2007年5月10日(木) 23時51分53秒 [情報取得]
直前に閲覧したページのURLを得る
どこか別のページからリンクをクリックして現在のページにアクセスした場合、ブラウザは、直前に閲覧していたページのURLを保持しています。この「直前に閲覧していたページのURL」の情報のことをReferrer(リファラ)といいます。リファラは、JavaScriptでも簡単に得ることができます。
例えば、以下のようなソースで。
var ref = document.referrer;
リファラ情報は、documentオブジェクトのreferrerプロパティに格納されています。上記のソースだと、変数refに、直前に閲覧していたページのURLが格納されます。
HTMLとJavaScriptで、直前に閲覧していたページのURLを表示するボタンを作った例は、以下の通り。
クリックすると、アラートボックスにリファラ情報(直前に閲覧していたページのURL)が表示されます。
なお、このページに、ブックマークを使ってアクセスした場合や、アドレス欄に直接URLを入力してアクセスした場合には、リファラ情報はありませんので、何も表示されません。
URLが得られるのは、リンクをクリックして移動してきた場合のみです。
上記サンプルを作るHTMLとJavaScriptソースは、以下の通り。
<form>
<input type="button" value="リファラ表示" onclick="alert( document.referrer );" />
</form>
直前に閲覧していたページによって、パンくずリストの表示を動的に変えるとか、メニューの内容を変えるとか、「戻る」リンクの戻り先に使うとか、いろいろ活用できそうです。
« ページを移動させる |
前後のエントリ < 旧 / 新 > | ページの背景色を変更する » |
JavaScript TIPS 主要なカテゴリ
現在、以下のカテゴリに区分してTIPSを公開しています。
▲各カテゴリ毎に、TIPSのタイトルと概要を一覧できます。ぜひ、いろいろ覗いてみて下さい!