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定置網に4.4m「メガマウス」 由比漁港

(2014/4/15 07:47)
トラックの荷台に載せられたメガマウス=14日午前、静岡市清水区の東海大海洋学部(同大提供)
トラックの荷台に載せられたメガマウス=14日午前、静岡市清水区の東海大海洋学部(同大提供)

 14日午前6時ごろ、静岡市清水区の倉沢沖で、由比漁港所属の第11光洋丸の定置網に大きな口が特徴の深海性サメ「メガマウス」がかかり、由比漁港に水揚げされた。東海大海洋学部(同区)の調査で、体長約4・4メートルの雌と分かった。記録が残っている捕獲例としては今回が世界で57個体目、県内では6個体目。生態に未解明の部分が多い。同大は5月の大型連休後半に海洋科学博物館(同区三保)で公開の解剖調査を行う。
 同学部の田中彰教授によると、メガマウスは水深200メートルほどの深海に生息し、夜間は餌を追うなどして浅い所まで上がってくる場合があるという。過去には遠州灘に打ち上げられたり、御前崎沖での巻き網漁などで捕獲されたこともある。

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