Hatena::ブログ(Diary)

UEI shi3zの日記 RSSフィード

2014-04-29

連休中に読もうと思ってる本(主にKindle)

 連休といえどほとんど休みがないんですが、それでもいつもよりは時間があるのでこの機会に読んでおこうと思ってる本などをメモ

 これ、頭の方だけ読み始めたんですけど、スゲー面白い。

 Twitter設立にまつわるあれこれや、裏切り、といった企業小説の面白さが冒頭から凝縮されてる。そもそもブログという概念を創ったのもTwitterの創業者なんだよね。

新装版 2001夜物語: 1 (アクションコミックス)

新装版 2001夜物語: 1 (アクションコミックス)

 これはもはや読んじゃったんだけど、最近読んで一番面白かった漫画。

 宗像教授異考録の星野之宣の宇宙SFなんだけど、キューブリックの不朽の名作「2001年宇宙の旅」にインスパイアされながらも、独自の解釈で、「宇宙に進出したあとの人類」がどうなっていくのか淡々と描いて行く。

 たとえば最初は有人飛行で他の恒星系を目指すのは無理なので冷凍した精子と卵子を送り、居住可能な惑星にたどり着いたらそこで孵化させるとか、高度なAIを内蔵した探査機を送るとか、でもそのうち反物質でできた惑星が見つかり、マイクロブラックホールを利用した超空間航法が実現するとか、そういう、宇宙モノのお約束的な部分も含めて、とにかく淡々と未来を描いているのが心地よい。

星を継ぐもの 1 (ビッグコミックススペシャル)

星を継ぐもの 1 (ビッグコミックススペシャル)

 同じ作者がJ・P・ホーガンの名作「星を継ぐもの」をコミカライズしたもの。これも面白い。

 宗像教授シリーズもそうなんだけど、宇宙や歴史の壮大さを描く演出が抜群に上手いと思う。

起業GAME

起業GAME

 こちらもツイッターの創業秘話なんだけど、VC側の視点も出て来る。

 リンクトインの話も。

グラゼニ(14)

グラゼニ(14)

 グランドにはゼニが埋まってるんやで。略してグラゼニの最新刊。

 プロ野球選手のリアルな日常が描かれている。とかく青春とか勝利とか前向きな話ばかりになって食傷気味になる野球漫画において、プロとして生きるシビアさに焦点をあてたところが本作の魅力。こんなに巻を重ねても勢いが衰えないのは凄い

 1970年代、東京はあちこちで無差別な爆破テロが起き、天皇暗殺まで企てられていた・・・・実際にあったテロリストと警視庁公安部との戦いの記録。全て実名の公安捜査官が登場するらしい。Kindle版がなかなかでないので仕方なく紙の本を買った。

 いわば日本版ジャック・バウアーの物語

村上海賊の娘 上巻

村上海賊の娘 上巻

 

 「のぼうの城」の和田竜氏が放つ最新作。まあ内容は面白いに決まっているので逆に読むのは後回しだけど、とりあえず買っておく。


 うーん、読む本多いな