2014年04月29日 20時00分
HKT48初の単独アリーナツアーが千葉・幕張メッセ公演から開幕(C)AKS
AKBグループのアイドル“なこみく”(左から田中美久、矢吹奈子)(C)AKS
夜公演の指原ソロ「あゝ無情」で野村義男が飛び入り参加(C)AKS
HKT指原、なこみく“後ろ盾”に脅威 初のアリーナツアー開幕
福岡を拠点に活動するアイドルグループ・
HKT48が29日、千葉・幕張メッセで初の単独アリーナツアー「可愛い子にはもっと旅をさせよ」の初日公演を行い、昼夜2公演で1万2000人を熱狂させた。
オープニングは
指原莉乃(21)ら新チームHの公演タイトル曲「青春ガールズ」からスタート。全47人のメンバーがバックスタンドなど各所から登場し、ハイタッチで走り抜けるサービスぶり。中心メンバーもスタンドを何度もトロッコで行き来し、指原は「向こうからもメンバーが出てくるとかおしゃれすぎません? スタンド席まで悲しい思いをさせないのがHKTですから」と胸を張った。
ユニット曲で「アイサレルトイウコト」を歌った指原は、「“愛される”というと“なこみく”」と12歳コンビの
矢吹奈子&
田中美久を紹介。「まゆゆ(
渡辺麻友)、ぱるる(
島崎遥香)、こじはる(
小嶋陽菜)さん…後ろ盾強すぎでしょ?」と2人の愛されぶりに舌を巻き、「なこみくの写真をまゆゆに送ったら、30秒以内に10通くらい“かわいい”って返信が来る」とあきれ気味。とはいえ、2人を溺愛している指原は「実はあんまり今回のリハーサルに出られなかったんだけど、なこが指原の立ち位置をメモってくれて。すごくいい子でしょ!」と“親ばか”ぶりを発揮していた。
ライブ中には、「白雪姫」の寸劇も披露。指原は「かなりの長編になっています。ネットでたたかないようお願いします」と前置きをしたが、毒りんごにちなみ、毒を吐いた
村重杏奈(15)、
穴井千尋(18)、なこみくらが次々と見せる悪い顔にファンは爆笑。「以上、学芸会でした」と指原が締めると、笑いとともに大きな拍手が送られた。
昼夜公演はセットリストを変え、夜公演で指原がソロで披露したアン・ルイスの「あゝ無情」のカバーでは、ギタリストの
野村義男が演奏し大盛り上がりとなった。同ツアーは5月2日に大阪城ホール、同11日に愛知・日本ガイシホールを経て、7月13日の福岡・海の中道海浜公園(野外)で締めくくられる。