「イケダさんって空気読めないよね」という誤解をいただくことがあるので書いておきます。誤解ですよ!
読めてるけど読まないんです。
空気は読めてますよ、ぼく。一応マーケティングとか広報やってるので、むしろ読むのは得意というか本業です。人の顔色伺って生きてきた20数年の経験がよく生きています。
というか、空気を読めなきゃプロブロガーなんてできませんがな。ぼくは他の一般的なライターより、かなり空気を読んでますよ。アイ・キャン・リード・ジ・エアー!
ぼくが空気読めないように見えるのは、「空気は読めてるけど、読まないから」なのでしょう。インポッシブルなのではありません。
ぼうの場合は「わかっているけど、あえて空気を読まない」という軽く面倒な決断をいちいち下しているわけです。空気を読めちゃうあたりにぼくの限界があるわけですが、まぁ、強みといえば強みです。
空気を読めたとしても、実際に「空気を読んだ行動をするかどうか」は、まったくの別問題です。人生においては、「あえて空気を読まない」という選択もありえますし、みなさんも時にはそういう選択をしていると思います。
あなたの周りにいる「空気が読めない人」も、実は「あえて空気を読まない人」かもしれません。この違いは本当に大きくて、前者は天才肌のムラっけがあるクリエイター、後者は研究熱心で職人的なクリエイターになる気がします。
後者は言語的・物語的な思考が強い人が多い気がしますね。言語ではなく、絵や音を扱う人は、どちらかというと「空気が読めない」タイプが多い気がします。あくまで印象ですが…。
空気にまつわる3つの行動タイプ
整理すると、3つの行動タイプがあるのでしょう。
- そもそも空気が読めない
- 空気は読めるけど、あえて読まない
- 空気は読めるけど、それに盲目的に従ってしまう
いわずもがな、日本人の大半は「空気は読めるけど、それに盲目的に従ってしまう」というタイプなんだと思います。みなさんはどうでしょうか?
関連本はこちら。空気にまつわる名著を2冊。
posted with ヨメレバ
山本七平
文藝春秋
2013-06-07
posted with ヨメレバ
鴻上尚史
講談社
2013-02-25
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