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集団的自衛権の行使「日本が危ないときだけ」
4月28日 21時48分

集団的自衛権の行使「日本が危ないときだけ」
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国家安全保障を担当する礒崎総理大臣補佐官は、富山市で開かれた自民党の集会で講演し、集団的自衛権を行使する際の要件について、「日本が危ないときだけに限る」と述べ、日本の安全保障に直接関わる必要最小限の範囲に限定する考えを強調しました。

この中で礒崎総理大臣補佐官は、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認について、「昭和34年に出された砂川事件の最高裁判所の判決を、自民党が『根拠だ』と言った覚えはない」と述べました。
そのうえで、磯崎氏は「あくまでも『日本が危ないときだけに限る』ことで、『砂川判決ののりやハードル』を超えない。今回の解釈変更は、必要最小限度の範囲に収まる集団的自衛権があるのではないかというものだ」と述べ、行使する際の要件を、日本の安全保障に直接、関わる必要最小限の範囲に限定する考えを強調しました。また、礒崎氏は行使を容認する際の具体例について、「アメリカまで行って、集団的自衛権を行使することはないが、日本の近海でアメリカの部隊が襲われたらとは考えている。あとは要請があるかどうかなど時々の判断で、総合的に勘案したい」と述べました。

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