企業と就活生のマッチング 「活会就」カツカイシュウ
株式会社カレボネット 業務執行最高責任者 日朝雄飛様
企業訪問インターン生:相模女子大学 今村恭子
訪問先企業情報:中古車流通サイト

株式会社カレボネットさん に取材をさせて頂きました!まずは、企業の説明からお話 ししたいと思います。同社は、創業して間もないベンチャー企業。現在、中古車のECポー タルサイトの運営を展開しようとしていて、そのサイトの制作に全力をあげているそうで す。これは、2012年の4月に新しくスタートする“中古車ECサイト”のことで、業界初 の取り組みとなります。その他、ネットで中古車のグッズ(しかも、ジャガーやフェラ リー等の高級外車のグッズ!)を販売しているそうです。又、輸入車専門のカーシェアリ ングなども手掛けています。 |
◆ネットで車を買う?
中古車のECポータルサイトと聞いて、「ネットで車を買う?」と疑問に思う学生も居る
と思います。価格もスケールも、コンサートのチケットをネットで購入するのとは、ワケ
が違いますよね。学生の間に、自分で車を購入する方は多くは無いでしょう。私自身も、
自動車免許は持っていても、大学生のうちに車を購入する事はまずありません。だから、
漠然と新車だけでなく“中古車も店舗で買うもの”と捉えていました。
したがって、インタビューをするまで、(正直言うと)ネットで車を買う事が全く想像
出来ませんでした。しかし、同社はこれまで培ってきたノウハウを活かし、新たな考え方
を見つけたのです。だから、事業内容が斬新で面白くて効率的。制作中のサイトが完成し
たら、直接足を運べない店舗にある自動車もネットで買えてしまうのです。そうなると、
様々な可能性が広がるので、ワクワクしますね♪
◆2012年4月入社予定の先輩たち
取材に行った際、今年度の内定者の方(3名)ともお話をする機会がありました。面白
い事に、3人の話に共通して登場した単語が“成長”でした。新しい事に挑戦する企業だか
らこそ、出てきた言葉なのかもしれませんね。そして、社員の方だけではなく、内定者の
方までもが全員、自分なりの想いを持っていました。また、目がキラキラしていた姿も印
象的でした。このような先輩方と一緒に仕事が出来たら、きっと楽しいだろうな、と思い
ました。中には、もともとITのゼミに所属していた方もいらっしゃいました。その方が同
社に入社を決めた理由が、“IT×自動車の組み合わせに魅かれたから”だそうです。
このように、今まで自動車業界にあまり注目していなかった人・車の詳しい知識が無い
人も先輩社員の中にはいます。カレボネットさんでは、知識や経験よりも、名ばかりの
「幹部候補」ではなく、“すぐにでも経営者になりたい”“自分でビジネスを立ち上げた
い”そのような情熱を持っている人に向いている会社だそうです。運営責任者である日朝さ
ん自身が、とても熱い方だなと思いました。
この後は、インタビューをさせて頂いた日朝さんから伺ったお話を簡単にまとめまし
た。
◆まず、なぜインターネットで車を販売しようと思ったのですか?
カレボネットは、もともと遠方の方に自動車を売る会社のグループ会社だったのです が、そのノウハウを得て、今の会社を創りました。お客様は、車が納入されるまで、実物 を見ることはありません。実績があるからこそ、店舗を構えなくても、お客様に安心して 購入して頂けています。この事業は、大企業が参入しにくいと考えたので参入をしていま す。
◆それでは、ターゲット層を教えてください
20代~40代になりますね。やはり、ECサイトなので、年配の方には抵抗があるのか なと思います。しかし、年配の方がご覧になっても分かりやすいようなサイト作りを心掛 けています。例えば、車の写真の枚数を増やす事や、年配の方にも簡単に購入できるペー ジ作りなどが挙げられます。
◆私は、“自動車業界=男性中心”というイメージを、つい抱いてしまいがちです。私以外 にも、自動車業界の事を良く知らない学生の中には、同じようなイメージを持っている人 が居ると思います。女性でも活躍できますか?
会社としては、男女分け隔てなく接します。男女関係なく、チャンスは平等にありま す。今年度の内定者にも、女性が居ます。だから、その点に関しては心配ありませんよ。
◆最後に、就活生に向けてのアドバイス等があればお願いします
明確な夢を持って、就職活動に取り組んで欲しいと思います。就職活動をする事によっ
て、自分の考え方が変わると思います。
最近の学生の印象は、言われたことだけをやっているイメージがあります。もっと主体的
に行動をして欲しいと思います。
カレボネットも、言われた事だけをやっている人ではなく、主体性のある学生を求めてい
ますね。