ニューヨーク=山本恭介
2014年4月30日03時36分
核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備委員会に合わせて訪米中の長崎市の田上富久市長と広島市の松井一実市長は28日、国連の潘基文(パンギムン)事務総長とニューヨークで会談し、核兵器禁止条約の交渉開始を求める約21万人分の署名と要請書を手渡した。
要請書は核兵器を「非人道兵器の極み」と指摘し、禁止条約の交渉開始を主導するよう求めた。署名は、世界の約6千都市が加盟する平和首長会議がこの1年間に集めたもの。会談は非公開だったが、両市長によると、潘氏は北朝鮮やイランの核開発問題に触れ、「いろいろな問題が好転することを期待している」と述べたという。
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