カナダ海岸でクジラ爆発を心配する声、メタンガスで2倍に膨張
2014年04月30日 09:11 発信地:オタワ/カナダ
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スリランカ沖で撮影されたシロナガスクジラ(2009年3月26日撮影、資料写真)。(c)AF…
×スリランカ沖で撮影されたシロナガスクジラ(2009年3月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ishara S. KODIKARA
【4月30日 AFP】カナダ東部ニューファンドランド(Newfoundland)島にある小さな町の住民が、珍しい脅威にさらされている──その脅威とは、海岸に打ち上げられた巨大なシロナガスクジラが、近いうちに爆発するかもしれないというものだ。
クジラはカナダ沖の大西洋で数週間前に死んだ9頭のうちの1頭とみられる。25日にトラウトリバー(Trout River)の海岸沿いにある遊歩道の下に打ち上げられ、好奇心に駆られた見物人や、危険性を調べる地元当局職員らを集めている。
町職員のエミリー・バトラー(Emily Butler)さんはAFPの取材に対し、死骸はメタンガスによって膨張を続けており、爆発するのではないかと心配されていると語った。「死骸が破れたり切れたりしない限り爆発の恐れはないと聞いています。私たちは安全性について懸念していますが、爆発するかどうかは別として、気温が上がるにつれて腐敗が進み、ひどい悪臭を放つことになるでしょう」
漂着したクジラは体長25メートル、体重は最大で180トンとみられ、カナダのメディアが掲載した写真によると、その腹部は通常の2倍以上の太さにまで膨張している。
バトラーさんは、人口およそ600人のこの町は、支援なしには死骸を安全に撤去することができないとしている。だが連邦当局と州当局はいずれも、死骸を海に流すと航行船舶に危険が及ぶ恐れがあると指摘し、放置して自然分解するのを待つべきだとして死骸の処理を拒否している。(c)AFP