より良いVR作品を作るための実験 VRスキージャンプの場合

より良いVR作品を作るための実験 VRスキージャンプの場合

現時点でのVRはまだまだ「ほぼほぼほぼ現実」であって現実には完璧に合わせられないでいます。 それを踏まえた上で現実感を出すためにはどうすればいいか。ってことを考えた時、

我々の現実の方に制限を加えてあげれば良い

というふうに思ったのです。例えば前に書いた https://media.dmm-make.com/item/843/ のように、現実の自分の方を 「あなたは土下座中なのです」 とシチュエーションを加えてあげることで、体験者が動かないように固定することができると考えたのです。 これが「現実の人間の方に暗示をかけてコントロールし、現状のVR技術ではできない事をさせない=よりリアルな体験になる」という思想です。

人間をコントロールする方法を色々考えてみた

話し変わって前に作った http://ouka.s108.coreserver.jp/html/xevilous.html https://share.oculusvr.com/app/xevilous このOculus用の縦シューなのですが、テーブル筐体リスペクトのためにかなり首を下に下げて遊んでもらうのですが、普通そんな下を向いてはくれないものです。 結果自キャラがユーザーの視界外からスタートするので、ユーザーは混乱してしまいました。 そこでスタート画面を一個用意し、そこの視界のやや下にキャラを配置。 キャラに目が行くので自然に視線は下に下り、そこでスタートするとちょうどよく自キャラが映り込むという風にしました。

https://www.youtube.com/watch?v=PsEylR8P4_M

ニコニコ超会議3で新たに発見したこと

昨日、2014年4月28日。我々は超Ocufesとしてニコニコ超会議3に参加させていただきました。 http://www.ocufes.jp/2014/04/618/ そこで私もVRスキージャンプを展示させていただき、3時間半でだいたい400人ほど体験してもらいました。 http://ouka.s108.coreserver.jp/html/vr_skijump.html その時発見したのが、 「ゲーム内にカウントダウン表示をしていても、気がつかないのかせっかちなのか、Oculusを外して”これどうやるんですか”と聞いて来る人が5%くらいいた」 ということです。 カウントダウンがあれば人は大人しく待ってくれると思っていたのでちょっと予想外。 「カウントダウンUIに気が付かなかったのかな?」と思い、そこで超会議の最中は耳元で大きな声でカウントダウンを叫んでみました。 質問されようがなにしようが、大きな声でカウントダウン。 そうするとあら不思議、たいていの人は大人しく待ってくれるのです。

人は大声で耳元でカウントダウンを叫ばれると、動きを止める

ということを新たに発見しました。 そんなわけで、VR内でユーザーの動きを止めたい場合、カウントダウンを大きめのボリュームで流すといいのではないでしょうか? ただしカウントダウン後には何か特別な事をおこさないと、ユーザーはたぶんブチ切れますが。 あとカウントダウンを大きな声で叫んだ副次効果として、周りを歩いている人間が「なにごとか?」とこちらに注目したことです。 ちょっとした広告効果もあるようです。

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