安倍首相:明治神宮を参拝「私人として」
毎日新聞 2014年04月28日 11時17分(最終更新 04月28日 12時11分)
安倍晋三首相は28日午前、東京・代々木神園町の明治神宮を参拝した。首相は参拝後、記者団に対し、明治天皇の皇后、昭憲皇太后の没後100年に合わせた参拝と説明。「日本国と国民の繁栄、そして平和と安寧を祈った」と述べた。
首相は社殿で「内閣総理大臣 安倍晋三」と記帳。神職からおはらいを受けた後、「2礼2拍手1礼」の神道形式で参拝した。首相周辺は「公務ではなく、私人としての参拝」としており、玉串料も私費で納めた。
現職首相の明治神宮参拝は小泉純一郎首相時代に途絶えた。安倍首相が第1次政権の2007年に復活させ、第2次政権でも昨年1月に参拝している。先に来日したオバマ米大統領も参拝した。【小田中大】