「あまちゃん」のイメージとは全く違う甲冑姿で、初舞台初主演に挑む有村架純。東山紀之との共演で、女優としての幅をさらに広げそうだ【拡大】
昨年の「あまちゃん」に続き、今年もTBS系「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜」(木曜後9・0)など連ドラに出演中の有村が、満を持して初舞台、そして初主演に挑む。
10月7日から東京・赤坂ACTシアターで開幕する「ジャンヌ・ダルク」は、英仏百年戦争で仏軍を奇跡的な勝利に導くも、19歳で処刑される悲劇のヒロインを描く。
有村は「舞台経験がなく不安ですが、大勢のお客さまの前で全力を出し切れたとき、どんな新しい自分に出会えるかが本当に楽しみです」と武者震い。ジャンヌについて「少女がどうして信念を貫き通せたのか不思議」と思いを巡らせ、「がむしゃらな気持ちで目標に向かっていく姿を見せたい」と熱演を誓った。
2010年、堀北真希(25)主演で同題の舞台を演出した白井晃氏(56)が、14年度版の上演に際し有村を指名。その理由を「映像で初めて拝見したときから、穏やかながら芯の強さを感じていました。強さと寛容さが、ジャンヌにつながっているように思います」と説明した。
前作以上の戦場シーンが用意され、有村は100人以上の兵士役と入り乱れる殺陣にも挑戦。キュートな笑顔と清楚なイメージの新進女優から本格的な女優へ、文字通りの“新境地”へ踏み出す。
(紙面から)