スタジオパークからこんにちは 平岩紙 2014.04.28

生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…
(2人)⇒こんにちは!高畑⇒さみしい!伊藤⇒パラパラと拍手。
実はきょうはスタジオパークは休館日で作業をしています。
奥に展示コーナーがありまして、あすから「花子とアン」の特別展の展示を行います。
これから設営を開始するということです。
何が展示されるんだろう。
来てのお楽しみです。
1か月に1回の休館日ということでお掃除をしたりということでお客さんが来ないんです。
きょうのゲストは高畑さんにぜひお会いしたいという舞台出身のお客様です。
スタジオには、お客様が見えています。
盛り上がってまいりましょう。
ようこそ、こんにちはよろしくお願いします。
拍手
伊藤⇒本日のゲストを早速ご紹介しましょう女優の平岩紙さんです。
拍手
高畑⇒ようこそ!平岩⇒よろしくお願いします。
どっちを向けばいいんですか?こっち?どうぞお掛けください。
まあ、かわいい。
よくお似合い。
かわいいお靴。
ストライプの靴下もかわいい。
ご自分で選んだの?きょうはスタイリストさんに選んでいただきました。
さすが女子。
チェックするところが違いますね。
麻でこれからの季節いいじゃない。
若い人が黒を着るといいのよ。
高畑さんも黒、いいんじゃない?口がもごもごしている。
初スタパですね。
私も初めてお目にかかるの。
存じ上げているし客席からは舞台も拝見しています。
私も一方的に高畑さんが見にいらしてくださって楽屋で演出家の方と、あいさつをされているところを遠目から眺めていました。
大騒ぎしていたでしょ。
柱の陰から見ていたんですね。
今もまた舞台をされていますよね。
今度1月…しっかりせい!5月5日放送の特別ドラマ「お葬式で会いましょう」にご出演です。
朝ドラの「花子とアン」が終わって、すぐ始まるのよね。
そのドラマの話後ほどたっぷりと伺います。
私が気になるのは平岩さんの紙という名前ペーパーの紙ですよね。
ゴッドじゃなくて。
芸名でいらっしゃるのね。
平岩は本名なんですけれども私の所属する大人計画という劇団の主宰の松尾さんに紙みたいに白いからということで付けていただきました。
松尾スズキさんすごい女優さんに芸名を付けるのが上手で猫背の方がいらっしゃったら猫背椿と。
でも真っ白いから紙だからいろいろこれからとか、新しいものを書き加えるということで。
すてきだわ。
平岩さんをご覧になって紙というイメージがあったのかしらね。
最初でも平岩白でもいいんじゃないかと言われて、それはないなと大人計画の皆さん劇団です。
松尾スズキさんが主宰で宮藤官九郎さんが脚本家でこの間で出ていただいた「あまちゃん」に出演されている方が皆川猿時さんもそうですし村杉蝉之介さんもアイドルの追っかけで出ていました。
副駅長の荒川良々さん同じ「あまちゃん」メンバーユニークな俳優さんが多いよね。
伊勢志摩さん。
その中の若手のホープの平岩さん大人計画の皆さん個性的ですよね。
芝居も個性的なのよね。
ふだんそういう人に見られがちですけれどもとても普通なので。
役柄は特徴的な役柄が多いですよね。
その辺はゆっくりお話を伺いましょうね。
まずは高畑さんにプロフィールをご紹介していただきましょう。
平岩紙さんは1979年、大阪生まれ。
子どものころは、スパイごっこや酔っ払いごっこなど何かになりきって1人遊びをしているちょっと変わった女の子でした。
女優の道を選んだのは高校3年生のとき。
勉強が嫌いな平岩さんが進路にあれこれ悩んだ末思いついたのが演技の道でした。
高校卒業後、上京し舞台芸術の専門学校に入学。
演技を一から学びます。
卒業と同時にミュージカル「キレイ」のオーディションに合格。
そのオーディションは松尾スズキさんが主宰する劇団の大人計画の入団試験を兼ねたものでおよそ800人の中から選ばれたのは平岩さんただ1人だけでした。
現在、舞台をはじめドラマや映画CMでも活躍している平岩さん。
目標はたとえ小さな役でも輝くこと。
そんな平岩さんが放つ独特の存在感これまでの出演作品からご覧ください。
この書類なんだけどさ。
何の書類ですか?三友企画さんの見積書なんだけどねここ変更になったはずなんだけど。
その件だったら桜井ちゃんにお願いしたんで彼女にどうぞ。
え、でもさ、私桜井ちゃんじゃなくて佐野さんに頼んだんだけど。
でも、私山ほど仕事抱えてたんで。
でも…。
私ぶっちゃけ、ここ1か月まともに寝てないんですよ超忙しくて。
なので彼女に聞いてみてください。
送信っと。
お見合い?にしきやの跡取り息子と?しーっ。
みんなには黙っとってよ。
もちろん。
どげな人?写真見た?まだ。
これから話進めるとこだけん。
ほんなら見に行こうよ。
えっ?和菓子のにしきやなら大市場だが。
どげな人か、顔拝みに行こうよ。
いけん、見つかったら困る。
影からこっそりのぞいたらええが。
今のうちに下見しといたほうがええって。
きゃー。
セクハラせんといてください。
ナミエちゃん?ナミエさんです。
なんでうちだけ敬語使てるんでしょ。
さ、ごちそう作らなダーリンの誕生日ですさかい。
そういう話なん、これ?あんた、うちがピンチのときケツ持つ覚悟ようありゃしませんやろ!ギャハハハハ!変幻自在ね。
いやいや、恥ずかしい。
唯一無二の感じがしますけれども。
そしてアップに耐えられる美しい肌。
白くていいわ。
写真でも登場して気になったのがジャージ姿でぬぼっと立っていたあの写真、高校のときですか?おもしろがってやっていたんですけれども元からレンズに、目が描いてある眼鏡を持っていて授業でそれをかけて受けて先生に突っ込まれるまでかけるっていうのやっていたんですけれど。
こういうことをよくなさっていたの?遊びに行ってました学校に、勉強というよりは。
勉強は全然だめでした。
このころは俳優をやろうと思っていたんですか。
そんなに確信はなかったですね。
おもしろがらせることが好きで。
人を笑わせたり?はい。
みんなでテレビのよくある番組のまねしてごっこ遊びをやろうよって。
でもみんな本気でやってくれなくて。
でもごっこ遊びができるというのは、いちばんの要素だものね。
俳優としてね。
勉強が嫌いで俳優の道だったんですか。
いろいろオーケストラに入りたいとか、漠然とした夢はあったんですけれども。
絵を描きたいとかね。
あったのに何をするにも勉強が必要で、それを避けていったら最後に残ったのが身一つでできるのが俳優。
私もそうだった。
音楽もやりたい、絵もやりたい。
でも全部デッサンをやりたいデッサンをしなさいとか試験があるんだもん。
俳優さんだって勉強してらっしゃる方、いると思うんですけれども。
身一つが。
それで俳優の道なんですね舞台芸術。
舞台芸術学院に行って。
私たちの仲間では舞芸と言ってるんですけれどもご両親は芸能界に行くというと反対されるんじゃないですか。
母親に役者をやってみようかなと言ったら舞芸を紹介してくれて東京に出る気もなかったのに東京に出るみたいになって。
舞芸もお母さん発信?母が入りたかった学校だったんです。
そういう時代もあって親に母は反対されて自分の夢だったものを娘がやりたいと言いだして芸人になるのは大阪にいたらいいけれども俳優になるなら東京に行ったほうが早いからと。
後押ししてくださってお母さんよく似ていらっしゃいますね。
きれい。
母のほうが顔が派手ですね。
派手派手しくないのがまたよさですもの。
高校のときの写真もとてもかわいらしいお嬢さんね。
美人ね。
たまたまです。
いろいろな角度から撮ってベストショットです。
ベストショットのわりにはちょっとピンボケですけれどもお母さんの後押しというのがあって。
でも舞芸にも試験があったでしょう。
書類だったんです。
履歴書を書いて写真を撮って。
演劇学校はとても由緒ある学校ですよ。
取材してまいりました。
舞台芸術学院、どんなところで平岩さんが勉強されていたのがこちらです数々の名誉を輩出してきた学校で60年以上の歴史があります。
市村正親さん、渡辺えりさんそして紙さんの色紙もあるんです。
書いてあることばが一生ギャンブル。
ちょっと男っぽいですね。
舞芸に入学したときに学校の先生に一生ギャンブルをやると思いなさい、役者というのはと言われて。
こういうことやっていらっしゃるんですね。
嫌でした。
これは今お勉強なさっている方ね。
実際の生徒さんですね。
バレエもやるんですね。
みんなやってらっしゃるんですか。
一応授業のカリキュラムに入っていて。
すごいうまい。
初心者じゃないのかもね。
バレエ、日舞の表現を浅く広くやるのね。
狂言、いろいろやらなければいけないんですね。
先生。
同じ先生?はい。
これ、しびれるのよ。
懐かしい。
当時の担任の先生だった大内三朗さんにお話を伺いました。
おとなしいっていうかな私が私が私がって前へ前へ出てくるタイプじゃなかったんですよ。
それが秋の11月の「秋のエチュード」っていう公演があるんですね。
それを平岩君が中心になって…決して器用じゃないと思うけど。
ありがとうございます。
拍手
先生、ありがとうございます。
前へ前へじゃなかったのね。
なかったです。
ずっと子どものころもピンポンと家に誰かが来ると押し入れに隠れたりしていました。
でも、ごっこ遊びは酔っ払いごっこが好きだったんでしょう。
水筒をさげて小学校から帰ってくるときも1人でお茶だけど、お酒のふりをして酔っ払って帰るふりをしたり。
前になかなか出られなかった平岩さんが前に出られるようになったと、先生がおっしゃってましたけれどもきっかけは「秋のエチュード」とおっしゃっていましたけれども。
少しの自信が持てた気がしますね。
自分の中で開いたものがあったというか舞台の上での立ち方というのがすとんと落ちたところを見つけてようやく何か始まった気がします自分の中で。
最初はあれもこれもやらなければいけないものね。
日舞もバレエも経験なしでしょ。
先生は。
怖かったです、2年間あって2年から大内先生が演技の先生だったんですけれども厳しいと聞いていたんですけれども授業の間に流れている緊張感は半端なかったです。
とても自由にされているようですけれどもね。
ようやく開花したころです。
先生がおっしゃったように花開いて。
出会いがあれば花開くと思いますとおっしゃっていました。
ありがたいです。
その出会いの1つに大人計画との出会いがあったんだろうなと思うんですが800人の中から1人。
倍率いくつ?800倍じゃないですか。
ごめん、ごめんね。
しかもこの舞台センターにいるじゃない。
顔がぱんぱんですね。
古田新太さんよ。
篠井英介さんも。
難関を勝ち抜いたオーディションがあったわけですよね、800人。
オーディションで自分をPRするために何かをされたんですがそれがいったい何だったのか。
自己PRをしたんです。
生で見ている方に聞くの。
民謡の独唱だと思う方は青ボタン。
漫談だと思う方は赤ボタン。
楽器の演奏だと思う方は緑ボタンを押してください。
初オーディションだったの?そうです。
初オーディションでした。
生まれて初めてだったの?はい。
入ったら松尾さんが真ん中にどんと座っていて。
犯罪者みたいな顔で。
松尾さん、見た目がね。
怖いよね。
ビビるよね。
オーディションは劇団もそうですし、舞台も毎回俳優さんは、やらなければいけないじゃないですか。
もう本当にオーディションは緊張する。
緊張しますね。
また偉そうにいるんだわ、あの人たち。
演出家の方たちですね。
ちょっと髪の毛を上げてみてとか。
オーディションは9割9分落ちていたもの。
平岩さんも?落ち込んで渋谷のスクランブル交差点のところをとぼとぼと。
だめだったと。
ファックスがきています。
神奈川県の60代の方です。
たまたまシュッシュッてコマーシャルでどや顔部分を見て好きに消臭スプレーですね。
何?この人は、と見入ってしまいました。
60のじい様ですがこのときからファンになってしまいました。
おちゃめで芯が強く人を思う優しさ、神様と。
ゴッドのほうですね。
いや違った、違った紙さんですねこれからも楽しみに拝見させていただきますよ、といただきました。
うれしい。
どや顔と書いてあります。
大人計画の松尾さんが紙さんをどういうふうに見ていたのか。
オーディションの自己PRの結果が出ています。
漫談が多いですね、4374続いて民謡の独唱が1343楽器の演奏が766ですが自己PRで何をしたんでしょうか。
楽器の演奏です。
いちばん少なかったですね。
何の楽器?吹奏楽部でホルンを吹いていた自己PR2分半とオーディション内容に書いてあったんで、何かをやらなければいけないんだと思って、ホルンを吹いてみようと思って持っていったんですけれども当時からみんなニューヨークでストリートダンスをしていましたとか、華麗な自分の経歴を話していて間違えたと思って。
芸をするんじゃなかったんだと。
思ってホルンをやめて、そのまま立って、よろしくお願いします平岩といいます大芸術学院を卒業したばかりですそれから話すことが何もなくてだめだと思ってきょう勘違いをして何かやらなければいけないと思ってホルンを持ってきたんですけれどもごちゃごちゃ話していたら松尾さんが楽器があるならやってよって言ってでも組み立てるのに時間がかかるんですって言って。
組み立ててなかったんですね。
合体させなければいけなかったんですよ。
スムーズにいけば1分でいくんですけれども、緊張していてなかなか、はまらなくてシーンとしていてほかの人がいる中で。
どういう雰囲気だったの?組み立てる時間は。
えんじのジャージを着たかわいそうな子がみんなに見られている中でカチャカチャと緊張しいだったので前の日に遊園地でよくもらえるヒョウのかぶりもののぬいぐるみをかぶって緊張がほぐれるかなと思ってレンズがパカっと開くサングラスをかけたら視界が暗くなるし暗いところは落ち着くんじゃないですかうまく弾けるかなと思って。
ヒョウとサングラスで組み立てていたの?みんなおかしな人が来ちゃったなという雰囲気でそれをかぶらなければできない?と言われてええ、一応と。
「風の谷のナウシカ」を演奏したんですけれども音出しもしていないし、さんざんで何を吹いているかも分からないぐらいで失敗しまくってしまって終わりです、すみませんでした、と言ったら宮藤さんだけが笑って手をたたいてくださったのを覚えています。
あとの人はシーン?クドカンさんだけが?OKって言ってくれて。
これは印象に残ったと思わなかったですか?でも1人ですからね。
あとでそれを聞いたら選考のときに宮藤さんが何かやりなさいという場でやったのはこの子だよねと言ってくれたのをあとから聞いて恥ずかしかったけれどもやっちゃってよかったなと思って。
やってから通知がくるまでに何日間ぐらいあったの?2週間くらいあったかもしれない。
まな板の上のこいと。
絶対だめだと思っていました。
だから電話がきたときはびっくりして。
800人の中の1人に選ばれて。
すごいわね。
私の知り合いも何人も落ちたもの。
「キレイ〜神様と待ち合わせした女〜」は、すごい有名なオーディションだったの。
ご家族は喜ばれたんじゃないですか。
そのとき大人計画が世にこんなに出ていない時代というかぎりぎりでそのミュージカルから大きい小屋でやり始めて皆さんにより知っていただいたので。
お母さんも知らなかったの?最初はどういうところ大丈夫なのと。
公演はお母さんが見に来られたり。
今母の唯一の娯楽でそれが少しの親孝行になっていたらなと思って。
そのお母様から実は手紙を預かってまいりました由美子さんから高畑さんお願いします。
こうして手紙を書いているといろいろなことが思い出されます。
役者を志して、1人上京する頼りなげな18歳のあなたを送り出した日のこと。
高校3年生の夏進路相談のとき、突然芝居がしたい、役者になりたいと言って、みんなを驚かせたこと。
その昔、18歳のお母さんも同じように、芝居がしたい東京の演劇学校に行きたいと言っておじいちゃんに怒られたことそしてあえなく断念してしまったこと。
そこには、やりたいことのために頑張れなかった情けない自分がいました。
あれからたくさんの時間が流れました。
誰もが役者さんになれるわけではないのでやるだけやってだめなときは帰っておいでと言って送り出して16年。
今こうして好きなお芝居を続けることができて本当によかったね。
そして、お母さんができなかったことお母さんの夢を娘のあなたがかなえてくれてとてもうれしく思っています。
でも、だからといってお母さんは自分の人生を後悔しているわけではありませんよ。
東京に行かなかったからこそあなたたち、2人の娘に会うことができたんだものね。
人生に「もし…」はないけれどあなたのおかげでその「もし…」を与えてもらってるそんな気がしています。
本当にありがとう。
これからも体に気をつけて頑張りすぎずゆっくりと加奈らしく歩いていってください。
みんなで応援してますよ。
母より
拍手
ありがとうございます。
ありがとうございます。
泣いちゃいけないと思うんだけどね。
私、全然泣いていないというひどい、ひどいですね。
お母さんの温かい愛をたっぷりと。
お母さんにいつも驚かされてばっかりだから、きょうはこの手紙で驚かすんだって書いてあるんだよ。
ごめんなさいね。
ありがとうございます。
いいお母様ね。
いつも舞台を見て応援してくださっている。
何かおっしゃる?舞台を見ると。
だめなときはちゃんと言ってくれます。
よかったよで、終わるのではなくて気になったところとかいちばん最初舞台芸術学院の発表会で初めて人前出たときは、姿勢が悪いとか、そこから。
でも親のひと言はうれしいね。
響きますね。
お母様、お手紙どうもありがとうございました。
お母さん。
続いてこのコーナーです。
平岩紙さんが5月5日ご出演になります「お葬式で会いましょう」特集ドラマでございます。
生前葬を扱われているドラマです。
舞台はこちらです。
大田黒家。
お母さんの市毛良枝さん演じる靖恵さんが自分が生きている間に、生前葬を、開くというところからスタートします。
平岩紙さん演じるのは次男の、売れない俳優をやっている満島真之介さんの姉さん女房しっかりした妻の役です。
長男の井浦新さんと次男が少し仲がよくないということでてんやわんやになってしまう物語一部ご覧ください。
売れない俳優の大田黒勇は母親から呼び出され久々に田舎の実家に帰ります。
ところが…おそろいのようですね。
ご案内いたします。
おふくろ?姉さん…。
やっちゃん…。
始まったのは生きているうちに自分自身で行うお葬式、生前葬。
母・靖恵が開いたのでした。
お母様はなんで生前葬を開いたのかしら。
なんでって言われても。
はっ!もしかしてさっきお母さん勇とお兄さんを見比べたでしょ?あれつまり、どっちがお母さんのことをより思っているか見ますよってことなんじゃないかしら?で?親孝行のほうにより多くの遺産を譲る気なのよ。
は?そりゃないだろ。
絶対そうよ。
家族のてんやわんやを描いているわけですがなぜ母親は生前葬を開いたのか?そこには、家族に伝えたいある思いがあったのです。
高畑⇒私、実はねスタジオパークの司会をやっているから、先にいただいちゃって見ちゃった。
とてもおもしろかった。
役得でございますが、これは母親と子どもの物語でもあるんですが、テーマが生前葬。
演じられてどうですか?生前葬。
生前葬の存在は知っていたけど身近ではなくてなぜ開くんだろうという疑問はあったんですけどこの本を読ませてもらってお葬式より生前葬のほうがいいなと単純に思いました。
私なんて大いに思っている。
集まってもらったらいいじゃん。
生前葬っていろんなやり方があるんですよね。
私は見たことない。
実際に、テレビの前の皆さんに伺ってみましょうか、生前葬に参加したことがあるという方は青ボタンないという方は赤ボタン私はないです。
もちろん話としては聞いていますが。
私も行ったことがない。
水の江瀧子さんとかされたよね。
私は身近ではないですね。
やり方はいろいろあると思うんですけどね。
今回では、市毛さんは一切しゃべらないという亡くなった人という設定でした。
実際に現場では、どうでしたか?一日のお話なんですけど、家族たちがお母さんに呼ばれて集まってきている。
いろんな家族どうしだけどしがらみとかがあったり何年も口をきいていないとかいろいろ抱えた中、皆集まらされて何をやるんだ、って家族の話、顔合わせのときから何でしょうね。
何かを感じたんですよね。
これは絶対、うまくいく、いい作品になると思って、それは真之介君が。
満島真之介君は満島ひかりさんの弟さんね。
顔合わせで僕は初主演ドラマになるんですといって、それをみんな聞いて真之介君のピュアさやまっすぐさに心が打たれて彼の純粋さを守ろうみたいなそういう作品にしたいみたいなそういう不思議な絆が。
集計結果が出ました。
ええ。
生前葬に出席したことがある方362人。
でもない方が圧倒的に多いですね。
でも、362人もいらっしゃるんですね。
15人ぐらいかと思った。
なかなか珍しいですよね。
現場では、この生前葬では満島さんを中心にまとまっているという、1つの家族みたいな感じで。
スタッフもキャストもすごく皆、仲がよくて、朝から晩まで、同じセットの中でずっとみんなで。
実家で行われた生前葬が舞台だから、スタッフキャストの皆さんもずっと一緒にいるという仏間というんですか。
ある意味、舞台の芝居みたいね。
ワンセットドラマ。
引きの絵が多いというか。
十分成立するというか。
キャストの皆さん一人一人が本当に生きているんです動物みたいにだからどこを撮影してもおもしろくて本を読んだときも、舞台みたいな話だと思って作家の方も劇団を主宰をしている方なんですがだからかなと思ってよくドラマでここで涙を流すとト書きがあるけど、そういうものは一切描かれていないのがすごくうれしくて。
ト書きがあるよりもうれしいものなんですね。
特に自分の場合はなんですけど。
決められちゃうよりも。
決められると意外と泣けなかったり、ここで泣かないといけないんだとなるとそっちに意識がいってしまうので。
言っちゃいけないんだけど、弟とお兄ちゃんが兄弟げんかをするんだけど何をするかと思ったら。
それは言ってはいけません。
言いたい。
おもしろかった、皆さんの発想が新さんと満島さんのね。
満島さんと夫婦の役でいろいろ話しながら関係を築いていったんですか。
みんな優しい方たちでした。
いまだに真之介君の舞台はみんなで日にちを合わせて行ける人だけで行って、ごはんを食べたりとか私が今、舞台をやっているんですけどそれも皆さん来てくださったりとか。
ナイスキャスティングだったのね。
現場での平岩さんをどう見ていたのか聞いてまいりました。
それがたぶん、紙さんの魅力なのかなって思うんですけど。
何か大きく、何かをしているわけではないんですけど…だからその感覚が、僕の中では…最終日がロケだったんですよ。
千葉県まで行って、みんなでロケに行ったんですけど…その数日後に聞いたら…結構寒かったんですよ、海沿いで。
だけど、かぜひくぐらい愛情持ってたんだなと思って。
それを思い出すとちょっと笑えるんですけど。
泣くのかと思ったらね。
ありがとうございます。
現場にいたかった思いが強かったんですね。
そのシーン、みんなは一緒に終わるのに私だけ1つ先に上がっちゃってさみしいなと思って。
でも寒い時期だったんでしょう?普通に私服でモニターの隣に座っていたら記録さんかと思ったって。
5月5日ぜひご覧ください。
朝ドラが終わってすぐです。
「花子とアン」が終わったあとすぐまた放送になります。
ぜひチャンネルはそのままで。
ご覧ください。
そんな平岩さん今、新たなチャレンジをしていらっしゃるんです。
何をしていらっしゃるかというとこういうことです。
かっこいい。
すいませんもう。
今、劇団大人計画をやっているのに劇団をまた作ったという。
そうですね、ユニットのような。
劇団より軽めな。
平岩さんが言いだしたの?言いだしっぺです。
おとなしそうに見えて発信源ね。
今公演中なの?きょうが千秋楽です。
きょうは合間に来ていただきました。
鵜山仁さんの演出ね。
6回目と言っていました。
私も鵜山さんの演出でやったことありますよ。
平岩さんはまたホルンを持っていますよ。
なぜ自分が舞台をやっているのにまた新たに劇団を?これですか。
メンバーが2013年に松尾さんの作品で一緒になったメンバーで小劇場でも、近くの畑でやってきた仲間だったんですよ。
世代も同じで一緒にやったらおもしろいんじゃないかなって。
それはその当時から言っていたの?共演が楽しかったというのもあって飲み会でやったらおもしろくないですかねみたいな。
ちょっと小さい声でね。
そうしたら結構みんなが本気でのってくれて。
でも大変でしょう。
それぞれの劇団のやり方があってそれを一気にまとめるというんですか。
大変なのよ芝居って。
劇場を借りてちらしを作って。
でもみんながそれぞれ分担をして仕事はサボる人がいないというすばらしいメンバーで仕込みとか全部自分たちで。
いつもの劇団のありがたさが身にしみたというか舞台を1本立ち上げるのにこれだけ人に助けてもらってたくさんやることがあってとか鵜山さん、引き受けてくださったのは本当に感謝しています。
同世代どうしでやるというのは発見も違うものがありますか。
いい意味でライバルだしでも刺激になるというか劇団だと先輩がいるのでちょっと寄っかかってしまう気持ち的にそういうところがあるんですが、下で自由にやっていていいんだというのがあるんですが世代が一緒、みんな一緒の位置なので、みんな責任感がそれぞれあるというのが。
両方できるっていいよね。
大変だけど今こんなにお忙しいのに旗揚げして本番中で。
新たな挑戦を続けていらっしゃる平岩紙さんでございました。
続いては、ちょっとお時間をいただきまして総合テレビのこのあとの番組からご案内です。
月曜日。
8時です。
「妄想ニホン料理」という番組MCは当番組のMCの清水ミチコさんです。
外国人の方にちょっとした身近な日本の料理のヒントだけをもとに妄想して外国人の方が日本の料理を作るという番組です。
今回は和菓子に挑戦していただいております。
こちらもぜひ今夜8時からご覧いただければと思います。
平岩さんは本番中だから見られないよ。
そうですね。
公演中だから。
長ぜりふ、しゃべっていますね。
きょう千秋楽だもんね。
頑張って。
ありがとうございます。
最後に視聴者の皆さんから届いた質問・メッセージにお答えいただきましょう。
何でそんなに肌きれいなんですかってきてるかな?きています、東京都10代の方です。
お肌のケア気をつけてることありますか?ときています。
さっきメークさんにびっくりされたんですがケアをしなさすぎお酒も好きで、酔っ払って帰ってそのまま寝たりとか。
持って生まれた肌質は遺伝なのよ。
母親に感謝しています。
千葉県の方からです。
10代の男性の方です。
舞台での本番中、やっちゃったと思ったことはありますか?やっちゃった。
でも母が来る日は母の緊張も伝わりこっちも緊張するんです。
母が来た日に限ってハプニングがいつも起こっちゃってなかなか母が安心して見られない。
レオタードにスカートという衣装だったときも踊っていたらスカートが外れちゃったりせりふがポンと飛んだり。
若いときは何も怖くなくできていたのに30を超えてから。
もしもし、若いですよ。
経験すると逆にね。
せりふが飛ぶとか初めてです。
お母さんが来るときにかぎって。
なま物ですからそれもね。
見ているお客さんはおもしろかったと思いますよ。
栃木県の40代の方です、舞台やドラマでの味のある役見ています、今後どのような役をされたいですか。
何でしょう。
動物と一緒に演技してみたい。
できるかもしれないわ。
犬でも象でもやってみたい。
大阪府の40代の方からです。
劇団生活でお忙しいと思いますが食事はどのようにされてるんですか?すごく素朴な食事をしていますね。
朝は絶対に食べるとか野菜を蒸したり、ささ身とか納豆とか。
きちんとね、私1個聞きたいんですが大人計画の人ってみんなおもしろいじゃない。
何を大事にしなさいと言われたの?どうしたらあんなにおもしろい俳優さんになれるの?いちばん言われることは何?昔いちばん言われたのは勝手に間を取るな。
酔えない人が多いですね、役に。
後ろに行っちゃうというか。
松尾さんにあなた今度ここでやりなさいと言われるからやっているけど、みんな普通です。
終わったらもうちょっと詳しく聞かせて。
間をとるなというのが聞きたかったんです。
おもしろい俳優さんも多いですものね。
メッセージです、北海道の女性の方からです、大好きな女優さんです。
テレビに映る姿を見たら引き込まれてしまいます。
どんな人なのかしらと感じさせるミステリアスさ。
なのにホワホワとしたやわらかい雰囲気を持ち合わせた方でこれからも楽しみにしています。
ありがとうございます。
東京都の方から、30代の女性の方です。
大人計画に紙ちゃんが出演したいちばん最初の公演からずっと拝見させていただいております。
年々器用に七変化していく様に驚いています。
これからもずっと応援していますね。
ありがとうございます。
800人のうちの1人になったその舞台からです。
うれしい。
これから本当に楽しみ。
その存在感がまたね。
引き込まれます。
浮世絵のようだとも言われていました。
そんなことば初めてもらいました。
ますます楽しみです。
5月5日ぜひご覧ください。
2014/04/28(月) 13:05〜13:53
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 平岩紙[字][双]

ゲスト:平岩紙、司会:高畑淳子、伊藤雄彦アナ  ▽小さな役でも存在感!爆笑の劇団入団伝説?

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】平岩紙,【司会】高畑淳子,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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