室内保管しているロードバイクのためにラックを作ってみました。
市販の壁掛けは高い
今までは,小さいL型スタンドを使って部屋に置いて保管していましたが,場所をとるので壁掛けタイプを探していました。
しかし壁掛けって高いんですよね。だいたい1万円〜とかです
というわけで自作することにしました。
木材で工作なんて中学の技術家庭の桐箱作り以来のような気がしますが、道具さえあればなんとかなります。
こんなかんじ
思ってたより満足のいく出来栄え。
縦置きのラックはペダルを引っ張ってタイヤの摩擦を利用するものや、フロントタイヤを引っ掛けるものがありますが、ラック本体にかかる負荷を考え、後者のフロントタイヤを固定するようにしました。
後ろにひっくり返ろうとするモーメントはリアタイヤを中心に働くため、リアタイヤに近いクランクより離れたフロントタイヤのほうがかかる力が小さくて済みます。
ペグに布テープを巻いてあります。
背面のパネルの上側は強度上あまり重要ではありませんが、大きめの板を貼りました。ヘルメットなどの小物を引っ掛けられるようにする予定です。
作り方
適当に「ロードバイク ラック 自作」とかでググって出てきたブログを参考にしたので、作り方はそちらの方が詳しいと思います。
なのでここでは簡単にポイントになりそうなことだけ書いておくことにします。
基本的にはカットしてきた木材を木ネジで貼り合わせるだけなので、売られている木材をどうカットしてもらうか考えれば後はひたすら面取りをしつつドリルで穴を開けて組み立てるだけです。
材料
ホームセンターに行って売っている木材をチェックしましょう。
大きめのSPF材が 1920*450*18 とかで売られているので、ここから必要なサイズを考えてカットしてもらいます。
今回は18mm厚の板に対して3.8mm木ネジを使用しました。
余った板は何かと役に立つので持って帰るべきです。加工時に下敷きにしたり支持体にできたりします。
さらに余った木材が投げ売りされてたりもらえたりしますので、多めに持って帰っても良いと思います。
用意した工具とか
- 電動ドリル
- 紙やすり
ヤスリ磨きは沼。きりがないので適当に諦めたいところですが、最低でも面取りはしたほうがよいと思います。
今回は100番と320番を使いました。1000番も買ったけど気力が…
- ニス
タイヤが濡れたまま使うことはないと思いますが、汚れの防止にはなりそうです。
スプレータイプを買いましたが、場所を選ぶので普通の缶に入ってるタイプにすればよかったかもしれません。
課題とか今後の改良とか
床が傷つく
ラックの脚部分は木材がそのままフローリングに接しています。そのままだと傷がつくのでゴム板を貼るか、耐震パッドのようなものを貼るつもりです。
ニス塗り(まだやってない)
ニスでなくてもよいのですが、タイヤからの汚れを低減するために何か塗っておいたほうがよさそうです。
木の質感をそのままにしようとすると塗料よりはニスか何かがよいですね。
小物置きスペース
背面側のパネルは後で物置きスペースを作るために貼っています。
適当に釘を打つだけでヘルメットやグローブを引っ掛けるフックができるようになっています。
これはまた今度。
材料費
3000円くらいで済むと思っていましたが、なんやかんやで既製品が買えるくるいのお金がかかりました。あれ?
後ろに無駄に分厚いパネルを付けたのが響いています。
楽しかったので満足なのです。