あさイチ「気づいてますか?“子どもの貧困”」 2014.04.28

ごきげんよう。
さようなら。
生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
イノッチ⇒4月28日、月曜日の「あさイチ」です。
何を思って買って出たのかということは、何か考えがあるんですかね。
有働⇒いち早く蓮子さんが手をあげるのではないかと予想しましたけれどもね。
手をあげてってね。
薫子さんが何役なのか。
まさかのジュリエットなのか。
配役されるんですか。
そんな感じなんですけれども楽しみです。
ゲストは、室井佑月さんと金子貴俊さんです。
まずは山田君、お願いします。
山田⇒けさの話題は奨学金が返せないです。
ちょうど、この春に奨学金の手続きをして受け取り始めるいう大学生も多いと思うんですけれども、この数字を見てください。
33万人。
これは最も多くの大学生に奨学金を貸し出している日本学生支援機構から受け取ったものの滞納している人の数なんです。
これは一日でも滞納している人も含んでいます。
もしかしたら、もう払っている人もいるかもしれないけれども遅れている人。
滞納している人の数なんですが、今奨学金を返せない人が増えているんです。
先月、奨学金が返せない若者の増加を訴える集会が開かれました。
学生を支えるはずの奨学金が年々、彼らを追い込んでいるというのです。
実際に、大学を卒業してから奨学金の返還に困っている人を訪ねました。
こんにちは。
こんにちは。
NHK「あさイチ」の山田といいます。
よろしくお願いします。
国立大学に通う4年間日本学生支援機構から奨学金を借りていたAさんです。
幼いころから父子家庭で育ったAさん。
父親が16歳のとき行方不明になり親族の支援もありませんでした。
Aさんは高卒で働こうとしましたが就職先が見つかりませんでした。
そこで、奨学金を借りて何とか大学進学を果たしました。
しかし、その奨学金の返還がのちのち重くのしかかってきたのです。
Aさんが返す奨学金の支払い計画書です。
毎月およそ2万6000円をあと18年2032年まで払います。
問題なのは収入とのバランスです。
Aさんは現在、1年契約の非正規職員として働いています。
手取り収入は月20万円ですが職場への交通費も出ないため家賃・生活費含め支出は17万円。
節約のため友人とルームシェアをして暮らし家電製品はほとんど、もらいもの。
この生活で月々2万6000円は痛い出費です。
より安定した生活のために選んだはずだった大学への進学。
その選択が、今Aさんを苦しめているのです。
Aさんが奨学金を借りた日本学生支援機構はこうした現状は認識しつつも運営のためには返還を求めざるを得ないといいます。
金子⇒厳しい状況ですね。
でも、あそこまで利子があるとやっぱり返済するのも難しいのかなというのがありますけれども。
室井⇒まず2つ問題があると思って、1つは利息が高すぎるということですよね。
支援機構というのだから、利息はあそこまで取っちゃいけないと思うんですよ。
もっと組織をコンパクト化して回せるお金を大きくすべきだと思うし。
あともう1つは、企業は自分たちでお金をため込んで社員たちにきちんとお給料を安い金額しか払っていないから生活が回っていかなくなるということの2つがあると思うんですよ。
利子に関してですけれどもとらなければいけない理由というのがあるんですかね。
山田⇒年々、奨学金を受けとる学生の数も増えてきていて学生支援機構自体も銀行からお金を借りているという状況もありますからそういうところでも利子が発生してくると、補っていかなければならないということがあります。
あとの学生たちのためにも取っていかなければいけなくなってしまったんですか。
室井⇒みんなが返しやすくなれば回ると思うんです。
支援機構職員の数を減らすとか。
利息が高くなれば何のために学生に貸すお金か分からないですよ。
有働⇒利率は低いんですよね。
山田⇒学生支援機構としては救済の措置は用意しています、まず返還猶予と減額返還ということで返還猶予というのは最長10年間、返還期限を先延ばしにできる制度です。
減額返還というのは、一定期間1回あたりの返還金を半額にするということです。
これは救済措置ではあるんですが返還を先送りするだけ。
結局は払わないといけないということですからね。
室井⇒また利息で高くなるんでしょう。
返さなければいけないことには変わりありませんね。
有働⇒うちのスタッフでも奨学金を借りることで勉強ができて返すのは大変だけれどもありがたいという人たちもこのフロアでもいっぱい働いているんですけれどもなぜ今こういう問題になっているんですか。
山田⇒奨学金を必要としている人が増えてきている。
その裏には経済状況がありまして借りざるをえないという人が今、増えてきているんですよね。
今みたいな状況だとしょうがないなと思うんですけれどもちなみに3か月以上滞納してしまうと信用情報に傷がつくので、例えば将来カードが作れないとか住宅ローンを組めないとかいう可能性が出てきます。
払い終わっても信用に傷がつくこともあるということなんですね。
金子⇒借りる前によく考えたり周りの人に相談するべきですね。
そもそもの制度は、大学を出たら、しっかりとお給料をもらって、しっかりと返すということを前提にした仕組みなんですよね。
有働⇒大体、大学を出たら正社員に雇用されるだろう、景気も上がってお給料も上がっていくだろうということなんですかね。
山田⇒それを前提にしているので今の経済状況を考えたら変えていく必要があると思いますね。
奨学金の現状についてお伝えしました。
続いてですが奨学金問題にもつながっているこちらのテーマです。
皆さん、子どもの貧困って知ってますか?街の多くの人が知らないと答えた子どもの貧困。
家計が苦しく、学校に必要なものがそろえられない栄養ある食事が取れないなど子どもらしい生活ができない。
実は今およそ6人に1人の子どもが貧困の状態にあると言われています。
小学5年生のこちらの少女は食事や入浴が満足にできない生活を1年以上送っていました。
体調を崩し、通学もままならなくなってしまいました。
生活が崩壊したきっかけは父親の失業と母親の病気です。
お風呂には何か月も入れず食事はカップ麺ばかりだったといいます。
家庭の中で人知れず奪われていた子どもらしい暮らし。
異変に気付いた福祉関係者の手助けで、行政の支援が入ることになりました。
外からは見えにくい子どもの貧困。
しかし、子どもたちが出す僅かなSOSをつかんでいる人もいます。
「あさイチ」のアンケートでもおよそ2割の人が子どもの窮状に気付いていると回答しています。
おなかが空いていることが多い電気を止められた話をしていた進学を諦めているなど気になるシグナルはさまざまです。
しかし、気にはなっても立ち入れない難しさがあるという声がほとんどでした。
金子⇒まず6人に1人が貧困というのは今まで知らなかったので、でも気付かないですよ。
町を歩いていても子どもたちがきれいな格好をしていますし。
確かに。
こういう状況なんだなというのがさっきの奨学金の問題もそうですし。
室井⇒そんなにびっくりすることもないですよね、今貧困の人数がすごく増えてきていますものね。
アメリカでは3人に1人が貧困なんですよ、子どもの。
だから加速する可能性がありますよね。
有働⇒子どもが貧困だと、どういうふうになっていくのかということを見ていきたいと思います。
三輪さんお願いします。
三輪⇒子どもの貧困、金子さんのように、なかなかピンとこないと言う方も多いかもしれませんが、実は日本では新しい概念なんですが、国も対策に乗り出しています。
ことしの1月には、こんな法律子どもの貧困対策法というものも動きだしたんです。
きょうは子どもの貧困について考えていきたいと思うんですが、厚生労働省によりますと貧困状態にあるという子どもは年々増えていて現在15.7%。
24年前と比べると1.4倍に増えているんです。
15.7%というのが6人に1人という数にあたるんですが、これは標準的な手取り年収の半分で生活している世帯の子どもたちの割合のことなんです。
もちろん家庭によってさまざまですので一概には言えないんですけれどもこの中には、ごはんが満足に食べられないとか学用品がそろえられない進学を諦めざるをえないという子どもたちが多くいるという現状なんです。
有働⇒なかなか経済的な問題は入りづらいじゃないですか。
もし分かったとしても。
これだけ増えているということはそこをどういうふうに考えることができるかということですよね。
これについて、みんなで話し合っていきたいですね。
皆さん、ご意見や質問をお寄せいただければと思います。
三輪⇒まずは貧困が子どもにどのような影響を与えるのかご覧ください。
以前「あさイチ」でご紹介した3人の子どもを育てるシングルマザーのAさんです。
派遣社員として働くAさんの月収は10万円。
家賃の6万円と生活のために借りたローンの返済3万円を支払うと手元にはほとんど残りません。
当時、電気代やガス代は3か月以上滞納していました。
そんなAさんの子どもたちの暮らしぶりを取材しました。
食事は、支援団体や近所の人からもらう食べ物が頼り。
食料が底をつき1日1食で済ませる日もあります。
小学4年生の長女は平均より痩せ形。
少ない服を着回しているといいます。
節約のため寒い日でも暖房器具を使えず我慢していました。
小学6年生の長男は週末のサッカークラブを楽しみにしています。
しかしスパイクが小さくなっても買い換えることができず不自由を感じています。
母親も、こうした暮らしからなんとか抜け出そうと試みています。
この春、少しでも収入の高い職に就けるよう職業訓練校に通い始めました。
しかし、通い始めてすぐに子どもたちが相次いでインフルエンザにかかり、授業を数日間休むことになりました。
このままでは資格が取れないと母親は結局、病気の子どもたちを置いて授業に出ることにしました。
抜け出せない厳しい暮らしの中で成長期の子どもたちに我慢が強いられています。
室井⇒スパイクを買ってあげよう私が。
そういう問題じゃないよ。
今できることだから。
でもこういう家庭がいくつもあったら、そう思っちゃうじゃないですか。
きりがなくなってきちゃうんだなと思うと、ちょっと立ち入れない。
ここの家ではまだお母さんが子どものことを、まだ見ているじゃないですか。
もっと、今危ない家庭っていうのは本当にお母さんが子育てをするという余裕が全くなくなっちゃって基本的な朝起きられなかったりね。
夜起きていたりとか。
それは貧困とはまた別に貧困じゃなくてもそういう家庭があったりするところがあるから。
でも大体、母親が余裕をなくす理由というとお金のことであることが多いことがありますよね。
有働⇒その辺りも含めて専門家とともにお伝えしていきたいと思います。
子どもの貧困問題に詳しい立教大学教授、湯澤直美さんです。
必ずしも経済的な状況が子どもに影響するということでもないと思うんですけれども仮に、経済的に苦しい環境にある場合って、具体的に子どもにどういう影響が出やすいですか?湯澤⇒子どもたちは本当に今成長して発達する存在だということが重要なことですね。
今、ビデオの中にも出てきたのですが衣食住という、本当に生活の基礎的な部分が厳しい状況にあるとやはり健康に影響が出てくるということがあります。
これは自治体によっては子どもの医療費の負担ということもありますから病院に行けないとかそういうこともありますね。
そして子どもにとっては学力の獲得はとても重要なことになってくるんですけれども、これもいろんな要因がありますが、例えば自分の勉強机がない部屋が1つしかないという環境のこともありますし、塾に行けないということもあれば本当に生活全体が親子で疲れ切っていて、いろんな複雑な中で登校の日数が減っていって追いつけなくなってしまうということもあります。
そして、これがなかなか理解されにくいところではあるんですが経験ということがあります。
皆さん、子どものころに誕生会に呼ばれるということはみんなあることですよね友達の。
ですがプレゼントが買えないから、断ってしまう。
自転車でみんなで集合して遊びにいこうというときにもでもうちには壊れた自転車しかない、自転車がないとか修学旅行の経費がお金が積み立てられない、そうすると友達関係も、とても大きなことなんです。
先ほど話にも出てきましたが、親子関係で親御さんも、すごくストレスがいっぱいありますし健康面を害してそういう中には虐待的な関係が起こりうる。
親御さんの責任ではない環境的なところが大きいと思います。
そういうことが積み重なっていたときに貧困の恐ろしさというのは孤立をしていくということなんです。
孤立している状態で子どもたちが生きるということがどんなに大変なことか、そしてもう1つが将来にわたる影響つまりは進学の機会、就職の機会あるいは結婚ということも含めて子どもの将来にわたって影響を及ぼしていく可能性があります。
孤立というのはどういうことですか、学校の中でですか、社会でですか。
学校の中でもそうですし地域社会活動範囲が狭まるということは皆さんが普通に体験できている。
どこどこの公園にいこうということもできなくなってくるわけですし、交わる機会そのものも乏しくなってしまいます。
金子⇒交わろうとする自信も失われるかもしれませんね。
時代が全然違うかもしれませんが僕らの子どものときは自転車を持ってない子が走ってついてきたりもしましたし、プレゼントも自分で作った、わけの分からないものだけどプレゼントの中に混ざっていたりしていたこともあるけどそれは親がいいから行ってきなさいという感じだったのかなと思いました。
今はゲーム機で、いろんなものを持っているのが当たり前ですよね。
ゲーム機なんて、後ろで指をくわえて見ていました、早く回ってこないかなって。
今は高価なものになっていますから全然違うわけですね。
でも、ないということを恥ずかしいと今こうやって作ってしまうことのほうがよくないんじゃないですか。
なくてもいいというふうに思わせていかないと。
子どもが生きづらい。
室井⇒いちばん、孤立して何が問題かというと情報だと思うんですね。
例えば全然お金がないと、そのときに行政にいったら即金で少し借り入れる借りられる制度があるとかそういうものを周りで教えてくれる人がいなくてそういうこと。
あとは子どもを急にたたきたくなったりしたときに、どこに行けば相談できるかという情報がないことだと思う。
お母さんたちの孤立ということもありますね。
そういう情報は今インターネットで入手できますけれどパソコンが家にない、そういう情報手段も奪われているということがあります。
有働⇒朝ドラの「花子とアン」みたいに容姿から見て、この子はちょっと困っているなと分かれば別ですが、さっき金子さんもおっしゃいましたが、今みんなきれいな服を安く買えて分かりづらいという問題もあります。
リサイクルの古着屋やファストファッションとかもありますしあるいは100円ショップでいろんな学用品も購入できるということがあると周囲から見るとまだ分かりにくい、しかし発見する目がある人には分かるわけですね。
三輪⇒時代も違って見えにくいというところもあると思いますが中には子どもの僅かなシグナルをつかんでいる人もいらっしゃるんです。
「あさイチ」でアンケートしたところによると周囲に家計が厳しそうという子どもがいると答えました。
ただ気付いてもなかなか立ち入れないという意見が多かったんです。
アンケートに回答を寄せてくれた千葉県の主婦にお話を聞きました。
鈴木正子さんは貧困の問題は、お金が絡むので立ち入りにくいといいます。
鈴木さんは中学生の息子の同級生の様子が気になっているといいます。
夕方、コンビニで買い物をしている姿をたびたび見かける女の子です。
おしゃれをしたい年頃なのにいつも学校のジャージーを着ています。
ある日、鈴木さんは声をかけました。
何買いにきたの?パンだけど。
夕ごはん?うん。
菓子パンを夕飯にしていることを知り鈴木さんは女の子のことが心配になりました。
ママ友の話では女の子の母親は過労で体を壊し家に閉じこもっているといいます。
息子からはその子が遠征費を払えず部活を続けられなかったという話まで聞きました。
女の子を見かけるたびに鈴木さんは大丈夫かなと様子をうかがっています。
でも、何もできずにいます。
一方、様子がおかしいと気付いても親の手前、深くは関われないと答えた人もいます。
山形県で地域ボランティアをしている中村恵二さんです。
私は誰?中村さんは5年前から地域を回って無料で子どもたちに紙芝居を読み聞かせています。
中村さんが心配な子どもと出会ったのは3年前の夏祭りのときです。
親子連れが行き交う中幼い子どもが2人だけで歩いていました。
屋台のお菓子を買うこともなくどこか寂しそうでした。
中村さんは紙芝居を見にきた2人に声をかけたといいます。
2人は、きょうだいでした。
きょうだいは、夜遅くまでずっとその場を離れませんでした。
以来、中村さんがその地域に行くたびに必ずやってくるといいます。
近所の人の話では子どもたちは母親と3人暮らし。
生活に困っていて、近くに親しい人もいないといいます。
子どもに関する痛ましいニュースを目にするたびに中村さんは子どもたちにどこまで立ち入っていいのか悩んでいます。
金子⇒でも、それでもやっぱり会話が生まれるということは子どもの心をケアすること誰もができることだと思いますが大切なことですよね。
僕も16歳のときに父がやっていたお店が潰れちゃったんですよ。
1人暮らしを始めて苦しかったんですけどそういうときに僕の父が祭りの会をしていたので祭りの会の人たちにすごく支えられたんです。
大丈夫か?って声をかけてもらったりお金がなかったら食べにこいよとごはんを食べさせてもらったり地域のつながりや声がけというのがたぶん誰もができることなんじゃないかなと。
あのおじちゃんのところにいけばとりあえず話し相手になってくれたり話を聞いてくれたりということが大きいかもしれないです。
有働⇒ファックスがきています。
埼玉県30代の方です。
私の小学校2年生の子どもが、ある日Aちゃんって臭いんだよ、と突然言ってきて周りのお母さんたちに詳しく聞いてもらうとその子のお父さんが、事業で失敗し長距離トラックの運転手なって母親は借金を返しているためAちゃんは家でお留守番していました。
何か話したいのですが、人の家庭に踏み込んでいいのか話し合い中ですということです。
三輪⇒アンケートにはほかにもこんな声が寄せられていました。
支援は行政の仕事なんじゃないの、とか結局は親の責任でしょ自分の子育てで精いっぱいでほかの子にまでかまえない。
例えば両親が留守をしているときにうちにおいでよと言っても両親と連絡を取れなかったら大変だし継続的に続けられるのかといえば。
室井⇒あとは変な話なんですけれどお金がなくて大変だ、と言って貸してしまったりするでしょう。
そうするとさすがにもうだめだといって生活保護を受けるときだったり役所に行ったりすると借りていたという事実があったらまた借りれなくなってしまうんですよね。
ずっとその家庭を面倒を見続けることができるかどうかということがありますよね。
子どもが、経済的に困っていて何かしたいんだけどというときにはどうしたらいいんでしょうか。
自分が何かができないとなると。
大事なのは子どもですよね。
室井⇒子どもにスポットを当てても親を変えないと例えばお風呂ぐらいだったら余裕があれば入っていないとか、入っているとか分かるでしょう。
でも親が生活が苦しくて、全然子どもに目をかける余裕がなくなっているからもしかするとなんだけれど親を責めることではなくて、親のサポートかもしれない。
本当だったらやってあげたいという人もいますからね。
どうしてもできないっていう人もいるでしょうしその中でもやっているんだよという人もいるだろうし。
三輪⇒どうすればいいんだろうということですけれども自分から気になる子どもたちに1歩踏み出した主婦がいますご覧ください。
東京・豊島区に暮らす栗林知絵子さん。
今から3年ほど前、栗林さんが気にかけていた男の子がいます。
今、都立高校に通う健一君です。
高校を受験したころ、栗林さんが食事や勉強の世話をしていました。
栗林さんが世話をするようになったきっかけは近所で顔見知りだった健一君とスーパーの前でばったり会ったことでした。
健一君は、夕食のためにお弁当を買ったところでした。
栗林さんが何気なく受験勉強について尋ねると健一君はつぶやいたといいます。
健一君はいったんは別れたもののすぐに栗林さんの家を訪ねてきました。
それから毎日、栗林さんはかつて自宅で事務所として使っていた部屋に健一君を呼んで勉強を見てあげることになりました。
勉強を教えるうちに、健一君は母子家庭で母親は働きづめ。
それでも余裕のない暮らしを送っていることが分かってきました。
栗林さんはそんな健一君に寄り添い分数や小数の計算など基礎から勉強を教えました。
自分1人では教えきれない内容が出てくると知り合いの大学生に頼み込み受験に備えました。
家で食事を作ってもらうことがほとんどないという健一君のために夕食も用意しました。
健一君と栗林さんの何気ない会話から始まった勉強会。
健一君は、その後めきめきと学力を伸ばし都立の高校に合格することができたのです。
金子⇒栗林さんみたいな方がたくさんいたらいいなと思いますね。
子どもたちにはいい大人との出会いというのができる場というか、そういうチャンスがいっぱいあったらいいなと思うんですよね。
三輪⇒VTRに登場していただいた栗林さんにスタジオにお越しいただきました。
栗林知絵子さんですよろしくお願いします。
有働⇒ファックスがきています。
おばあ様に育てられたという方です。
子どもの貧困に気付いたときの声のかけ方、対処方法はどんな支援をしたらいいのか、教えてくださいというふうにいただいています。
栗林さん自身もお子さん、それから、親御さんにどのように接していらっしゃいますか。
栗林⇒うちの子も小学校に上がって、いきなり地域に1人できのうまでは私と一緒に行動していた子どもが、突然1人で6時まで、遊びに行って帰ってこないわけじゃないですか。
そのときにすごく不安でやっぱり地域のお母さんから自分の子どもが心配だったら、ほかの子どもにもいっぱい声をかけなさいと言われてこの地域はそうやってほかの人がちゃんと、あなたの子どもに声をかけて見守っているからあなたも地域の子どもみんな見守ったらどう?と言われて自分の子どもが小学校1年生のときからやっているうちに本当に地域の子どもみんな顔見知りの子どもとか知ってる子どもが増えてそこからやっぱりSOSというか何かあったときのことばがちょっとこれは、ということばが気になるようになってきたんです。
声をあげやすい状況なんですね。
三輪⇒健一君のお母さんにもお話を聞けていますのでそちらをご覧ください。
そんなとき、栗林さんの存在は健一君だけでなく自分にとっても大きな助けだったといいます。
室井⇒このお母さんの状況は大変だったと思うんだけど私が1個アドバイスできるとしたら前も後ろも分からないぐらい、せっぱ詰まっているとしたらもう少し頑張って結局、今の状態を変えたかったらこのままだったら自分だけではなく息子さんも同じ状態が長くなってしまうわけでしょう12時に帰ってきても、朝と夜にどこまでやったかと勉強のチェックとかできるんだよね。
そんなの30秒もかからないじゃない。
それはつらくてもやるの!それは私はこういうふうになっているお母さんにはアドバイスしたいな。
だって自分がすごく大変なよりも子どもたちが、大変じゃなくなるほうがいいじゃない。
そこだけちょっとふんばらなくちゃ。
その辺は栗林さんもお母さんも。
お母さんとどんな話し合いの中でうちで預かりますよとかうちで面倒見ますよという話でうちはそういうの必要がないですからと言うお母さんもいると思うんですよね。
今の健一君のお母さんは、お願いします助かりますというふうになりましたけれど健一君は高校に入学したわけですけれどもそういう親御さんじゃない方もいらっしゃるわけじゃないですか。
栗林さんはどうやって踏み込んでいるんですか。
栗林⇒健一君も最初からよかったわけではなくて健一君は海で溺れているような感じだったんです。
結局、そういう子どもは岸までどうにかしなくてはいけないと思って岸にあがるころにはお母さんにつながっていたということなんです。
最初は本当に彼が来てそのときにはお母さんに聞いたの?お母さん知っているの?と言ってもそういうような環境というかそういうことではなくて毎日毎日、きょうお母さんに言ってきたと聞いてもお母さんは何やら毎日同じような時間に2時間も出かけてどこに行っているんだろうと思っていないかなあとかそういうやり取りが何度も何度もあって9月ぐらいから勉強をサポートしてお母さんにつながったのは実は12月21日なんです。
それまでお母さんも何やら地域の方が勉強を教えてくれているみたいだというところからお母さんもどんどん自分の子どもがやっぱり地域で受け入れられているというところからお母さんもだんだんその子に向き合えるように私との関係はないんですけれども家で向き合えるようになっていったらしいんです。
室井⇒すごくいいケースだと思うけれど、私はやっぱり個人では限界があると。
全部がそう、いいケースにはならないと思うんです。
もっと小さいお子さんでうちに呼ぶじゃない?そうしたら夜は送りに行っても携帯もつながらなくてずっとわが家でいるということができるかということなのよね。
やっぱりどうにかそれはもっとみんなでできるようにしたほうがいいよね。
大人たちの責任になると思いますね。
栗林さんはすばらしいと思いますよ。
ではお伝えします。
健康保険が適用される診療と、適用されない診療を併用する混合診療を巡って、政府内では、あらゆる医療機関での実施を認めるべきだという意見がある一方で、安全性の観点から大規模な病院での実施に限るべきだという意見もあり、調整が続いています。
政府は、混合診療を巡って健康保険の適用範囲の拡大を検討していて、6月をメドにまとめる新たな成長戦略に反映させることを目指しています。
これについて政府の規制改革会議は、日本で承認されていない薬の投与など、患者のニーズに速やかに応えるため、患者と医師が同意すれば併用を認める選択療養という新たな仕組みを設け、あらゆる医療機関での実施を認めるべきだと主張しています。
これに対して厚生労働省は、診療行為の安全性と有効性を確保したうえで患者のニーズに応えるためには、今の仕組みのもとで併用を認めるかどうかの審査にかける時間を短くすれば対応できるとしています。
そして安全性の観点に加えて、臨床データの蓄積や分析などを効率的に進めるためにも、混合診療は、十分な設備や態勢が整った大規模な病院での限って実施に限るべきだとしています。
このように、実施する医療機関についても、あらゆる医療機関で認めるか、大規模な病院に限るかで意見が分かれていて、調整が続いています。
政府は、ことし6月をメドに策定する新たな経済の成長戦略の中で、企業に女性の登用を促す政策の一環として、上場企業などに対して有価証券報告書で、役員に占める女性の割合の明記を義務づける方向で、検討を進めることにしています。
政府は2020年までに企業の役員や管理職などに占める女性の割合を30%程度にすることを目指していますが、このうち役員の女性の割合は、フランスが28%、アメリカが16%などとなっているのに対し、日本の上場企業では1%と、大きく差があるのが現状です。
このため政府は、企業に女性の登用を促す政策の一環として、他社と比較しやすくなるように上場企業などが経営状況を開示する有価証券報告書に、役員に占める女性の割合の明記を義務づける方向で検討を進めることにしています。
さらに上場企業が証券取引所に提出するコーポレート・ガバナンスに関する報告書にも、取締役会や経営会議の男女別の構成を記載するよう働きかけを強める方針です。
こうした内容について、政府は、ことし6月をメドに策定する新たな成長戦略に盛り込みたいとしています。
全国の天気、雲の様子です。
日本列島に雲が広がってきています。
西日本や沖縄には、低気圧や前線に伴う雨雲がかかっている所もあります。
きょうの天気です。
九州は一日雨で、九州南部では激しく降る所があるでしょう。
中国、四国は昼前後から雨。
近畿は夕方から雨となりそうです。
イノッチ⇒きょうは子どもの貧困についてお伝えしています。
有働⇒すでに700通を超えるメールやファックスをいただいています。
栃木県の40代の方です。
私の家もすごく貧乏です。
旦那の給料が毎月減ってきて、主婦のフルパートと変わらない金額になっています。
私の娘小学1年生で、ひな人形も買ってあげられません。
室井さんの言うとおり、お金がないと心に余裕がなく毎日イライラしています。
娘には貧乏を感じさせないようにしています。
長野県50代の方です。
私は両親の破産のために各地を転々として、義務教育も受けることができませんでした。
子どもたちが平等に安心な生活を受けられるように周囲も含め、切に環境を考えるべきだと思います。
埼玉県10代の方。
生活保護世帯の方にボランティアで勉強を教えています。
問題なのは貧困は連鎖するということです。
生まれた家庭によって今後の人生が決まってしまう、これが日本の現状です。
それから鹿児島県40代の方です。
私は父子家庭に手を差し伸べた経験があります。
ですが、そこの女の子からは陰口でよけいなお世話おばさんと言われていました。
生理用品やブラジャーを買いにいこうと提案したり染めた髪の毛を戻すものを買い出しに行ったり、でも結局はよけいなお世話だったのです。
いまだに心に残る出来事です。
父親は子どもに無関心受け入れる痛みを考えてまでやろうと思いませんということです。
室井⇒男の人が女の子がかわいそうだと手を差し伸べてごらん。
やばい人だと言われるよね。
親切で、そんな気持ちなくやっていてもね。
三輪⇒主婦が1人でやろうと思うと抱えきれない部分があると思うんですが、こういった方法ではいかがでしょうか。
栗林さんは、去年3月地域の人たちとともに子どもだけでも利用できる食堂を開きました。
お−、こんにちは!やってくるのは、経済的に厳しい家庭の子どもだけではありません。
ひとり親家庭で、みんなで食卓を囲むことを知らない子や人間関係が苦手な子地域で暮らす親子は誰でも受け入れています。
子ども食堂が開かれるのは月に2回。
自宅でパンのお店を開いている人が調理場や食堂を提供しています。
調理は、地域の主婦たちが買って出てくれました。
食材は有機農家からの寄付や国などからの助成金で賄っています。
この日のメニューはちらしずしに副菜と、あさりのみそ汁がついて一食300円です。
料理や片づけなどの手伝いをすれば、子どもは無料で食べることができます。
この食堂で救われたという親子がいます。
倉田えみ子さんと娘の美紀さん、小学6年生です。
母親のえみ子さんは、介護福祉士。
子育てのため長時間働くことができずパートです。
ひとつき、10万円以内で生活しなければならないこともしばしばだといいます。
いただきます。
実は美紀さんは小学2年生のころから学校に行けなくなりました。
母子家庭であることをからかわれたことがきっかけでした。
経済的にも苦しい中親子は追い詰められ家に閉じこもる日が続くようになりました。
(着信音)そんな親子を家から誘い出したのは栗林さんでした。
栗林さんは知り合いから紹介された倉田さん親子をオープンしたばかりの子ども食堂に誘ったのです。
最初は、恐る恐る来てみたという倉田さん親子。
こんにちは、お久しぶりです。
2人にとって多くの人たちと触れ合える貴重な場になりました。
分かりました。
美紀さんは、主婦たちに料理を教えてもらったり同じような環境の子どもと一緒に手伝ったりするうちに明るさを取り戻していきました。
この日は美紀さんが描いた絵を元に、みんなで子ども食堂の看板を作っていました。
こちらが、その絵です。
カエルをモチーフにしたおせっかえるです。
彫っているのは最近子ども食堂に通うようになった男の子。
地域の人たちが勉強をサポートしました。
この春、高校に合格し将来は家具職人になることを夢みています。
色付けは美紀さんの担当。
カエルの色は心の温かさをイメージしたピンクにしました。
口元にはごはん粒。
子ども食堂で食べたごはんを表しています。
自分自身が、地域の人たちのおせっかいに支えられてきた感謝の思いを込めました。
すばらしいですね。
室井⇒栗林さん、やるじゃん。
きっかけというのは何だったんですか?この場所を作ろうと思ったきっかけは。
栗林⇒私が、健一君をまず支えようと思ったんだけれども自分1人で、どうしていいか分からない。
私自身が、ある意味孤立したんですね。
それで大学生に、お願い助けてみたいな感じで、一緒に勉強教えてもらったりだんだん受験が近づくにつれて落ちたらどうするの?とかも言われるわけですよ。
そのときに分かってもらえるような地域の仲間にこんなことを始めちゃったんだけれども、という話をしたところあなた、それは1人で支えることないでしょうということでつながりが。
彼がいたおかげで私たちのこのサポートのつながりができたんです。
室井⇒彼女がちょっと学校に行っていないというのは、なんで分かったんですか?そのサポートのつながりの中である人が彼女を支援していたんですね。
そして、彼女の存在を私が知り子ども食堂みたいな。
結局、健一君がコンビニのごはんを1人で食べているというところから、みんなでごはんを食べられるところを作ればいいじゃんというところから子ども食堂になって学校に行けない子どもがいるならそこで一緒にごはんを作ってもらえればいいじゃん、みたいになって。
逆に私もみんなに支えられて、子どもたちにも支えられているというか。
持ちつ持たれつの関係というのがどんどん広がっていったという感じです。
単純に300円でごはんが食べられる場所ということではなくて、周りのつながりとかある意味、おせっかいを焼いてもらうことによって結構、愛情をもらっていると思うんですよね。
それが原動力になって、母親がお金がなかったから助けてやろうみたいなビッグになってやろうみたいに思えればいいですよね。
原動力となれば。
三輪⇒栗林さんの地域ではパン屋さんや、お料理を作っていた主婦の方、いろいろな方が関わっていて子どもの遊び場といって今は焼き芋を焼いているところだそうですが、地域の大人が遊びを教えたり安全を見守る、子どもの遊び場や無料学習支援学生ボランティアや主婦が子どもたちに勉強を教える無料の学習支援そして、さっきご紹介した子ども食堂があります。
室井⇒おせっかいなおばさんと雷おやじみたいなのがいるね。
必要だと思う、本当に。
いい地域になるよね。
有働⇒質問がきています。
子どもに関わるということはその親や背負っている環境にも関わることだと思います。
その点で気をつけることは、紙芝居の方の親の尊厳ということばに考えさせられています。
栗林さん、湯澤さん、気をつけていることはありますか。
栗林⇒私はとにかく尊重すること。
お母さんは一生懸命やっている。
だから子どもには、お母さんよくやっているねお母さんえらいねというふうに。
決して何やっているんだろうというメッセージは届けない。
湯澤⇒このことが貧困にさらされている当事者の方だけではなく、私たちの問題でもあるというまなざしを持っていくことがとても大事かなと思います。
教育費の負担も大きい、いろいろな社会の矛盾がそこに凝縮されているわけですから、その子と一緒に解決していくことは、私たちみんながよりよい社会で生きていく道筋をつけてことになりますね。
まずは何から始めていけばいいと思いますか?湯澤⇒地域でいろいろな活動が始まっています。
今あるような活動や、それから例えば夜間に1人になっている子どもたちを預かって、一緒に食べたり、おふろに入ったりという活動もあります。
PTAで子どもの貧困とは何だろうという勉強をしたり就学援助制度というものもすごく大きな制度なんですが知らない人も多いので、みんなで勉強会をやろうを知っていこうという取り組みなど一つ一つの創意工夫の中でできていることがいっぱいありますね。
無理だよ、難しいよとなるよりはまず話をしてみんなで話をしてみるということが大事なのかもしれませんね。
湯澤⇒包容力のがある地域社会ということが、きょう見たVTRの中でもあったんですがそういう社会はどんなリスクにも強い社会になっていくと思うんです。
震災の起きたときにもみんなで助け合う基盤ができるわけですから地域作りというのは大きなことだと思います。
有働⇒皆さんからもいろいろな意見があります。
後ほどご紹介させていただきます。
このテーマですが、Eテレで夜8時からの「ハートネットTV」でも取り上げます。
こちらもご覧ください。
続いてはこの人。
小堺⇒初めての独り立ちはかっぽう着。
あの人、小堺翔太です。
きょうから1人です、頑張ります。
頑張ってください。
お世話になります。
きょう僕がどこに来ているかといいますと長野県の最北端にある栄村というところでございます。
とてものどかないいところなんですがこちらの栄村にあります加工品の加工場に来ています。
こちらの栄村は県内でも有数の米どころなんですが、そのお米を使った郷土料理をご紹介します。
あんぼというおまんじゅうなんです。
おいしいお米を米粉にしまして伸ばした生地にあんこや野菜を包んだものです。
野菜?中を割って見ていただきましょう米粉だけあってもちもちなんです。
これは大根菜味です。
炒めて、みそあえにしたものです。
おいしそう。
ちょっといただいてみますね。
有働⇒おやきとは違うの?小堺⇒おやきは小麦粉なんですがこれは米粉なんです。
非常にもちもちしています。
非常に。
みそであえてあるものもすごく米粉と合いますね。
すごくおいしいです。
食べてからでいいよ、ゆっくりかんでいいよ。
こちらの加工場で、そのおいしさの秘密を探っていきたいと思います。
有働⇒隠しきれない品のよさが出ますね。
金子⇒穏やかな朝という感じでいいですね。
小堺⇒おはようございますよろしくお願いします。
あんぼの会の地元のお母さんでございます、あんぼの会の代表でいらっしゃいます、阿部栄子さん栄村の子と書いて栄子さんですね。
よろしくお願いします。
栄子さんと2人でおいしさの秘けつを探っていきたいと思います。
例のあれいきますよ。
秘けつその1!その1!かわいいでしょう?かわいいかと言われるとまあ。
2回ということですが、2回というのは生地に隠された秘密なんです。
今ちょうど栄子さんが、生地を練っていらっしゃいますがこの生地、実は1回こないで蒸したものも1回こねています2回目なんです。
2回こねることによって軟らかくなったり軟らかさが長続きしたりまたもちもちとした食感が出ます。
栄子さんちょっと伸ばしてみていただけますか。
かなりコシがあるんですよ。
見て分かっていただけるでしょうかね。
すごい。
栄子さんのお肌なみにもちもちという感じですね。
見せてくださいよ。
ほとんど隠れているじゃないですか。
2つ目にまいりましょう。
秘けつその2真ん中に、ということですが今生地の話をしましたが今度は包み方です。
お隣では皆さんが包む作業をされています。
具を真ん中に包まないと味のバランスが悪くなっちゃうんですよね。
一口目にかじったときに具も一緒に食べられるということがポイントです。
皆さん簡単にやっているように見えますが、かなり難しいんです。
実際に僕は疑っているわけではないんですが本当に真ん中にあるのか皆さん気になるところですよね。
室井⇒信じる。
切って確認してみます。
室井さんは信じるって。
かなりもちもちしていますね。
ちょっと待ってくださいね。
うまくいきましたね。
きれいに真ん中にきているでしょう。
僕の切り方が下手くそでもこれだけバランスよく見える。
すばらしいですよね。
この辺は難しいと思いますが、実際にやられている滝沢さんに伺います。
真ん中にくるように満足にいくまで何年かかりましたか。
そうですね2年ぐらいかかったと思います。
それだけ毎日やっていても、それぐらい時間がかかりますか。
生地の状態や、あんの状態にもよって包み方がとても難しいんですよ。
まだまだ毎日。
毎日勉強ですね。
これだけやられていてもまだ勉強ということで皆さんの思いのこもったあんぼ新たに思いがこもった新メニューがあるということです。
あちらの部屋で栄子さんに、また伺っていきたいと思います。
栄村というと思い出される方もいらっしゃると思いますが3年前の東日本大震災の翌日震度6強の地震がこちらを襲ったわけですけれども、この加工場も被害に遭ってしまったんですよね。
壁に亀裂が入ったり水道が出なくなったり、いろんなところで不具合が出て1年間は作業ができませんでした。
1年たって作業が再開できたうれしさも皆さんあったでしょうね。
仲間とみんなと一緒に作業ができることと、その作ったものがまた皆さんに知ってもらうために、売れるということそれがすごくうれしかったです。
震災からの復興をPRすべく新しくできたメニュー、あんぼというのがこちらです。
色みが赤いんですよ。
普通のものと比べてみても赤さというのが分かると思うんですがこれは、何あんぼ?イタリあんぼといいます。
中をよく見てみると、トマトとチーズと地元の野菜がたっぷり使われているんです。
室井⇒おいしそう。
食べたい。
1個いただいてみますね。
どうぞ食べてください。
うん。
和と洋のコラボレーションまさにイタリアンな感じがしますよ。
チーズもすごく入っていますし、もちもちする食感がやっぱりおいしいですね。
このイタリあんぼは、トマトを使おうというアイデアを出したのが山田匡馬君という地元の中学2年生の男の子なんです。
なぜこのトマトを使おうと思ったかというとトマトを使うことでお米とトマトと栄村の2つの特産物を同時に味わってもらえるだろう味わってもらいたいということでこのトマトを使うということを考えたということです。
中学生が考えたというのはすごいですね。
若い中学生がその案を出してくれたので私たち大人としてはそれを受け止めて商品として作って、また皆さんに食べてもらったり、世の中に知らしめていくということが私たちの務めかなと思っています。
世の中にという意味では大型連休期間限定で道の駅で発売されるんですね。
期間限定で商品がある限りということで販売させていただきます。
皆さん、ぜひ食べに来ていただきたいと思います。
人気が出そうですから皆さんもぜひこちらまで足を運んでいただいてイタリあんぼも含めて食べていただきたいと思います。
栄村のあんぼはピッカピカ〜!ピッカピカ〜!うまくまとまった。
落ち着いているな。
金子⇒安心して見ていられるな。
有働⇒遺伝子レベルの安心感ですね。
じゃあ、誰だと安心して見られないんですか。
いえいえそんな、みんな楽しいです。
次のコーナーです。
駒村⇒おはようございます。
きょうはどんなお悩みで?東京都の方からです。
どうなんでしょうね。
簡単にというのがポイントでしょうね。
女子もこれから夏に向かって露出が増えてくるので、やっぱり気にしたいところですからね。
そうですか露出をするんですね。
露出宣言ではないですよ。
そういうわけではないです。
教えてくださる方は和菓子は心にも体にもやさしいとおっしゃる和菓子研究家、金塚晴子さんです。
お久しぶりです。
金塚⇒よろしくお願いします。
金塚さんは18年和菓子の研究をされていますがそれ以前の18年は実はレコード会社で音楽ディレクターとして山口百恵さんや南沙織さんを担当されていました。
アッキーのお母さんを?そうなんです。
アシスタントとしてですが、ずっと一緒にやっていたんですよ。
ジャニーさんとも。
うちの、ジャニー喜多川とも。
フォーリーブスのデビューも。
歴史ですね。
どうもどうも、社長もお世話になりました。
ジャニーさんによろしく。
よろしく言っておきます。
きょう教えてくださるのは電子レンジで作れるのがうれしい梅しそぎゅうひです。
梅しそ。
これがなかなか。
カロリーもね、低いですし。
全然、油が入っていないのと、お砂糖が入るんですけどね。
梅のしそとおたくにあるゆかりを使って赤じそを使って甘じょっぱいお菓子です。
電子レンジで作れちゃうんです。
この作り方をマスターすればこんなアレンジもできるということで干しあんずとオレンジジュースのぎゅうひ、そしてゆずこしょうのぎゅうひも後ほど。
お鍋が終わったあとどちらのお宅にもゆずこしょうが残っているんじゃないかと思って。
まずは梅しそのぎゅうひから教えてもらいましょうきょうは12個分でご紹介していきます。
12個だったらお友達が来たときもね。
じゃあ、ここに水を入れていきますね。
全部いっぺんに入れちゃうと、ダマになりやすいので大体半分ぐらい徐々に入れていきましょう。
これぐらい。
大体半分ぐらい入ったと思うんですけど。
白玉粉。
これね、ここがポイントなんですけど、白玉粉は全部、水を入れてしまうと、なかなか水にとけないのでここでよく混ぜます。
子どものころ、よくおやつで食べました。
白玉だんごのときは、これぐらいの感じでおだんごにしていきますけどぎゅうひのときは、水が倍量入ります。
ここは気をつけていただきたいところです。
何を作ってもらったんですか。
自分でみたらしとか教えてもらって。
浮いてきたら出来上がりって。
こんなふうに、よく混ざったら残りの水はいっぺんにでいいですから。
よく混ぜます。
混ぜたらここでお砂糖を加えます。
これも均一になるように混ぜていきます。
これでレンジに1分かけましょう。
この時点で、かけちゃっていいんだね。
ラップはいらないですからね。
きょうは電子レンジ3回かけていくんです。
最初のレンジは1分。
取り出して、混ぜてから2回目のレンジで1分半。
3回目は赤じそふりかけをかけて混ぜてから1分半。
この3回に分けるのもポイントなんですよね。
電子レンジで加熱しているときに手を入れてかき混ぜないですよね。
鍋で作るときは混ぜながら加熱していくんですが電子レンジの場合は加熱と混ぜるを分けて考えないといけないので加熱して沈殿しないように混ぜて、また加熱する。
小分けにしてかけていただくと、失敗がないんです。
より上手にできるんですね。
その加減が、1分。
1分半、1分半という形になりますね。
でもあっという間にできますからね。
熱くないですか。
1分なのでそんなに熱くないです。
ここでお砂糖が下に沈んでいるので、混ぜて。
このときお餅状になるときもありますが今はまだなっていないですね。
きょうはもうすでにかけたもの用意しています。
2回目のレンジ1分半かけたときはこんな状態です。
お餅状になります。
赤じそを入れていきます。
これが甘じょっぱくてね。
おいしいんですよ。
これからの季節さっぱりした味なのでいいかなと思います。
これをよく混ぜて。
簡単でしょう。
レコード会社にいたとは思えないですね。
音楽業界のときも、ぼうっとのんびりしていました。
だから辞めたんです。
そうですか。
ここで、もう1回、1分半。
これが3回目?この間に、あんこを丸めていきましょう。
12個分のあんこがあります。
6等分して、丸めていきましょう。
金塚さんは、うちの社長ともつきあいがあったということで今社長が見たらあの2人があんこをまるめていると思うかもしれませんね。
連絡をくれることがあるんですよ。
私なんか新人だったのによくしていただきましたよ。
優しくていい方でした。
終わってからあんこを丸めていたじゃないかと電話かかってくるかもしれませんうちの社長の話をしてすみません電子レンジの中が見えませんけれども膨らんでいるかもしれません。
開けてみてもいいですか。
膨れていましたね。
いい香りですね。
何とも言えない。
ゆかりというか、しその香りがしていますね。
十分伸びているんですよ。
これを、かたくり粉の上に載せます。
これ熱いんですよ。
プラスチックのへらをいただけますか。
上のところが汚い形なのでできれば2つ折りにしてください。
そうすると、きれいになりますね。
2つ折りにしたものを伸ばしているものがあります。
やけどするといけないので触っても大丈夫なくらいなものを用意しました。
あんこをいただけますか。
私が切っていきますので、井ノ原さん包んでください。
粗熱が取れていますね。
私が1つやってみますね。
イノッチさん見せてもらう前からいじっていますね。
粉をはらってあんだまを載せます。
きのこみたいでしょう。
引っ張ったら、左手でまた。
上のほうを閉じていってつまんでいきます。
また、かたくり粉に載せるんですね。
また、はけで粉を払います。
お皿の上に青じそを敷くんですね。
手をきれいにしてからのほうがいいんですけれどね。
へこませてから梅干しを載せるんですね。
これは大葉と一緒に食べるとおいしいですよ。
すそのほうを下に引っ張っていってください。
粉を付けて。
左手に持ってあんこを押しながら上手ですよ。
生きているみたい。
少し粉をまぶして。
丸めて、粉をはたいてください。
全然しまらない。
大丈夫、大丈夫。
下向きにしたら分からないから。
上をへこませて梅干しを載せるんですよね。
もう、そのままでいいですよ。
はけで粉をはらうのが好きなんですよ。
でも十分はらってありますよ。
どうやってへこませたらいいんだろう。
小指で少し押してください。
それではランチョンマットに載せてください。
左側が井ノ原さんのです。
梅しそぎゅうひの完成です。
皆さんに試食していただきます。
イノッチさんはご自身のをどうぞ。
こっちにおいで。
ほかのもあった。
金子⇒みんなで作るのも楽しそうでしたね。
梅しそぎゅうひから召し上がってください。
青じそが大丈夫だったら、しそごと食べてください。
室井⇒おいしい。
不思議。
甘酸っぱい、しょっぱい感じでしょう。
金子⇒梅の酸味がいいでしょう。
水戸のほうのお菓子で赤じそで包んだお菓子があるんですよ。
それがとてもおいしいので、それを考えて作りました。
金子⇒ずっと触っていたい。
バリエーションなどもありますので、dボタンを押してご覧ください。
金子⇒これを食べながらテレビが見たいな子どもさんにはオレンジジュースのほうがいいかもしれない。
子どもでもいけるんじゃないかというぐらいな感じですよ。
梅しそぎゅうひの作り方をアレンジするとほかのぎゅうひも作れますよ。
おばあちゃんの二の腕ぐらいのかたさ。
やわらかい。
金塚晴子さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
有働⇒「妄想ニホン料理」が帰ってきました。
今回春のスイーツ特集ということで、イギリスの超有名パティシエが憧れのスイーツ天国ジャパンへ緊急来日ということで栗原類君が出したお題がたい焼きです。
じゃじゃじゃじゃーん!お題は、たい焼き。
妄想お願いします。

(たい)って魚だよね?与えられるヒントはごくごく簡単。
通りすがりの人に聞いてみました。
♪「まいにちまいにち」♪「ぼくらはてっぱんの」どうぞ!料理の前におそば屋さんで腹ごしらえ。
頼んだのは、ゆずそば。
うまくすすることができません。
ですが、ゆずの香りに大感激。
そこで!おそば屋さんで初めて食べたゆずをたい焼きに使うことにしたのです。
ゆずの皮をすり、果汁も搾ります。
これだけで、おいしい色ですね。
卵6個分の黄身と砂糖を混ぜゆずの果汁を加えます。
湯煎して、バターを投入。
よく混ざったらゆずペーストの出来上がり。
冷凍庫で15分ほど寝かせます。
ピスタチオを細かく刻んで薄力粉とアーモンドパウダーを混ぜます。
卵白に砂糖を加えきめ細かく泡立てます。
それにピスタチオ入りの生地をさっくり混ぜトレーの上で平たく伸ばします。
180度のオーブンで10分焼いたらスポンジケーキの出来上がり。
型で丸く抜いていきます。
先ほど作ったゆずのペーストをスポンジの上に塗ってゆず入り生クリームをたっぷり絞ってスポンジでサンド。
さらにゆず入り生クリームを絞ります。
もう一層重ねたら。
うまくいった。
ティムさんが次に取りかかったのは、イチゴ。
美しい。
もう少し薄いほうがいいかな。
イチゴを薄く切って、小さな丸にくり抜いていくようですね。
ティムさん、いったい何を作ってるんでしょうか?これ、鯛のうろこなんですね。
型を外すと、ゆずクリームが何層にも重なったケーキが姿を現しました。
そこに、イチゴのうろこホワイトチョコのうろこを重ねていきます。
なるほど。
さらに、イチゴにも理由が。
ビートルズに「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」という歌がある。
ケーキの上にピスタチオで緑のアクセントを加えたら…。
ティムさんの作ったイチゴとホワイトチョコ紅白うろこで覆われた、たい焼き。
外側は、イチゴの甘い香りとピスタチオの香りでいっぱい。
中を開くとゆずの爽やかな香りが。
クリームは甘みと酸味のバランスが絶妙。
舌の上で、ふわっと溶けます。
金子⇒おいしそうに出来上がりましたね。
感性がすばらしいですね。
続きは今夜ご覧ください。
きょうも、たくさんファックスをいただきました。
1100通を超えています。
冒頭でお伝えした奨学金についてです。
これに加えてですけれども大学や民間でやっているものは給付のものもあります。
有働⇒返すのが大変だというご意見もたくさんいただいています。
一方でこのようなファックスもいただきました。
それから子どもの貧困についてもいただきました。
まず静岡県30代の方からです。
栗林さんについていただいています。
福岡県20代の方です。
次のファックスです。
行政職員についてはいかがですか。
湯澤⇒これはセーフティーネットとして大変な制度です。
基準になっても受けられない人がたくさんいらっしゃいます。
1人で相談にいってなかなか対応がよくないという場合にもありますので、そういうときにはぜひ一緒に同行して相談に行っていただければと思います。
行政の窓口は、ご覧のとおりです。
子どもに関するところもありますし児童相談所や福祉事務所があります。
有働⇒ご意見です。
次のファックスです。
東京都50代の方です。
栗林さん、こういう方もいらっしゃいますけれどどういう気持ちで臨んでいったらいいですか。
1回でもごはんを食べさせてもらったりとかそれは子どもの人生で大きな糧になると思います。
すごく意味があると思います。
できなかったら、一緒に誰かにつなげていけばいいと思います。
2014/04/28(月) 08:15〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「気づいてますか?“子どもの貧困”」[字]

気づいてますか?“子どもの貧困”▽ピカピカ日本「村自慢の“あんぼ”で復興アピール」▽解決!ゴハン「春の和菓子 梅しそぎゅうひ」【ゲスト】金子貴俊,室井佑月ほか

詳細情報
番組内容
気づいてますか?“子どもの貧困” ▽ピカピカ日本「村自慢の“あんぼ”で復興アピール」(小堺翔太) ▽解決!ゴハン「春の和菓子 梅しそぎゅうひ」 【ゲスト】金子貴俊,室井佑月 ほか,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子 ※「解決!ゴハン」はデータ放送 <中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】金子貴俊,室井佑月,NPO代表…栗林知絵子,【解説】立教大学教授…湯澤直美,【講師】和菓子研究家…金塚晴子,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,駒村多恵,【リポーター】小堺翔太,三輪秀香

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:25471(0x637F)