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医師会が徘徊事故の損害賠償判決を批判、「地域でみるなんてできない」
2014年4月28日
介護給付費分科会に出席した委員
認知症で徘徊していた高齢者が電車にはねられて亡くなった事故で、85歳(当時)の妻に約360万円の損害賠償を命じた名古屋高裁の判決について、介護の専門家でつくる社会保障審議会でも反発の声があがった。
日本医師会の高杉敬久常任理事は28日の会合で、「認知症の高齢者を地域でみるという政策が進んでいる一方で、ちょっと目を離したすきの列車事故で賠償を命じるなんておかしい」と批判。「こうしたことがきちんとされない限り、地域で認知症をみるなんてまったくできない」と訴えた。
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「認知症の人と家族の会」の田部井康夫理事も、「絶対に納得できない」と反発。「JR東海に損害が発生したのは確か。それを社会がどう補填するか、その仕組みを議論すべき」と意見した。
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