就職活動で、多くの大手企業の採用が一段落したこの時期。学生には「ブラック企業」を選んでしまう危険性も高まる。春先に就職先が決まらず焦り出す学生は5月以降、大学の求人票に期待をつなぐ。だが、そこに落とし穴が潜むケースもあるため、学生自身が落ち着いて見極めることが重要だ。

■大学に求人票「信用したが…」

 東京都内に住む20代の会社員男性が「私が入社した会社を求人票から削除してほしい」と、母校の私立大で職員に詰め寄ったのは一昨年の秋だった。