2014年4月25日、日本初のビットコインATMが三重県鈴鹿市に設置され、その初設置を記念したイベントが同日、開催されたようです(詳しくは下記のプレスリリース参照)。
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日本初上陸!ビットコインATM「ロボコイン」 4月25日(金)・三重県鈴鹿市にてイベント開催 ― 現時点において日本唯一のビットコイン市場 ―|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】
【ハーフデーイベント 概要】
- テープカット・セレモニーで、ご購入者様へ記念すべき一台目の引き渡し。
- ご購入者様による今後の運営について発表。
- ロボコインのご利用方法について説明。
- 報道関係者様と一般のお客様によるビットコインの売買。
ロボコインの概要:
ビットコインATM『ロボコイン』の概要についても引用させてもらいます。マネーロンダリング防止対応から手のひら静脈認証まで、かなり高機能なATMになっているようです。
【ロボコイン 概要】
米国のベンチャー企業RoboCoin(ネバダ州ラスベガス市、CEO Jordan Kelley)が米国国内で製造する、世界初のビットコインATMです。運転免許証スキャナー、手のひら静脈認証、顔写真撮影といった業界最高峰のマネーロンダーリング防止及び消費者保護機能を備えています。使い方は簡単で、ATMに円紙幣を入れてビットコインを購入します。逆に、ビットコインを売却して、円紙幣を受け取ることも可能です。
ビットコインの売買が可能:
前述のようにロボコインでは、ビットコインの新規購入と、保有しているビットコインの日本への換金が可能です。
- ビットコインの新規購入
- 保有ビットコインの日本円への換金
そのため、どちらかというとATMというよりかは、自動販売機に近いイメージのように感じますね。口座開設さえしてあげれば、スムーズな購入ができるようです。
ビットコインを円紙幣に換金するのは大変:
しかし、反対にビットコインを円紙幣に換金する場合は大変そのもの。この様子が4月25日のワールドビジネスサテライトで放送されていましたが、受け取るまでには10分程度の時間がかかるようです(本人認証などの手間がかかるため)。これはちょっと面倒ですよね。
尚、このロボコインは2014年5月上旬頃に東京都内(渋谷か六本木という曖昧な状況)にも設置されるようです。
まだまだ日本人には馴染みが薄く、問題点も多いビットコインですが、世界的に利用者が増えている状況を考えると、徐々に浸透していくのでしょうか?クレジットカードの読みものでは引き続き、経過を観察していきたいなと思います。