためには、当然早めに荷重移動を終わらせることが重要となります。
直線状態で47Rを下るライン&荷重移動がベターだと思います。ここのライン取りは次の難しい下りの60Rへのアプローチに大きく影響するのでとても重要なポイントです。
そして、47Rの縁石を舐めるように加速して行くと、いよいよ60Rが待ち構えています!
超難しい60R~最終コーナーは、また次の機会に。
どうです?
ALTを走ったことがない人も、ちょっと走りたくなったでしょ?
ALTはトップスピードこそ低い短いコースですが、その分、1周1周の違いが解りやすく、自分の操作がコンマ数秒の違いでしっかりと解るので、ベテランドライバーさんにもとてもタメになるコースだと思います。
楽しいよ~~~♪
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Posted at 2012/11/20 16:57:03