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科学
山中伸弥教授会見 論文検証サイトの功罪
2014.4.28 23:20
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インターネットのサイトで科学論文への疑義が指摘されるケースが増えている。理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)によるSTAP(スタップ)細胞論文に続き、今度は山中伸弥京都大教授の論文に飛び火した形だ。
STAP論文の疑惑を最初に指摘したのは、海外の論文検証サイト「PubPeer(パブピア)」。科学者が匿名で意見を投稿でき、世界中の論文について検証や議論が活発に行われている。
一方、山中氏の論文に疑義を指摘したのは、日本語による匿名の不正疑惑告発ブログ。論文の画像を中心に著名な大学の疑惑を取り上げ、降圧剤「ディオバン」の臨床研究データ改竄(かいざん)事件も追及してきた。ネットでは有名なサイトだ。
こうしたサイトは不正摘発に貢献してきた面がある一方で、指摘内容の妥当性や根拠が不十分だったり、匿名での運用に伴う問題点などが指摘されている。
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