前回の記事は、私は本当に思い切って書きました。
えいっと勇気を持って「投稿」をクリックしました。
・・・やったことに疑問を持っている人を傷つけるのではないか、子どもに不要な手術をしたと後悔させるのではないか・・・
その思いがあったから、今まで書けないでいたことなのです。
もちろん、目前で診る縁のあった方には、舌小帯のことを聞かれたら、
その人の表情を見て、どんなことを言うか考えながらいうこともできますから、
言えることを傷つけないように言っています。
また、やってよかったという人にも稀ですがいます。
そういう場合は、「自分の選んだ方法で納得できる結果が出てよかったね」と言っています。
「それは間違っている」などとはいいません。
（ただ、やってホッとした効果があるかもとは思いますし、「信じる者は救われる」効果を感じます。）
でも、ブログの記事は違う。
傷つけたこともわからないし、どのようにもフォローのしようもない。
未然に防ぎたいという気持ちで書いたけど、すでにしてしまった人を傷つけるかも・・・
でも、防ぎたい。
伝えなきゃいけない。
このことを知ってもらって、きちんと納得できていないでするのはとても危険な手術だと伝えなければと思いました。
（命の危険ではなくて、納得できなかったときの精神的なダメージという意味での危険です）
ツイッターでは、多くの方がおかしなことだという反応をしてくださいましたし、反響の大きさが問題の根深さを示しています。
そして、切除した人、それに満足している人も、後悔している人も反応はほとんどありませんでした。
複雑な気持ちで、でも口をつぐんでいる人は、反応がなくても多いだろうと思います。
そんな中、ブログのコメントで「やりました」と書いてくださった方がいました。
ゆうままさんです。
少ない言葉の中に、いろいろな思いがあるのだろうと思います。
「二年前、息子が一歳の時にやりました。十万以上払いました。
気になっていた症状は一向に改善せず、一体なんだったんだろうと思っています。
とにかく痛そうで可哀相でした。
しなくて良いものだったとすると、とても胸がいたみます。」
とのことでした。
保健センターでの健診で出会った、混乱して泣いていたお母さんと私の中で重なりました。
追いつめられて切除してしまって、辛い思いを抱えているお母さんへ・・・
苦しまないでほしくて、返事を書きました。
前回の記事を読んで苦しくなったお母さんに読んでもらえたらな・・・と願っています。
ゆうままさま、（そして、切除してしまったことを苦しく思っているお母さんへ）
辛い経験をおもいだすことで、また辛い思いをされているかもしれないですね。
それなのに、お話しを教えてくださってありがとうございました。
しないで済む手術だったと知ることはとても切なくて辛いことだと思います。
今日も、ひだまりクラスで（私がクリニックでしている母親学級です）お話ししてたんですが、
後になって思うとあれは失敗だったなぁということを、だれだってしてます。
後悔のない母親なんていないのではないでしょうか？
もちろん、一人の未熟な母親だった私も同じでした。
小児科医なんて誰にも知られたくない、そう思って子育てしていました。
思い出すと辛くなり泣くことをよくしていました。
特に、二人目の出産で幸せなお産を経験した直後、一人目の出産子育てを思い出しては泣いたものです。
小児科医だから子育ては楽にできるなんてとんでもないことで、
私の場合は、逆に辛かったです。
医学と育児は全く違います。
多くの専門家といわれる人が「私はママとしては赤ちゃんなのよ〜」と思ってます。
周りから「専門家でいいわね~子育て上手でしょうね。」と言われてプレッシャーだという共通の悩みを多くの人が持っているのですよね。
（小児科医だけでなく、看護師さんとか助産師さんとか、保育士さんとか学校や幼稚園の先生とか・・・）
どんな専門家であっても、新米のママからですから。
私も、失敗談だけで子育て相談できるくらいいろいろな後悔があります。
私の失敗で安心できるならいくらでもしてあげるっていつも思っています。
失敗はつきものですけど、でも、自信を持って言えることが一つあります。
その未熟で無知な母ながら、そのときそのときのベストで一生懸命やってたことだけはまちがいないと。
だから、しかたなかったな・・・ごめんね、って子どもには思ってます。
自分を責める気持ちは持たないようにしてます。
（それは時に難しいことではありますが）
子どものことを一生懸命考えて、その時よいと思ったことをしただけなんですから。
ひどいのは、そういうお母さんの一生懸命なわらにもすがるような気持ちを利用するようなやり方をする人たちなんですから。
お母さんを支えるということは、お母さんの不安を取り除くのが一番大事なのに・・・
お母さんが望む子育てをするために、自分のできることをする、お母さんの苦しさをとるためのことをする、そういうことだと思います。
理想と現実はちがってくることが多いし、子育てもそう。
その中で、自分の納得できる選択をするしかなくて、
その自分なりの選択をするために、お手伝いするのが支援者の仕事だと思います。
お手伝いの中には、正しい科学的な医療知識を伝えることが入ります。
こうしなければと脅すことは絶対あってはならないことです。
今やらないと後で大事になる、思春期に大きな隔たりが生じる、
そんな先のことなど、どうして、舌小帯を切って全面的に解決できるというのでしょうか。
今の、悩みが舌小帯のせいだと、その悩みに苦しむお母さんを不安に陥れることのどこが母親を支援していることになるのでしょうか。
・おっぱいが飲めない、せっかく出ているおっぱいを飲みとれないので乳腺炎になる
・肌が白い、口の周りが青白い。
・よく泣く、あまり寝ない、鳴き声が甲高い。
・身体が固い、股関節が固い、むきぐせがある。
・湿疹、アトピー性皮膚炎
・髪の毛がたっている
・手足が冷たい
・活気がない、目がうつろ・・・などなど
そして、これらの育児の悩みが解決できるといいます。
そうやって、体力的にも限界でフラフラになって子育てして、
冷静な判断ができない状態の、不安でつぶれそうな気持ちでいる母親を脅すなんて、こんなひどいことはないです。
支援とは逆のことをしています。
さらに、小児科医には相談に行ってはダメという人までいます。
（小児科医は、この処置、まちがいなく止めますからね）
普通の歯科・耳鼻科も、乳児期早期にはこの処置をしません。
少なくとも早くやったほうがいい、とはいわないでしょう。
だから、日本に数カ所しかないクリニックを紹介しています。
切除する耳鼻科医は入室した赤ちゃんを見るだけで（診る前に）これはひどい状態だったねとよく言っています。
ネットで捜すといろんな手術体験記に、一目見るなり「これは重傷」と言われたとあります。
が、一目で子どもを見抜くなんて小児科医には思いもよらないことだと思います。
いろんな状態があるのがあたりまえで、泣いているときも笑っているときも眠いときもあるのに・・・
大人のように、取り繕うということは絶対しない時期ですから。
いつでも、どこでも寝てしまう、ぐずることもあるのですから。
診察室だとお利口にする赤ちゃんなんていませんから。
そんな特殊な人に出会ってしまって、悩んでしまい、でも、「子どものために決断しないと」と言われ・・・
冷静になれないときに、母乳マッサージで助けてもらってありがたいと思っている専門家からたたみかけられ、
言われるまま手術してしまったお母さんを誰が非難できるでしょうか？
非難されるべきは支援とは程遠いことをしている助産師と、
エビデンスのない手術をしている耳鼻科医ではないですか。
（ことさらエビデンスエビデンスと言い立てるというのは、私は好きではないのですけれど、
あまりにもひどい勧め方なので、こう書いています。
本当に正しい処置だというなら、学会できちんとデータを出して、多くの人に証明して
納得してもらうべきです。
これは、新しい認められていない治療をする人が、自説の正しさを主張するには必須の事だと思います。
これは、いろんな民間療法に言えること。
癌の治療、アトピー性皮膚炎などなど、困っている人の弱っている心を利用しているひどいものが多くあります。
どれもが、学会での発表やデータを出しているわけではないのです。
単純な症例報告をいくら報告しても、納得されるわけではありません。
一生懸命な、子どものためなら何でもする気持ちでいる自分が
そのとき選んだことを後悔したり、思い出して後ろ向きになったりするのは、やめましょうね。
お子さんは元気にそだってくれているのでしょう？それが答えなんですから。
私の辛い経験だった息子も（もう２１歳）神経質で、夜泣きがひどくて、食べなくて、小さくて、私から離れなかった赤ちゃん。
本当にそのたびに辛かったものですが、優しいお兄ちゃんに育ってくれてます。
それだけで充分だと思っています。
もちろん、小学校中学校高校と・・・いろんなこともありましたけどね。
理想通りには子育ては行かないけど、その時々、親は良かれと思うことをやっていくしかないのですよね。
まだまだ、元気に楽しくやっていかないとね。親が楽しそうに暮らしてると、この世は生きる価値があると思うものだと思います。
余計な心配なことを書き散らしたかもしれませんが・・・
保健センターで泣かれたお母さんに話しかけるつもりで書いてしまいました。
失礼しました。
子育てはまだまだ続きますよね。
終わったことは否定しないで受け入れて（一生懸命子育てした自分を褒めてあげてください）
いつも新しい気持ちでやっていけばいいのだと思います。
苦しい経験が自分を育てているのだから。
問題を突き付けてくれる子どもが自分を育ててくれているのだから。
だから、過去のことをくよくよ考えないで、これからを見ていきましょう。
苦しんだからこそわかったことを大事にしたらいいと思います。
苦しんだからこそ成長した自分っているのではないかなと思いますよ。
そういう自分を愛おしんで、自分を活かしてあげることを考えてみたらいいのではないでしょうか。
結論から言うと、切ってくれた親に感謝してます。
舌が短くて良いことはひとつもありませんからね。
ですので、なぜそんなに悩まれるのかわかりません。
我が子は、１歳の時に小児外科にて全身麻酔で、手術しました。
今では舌の動きも良くなり、後悔は全くしてません。逆に、しておいて良かったと思っています。
早いうちに乳児期早期のエビデンスのない手術をある特定の耳鼻科で受けるようにと言い、小児科医には相談しないように言います。
１０年以上前に、この問題は学会では少なくとも乳児期早期には必要ないものだと結論が出ています。
ですので、相談されたほぼすべての小児科医は止めるからです。
のちの構音障害の改善のための手術とは別物です。
勧められて手術をしても、結果に納得できないまま、混乱し悩み、泣いているお母さんに出会い、やはり、この問題を取り上げなければと思って書きました。
この手術を勧めるのは、桶谷式のマッサージをする人の中でも、ごく一部の助産師です。
桶谷式の母乳マッサージは、私も経験がありますが、とても有効なものだと思っています。
その中で、勧める人とそうでない人がいて、勧める人の方がずっと少ないです。
桶谷式のいいとこどりをできる人は、おかしいと考え、母乳育児とからめてのこの手術を勧めないのだと思います。
哺乳障害の原因として舌小帯短縮症は1〜5％で頻度の高い原因ではなく、舌可動部の成長が期待できる4歳ごろまでは手術を行わずに経過をみるのが一般的です。手術は舌小帯形成術（K419）で560点なので、諸費用すべてが自費でも１０万円は… まあ、美容形成の世界でもコストの基準は曖昧ですから。
ただ、母乳育児を絡ませているとすれば、問題がありそうですね。
また、保険適応せず自費算定されているのも理由があるのでしょう…
しかし、外科的治療の適応に関して『以前からある議論』に関わっておられないのであれば、このような場での提示はどうかなぁとも思います。
長文すいません。
うちの長男は小学校６年生で、今は英語も発音が素晴らしいし健康優良児！
生後ひとつきで舌小帯を切るように、桶谷式の先生に指導してもらい
乳腺炎もなくなり、飲みも良くなり、舌足らずにもならずに本当に良かったし感謝しています。
子供も、ママありがとうと言ってくれます。
手術は１万円もマッサージかかってないし
手術した夜１日泣き叫びましたが
その辛さもすぐなくなり、おっぱいたくさん飲めるようになりました。
間違って情報を流さないで下さい。
桶谷式に救われた者からしたら辛いですよ？
おじいちゃん先生というので、なるほど…と思いました。
若い先生はされないでしょう。
30〜40年前は、出産直後に助産婦さんがちょんとはさみで切っていたようです。
でも、事故があったためでしょうけれど、それはしてはいけない（医療行為ですしね）ということになったのでしょう。
結果がよきて満足されているのですから、運がよかったといえるのかもしれません。
普通は小児科ではされない処置です。
何歳ごろの手術でしたのでしょう・・・？
歯科の処置は大きくなってからするものだとおもいますし、母乳育児ができるようにということではないですよね。3〜4歳くらいまで待ってから発音がおかしいということでするのが本来の方法だと平成13年に小児科学会では検討の結果を出しています。
そこまで待っても何の問題も起こらないとしています。
耳鼻科でされる処置は呼吸のためにするとされていますが、今のところエビデンスはありません。
本当のことを知りたいという気持ちも強くて、この記事を書きました。
結果がよくて本当によかったですね。
ただ、母乳育児を絡ませているとすれば、問題がありそうですね。」
おっしゃる通りと考えています。
「しかし、外科的治療の適応に関して『以前からある議論』に関わっておられないのであれば、このような場での提示はどうかなぁとも思います。」
でも、とりあげなかったら、どんどん悩み混乱するお母さんが増えることが問題だと思いました。
また、ホメオパシーの講座が税金から支払われる「子育て応援券」(杉並区の独自の区民の税金で子育てを応援する事業）が使えることが問題になりましたが、これは改善され、現在ホメオパシーには使えません。・
同じことだと私自身は考えています。
本人が納得して、選んで、結果も受け入れる、そういうことをすべての産後間もない母親にできるかというと、そうではないと思います。
全ての母親は必要なよい情報を得る権利があると思いますが、たまたま出会った情報で苦しくなったり、悩んだりもします。目の当たりにしている小児科医としては、切ない問題です。
おかしなことだと思いつつ、信じて素晴らしい治療をしてもらったという人も割合的には少なくても確実にいらっしゃるので、どういうことなのかと知りたい気持ちが強いです。
が、今のところ、やはり信じるに足るものは発表されていないと思います。
多くの専門家により検討、討議を望んでいます。
が、母親を脅すような「止められてなやむからるから小児科医にはいかないように」などのやり方をしているので、余計におかしいと思われるので、そういうやり方で母親を困らせるのは本当にやめてほしいと思います。
この治療を指定された耳鼻科で自費で受けるのは、よほどの確信と、どんな結果になっても後悔しないというしっかりした気持ちがない以上は、安易に受けるのは危険だと思います。後で、余計に悩むことになることもあるので。
立場が全く違うので、お腹立ちなのもわかります。
が、まちがった情報とは思っていませんので、訂正はしません。
本人が納得して、どんな結果が出ても大丈夫と思えないなら、現在のところ受けない方がいいでしょうとしか言えません。
医療処置には「絶対」はないですが、やってみて結果が良くなかったときに、「治療としてエビデンスがあり、多くの医者がとる方法で、やるべきでやってみたけれどよくなかった」と「ほとんどの小児科医がとめる乳児期早期の処置で、その意見を聞かないで、または、聞いてても勧められるまましたときに、(やる必要がないと小児科医が思っていて、学会でも現段階ではそう結論が出ている）やはり期待を持たせられたほどのよい結果が出なかった」では、まったく違うと思います。
私は、杉並区での乳児健診で少なくない数の悩み混乱しているお母様を見てきて、このままではいけないと思ったので、注意喚起のために書きました。
信じている人を非難するわけでも、否定するわけでもありません。違う考え方だと思うだけです。
ただ、あまり人には勧めてもらいたくはないですけれど。
全ての人に有効なものだったら、もっと認められているはずでしょう、ということがわからないのは不思議だとしか思えません。
もちろん、医学が絶対ですべてが解明されているわけではないことも承知していますし、今の常識が将来変わることだってよくあります。が、医学は多くの方々が積み上げてきたもので、よりよいものになってきているし、その力を信じるものとしては、やはり信じられる治療ではないと思っています。
（でも、否定しきれないので、もやもやするんですけれど）
悩む母親をこれ以上苦しめないでほしいということだけです。
この問題は、ホメオパシーとも、予防接種忌避の問題とも通じるものがあるように思います。
桶谷式の母乳マッサージはよいもので、私も救われた経験があります。ただ、私の助産師さんは、方法論に傾倒しすぎていることを憂えていました。いまだにこの問題があることに日本の開業助産師の問題を感じると言っていました。
もちろん、でも、桶谷式の助産師の多くはこの舌小帯のことを母親に伝えるのはよくないとも思っているのではないでしょうか？全国的には減っていると思います。
私の仕事する範囲にたまたまその助産院があるので、問題に感じて取り上げたということなのです。
おじいちゃん先生というので、なるほど…と思いました。
若い先生はされないでしょう。
30〜40年前は、出産直後に助産婦さんがちょんとはさみで切っていたようです。
でも、事故があったためでしょうけれど、それはしてはいけない（医療行為ですしね）ということになったのでしょう。
結果がよきて満足されているのですから、運がよかったといえるのかもしれません。
普通は小児科ではされない処置です。
あなたたちのような医者が血液製剤でエイズにかからせ
集団予防接種で肝炎を蔓延させた！
人の命より、自分が学んだ医学のほうが正しいと思っている。
われわれ患者から観たらあなたの方が魔女です。
古い石頭のわからんチンの医者です。
もう引退してください
もう手術を受けた人間を馬鹿にする書き込みはやめてください。
悩めるママ達を泣かせているのです。
向井診療所の先生のおかげでどんなに助けられたママたちがいるかあなたわかっていますか？
何ヶ月も待って向井先生に助けられているのですよ！
いい加減にしてください！
悪魔の女医め！！！！！
ただ私はそれが純粋な正義感から出たものかどうか、相当に疑っています。
「意を決して〜」の方に幾つか疑問に感じた事を列挙させて頂きましたのでお暇な時に目を通して下さい。
舌の伸びが悪いと発音も悪くなったり、ソフトクリームが舐めれなかったり、口のまわりをなめれなかったりとやっぱり色々不便みたいですよ。
大きくなってから切ると手術になって痛いみたいで、今のうちに切れば神経もないから痛くないと言われ、今日切りました！
痛がってもなく、オッパイも飲んでます(^_^)
そんなに、後悔する手術じゃないと思います。
たぶん、大きくなってからだから負担になっちゃったんですかね。
お大事に…
子育を楽しみながら頑張ってください。
のほうに書き込みできなくなってしまったので
こちらに書きます。
＞同じパソコンから書き込むとブログ主にはipアドレスというのが見えるようになっているものなのです。
存じてますとも！！
私は自分を特定されてひだまりさんに名前をさらされてもいい覚悟で書いております。
向井さんを信じなくても貴方の勝手です。
でも、「ひとつの言葉の間違い」で勘違いして勝手な妄想で他のママたちの選択になればと、一生懸命書き込んでいる若いママをも馬鹿にするのは許せません。
どうぞ、パソコンで特定でも何でもしてください。
私は、自分が書き込んだ事、
向井診療所で受けた治療で子供たち孫たちが
本当に良くなった事、自信を持って言いたいです。
2歳の孫は自分の思い道理にならないと日に何度も
「ぎゃーっ！！！」と 泣いて床に転がって泣き喚いていました。
それが、舌癒着を手術した後から
思いどうりにならなくても、「えーん」とかわいらしく少し泣くだけで態度も本当に女の子らしく変わりましたよ。
信じてくれなくてもかまいません
我が家が穏やかに心配なくすごす事が出来るようになったんですもの。
それから、お子様をなくされた方の事を書いた事は配慮がたりませんでした。
申し訳なく思っています。
目にした方が傷つかないよう削除をお願いいたします。
幸い医師免許をお持ちのようですから、道場破りのつもりで一回オペ現場に見学されてはいかがでしょうか？
我が子は長女が６週、次女が５週でオペしました。
できるなら、オペ前後３日の比較写真をお見せしたいです。
顔色、表情、フォトショップも真っ青の全く別人です。
40才になって自分も切ってみて、肩こりや腰痛はかなり良くなったものの術後の痛みや口の中の違和感があったりして、確かにオペに適したタイミングってあるなとは思いましたが、早い段階でオペした娘たちは本当にラッキーだなと思います。
母が手っ取り早く楽したい？
それがどうしていけないのです？
母も子もニコニコ楽に子育てができる選択肢があれば、根性論・精神論でクタクタになる必要があるでしょうか。
オペの夜、夫は初めてニコニコ笑う長女を抱きました。
看護師だった米寿の祖母にはオペのことは伝えていませんが「２ヶ月位の時魔法にかかったようにニコニコちゃんになった」と今でも思い出したように言います。
このしあわせを追求することがインスタントな育児なのでしょうか？
さぁ、虎穴に入らずんば虎児を得ず！です。
限られた情報と机上の論理で外野からあれこれ言うのでなく、しっかりその眼でみて判断して下さい。
その方が批判するにしても説得力が違いますって。
私の時間とエネルギーはそこには使えないです。
予防接種拒否の方への説得はしないのと同じです。
不安で迷っていて正しい情報が欲しいという方に、どうして必要か知りたいと思っている人に私の時間とエネルギーを使いたいのです。
舌小帯の事に関しては、そのことの真偽よりも納得できない結果に終わって泣いている人のためにエネルギーを使いたいのです。
真偽以前にその姿勢に疑問を感じるような方がこの処置を勧めているとおもうからです。これさえすればすべてが解決するというようなことを支援でなく支配的に産後間もない不安な母親に強くいっているので。そして、セカンドオピニオンはいけないといっているのです。
私が大事にしたいのは予防。
これ以上傷つく人泣く人が増えないように、今までの経緯・現時点の医療者の考えを書いています。
傷つけてしまう人(大満足している人）がいるのもわかってて、そして、コメント欄にあるように、自分も攻撃されて傷つくのもわかってて、こうして書いているのです。
いまだに書かれる批判コメントを消去せずに、こうやってそれは違うという立場で一生懸命返事を書いているのは、コメントしないで受け入れているように見えるのは困るからです。
判断するのはお母さんですし、その結果を引き受けるのもお母さんなのです。
だから、納得できてから、どんな結果も引き受ける覚悟をしてから自己責任で受けてくださいという処置なのだと何回も書いているのです。
私は、勧める助産師に強い言い方で傷つけられ混乱して悩んでいる方を何人も知っています。
この内容を読んで感謝しているという方からメールをいただくこともあります。
大満足されている方がいるのも知っています。
けれど、勧められても自分の力(周囲のひきとめもあったり）でおかしいと思って受けない方、医療者に相談して必要ないと言われてやめた方が多いですし、手術を受けて後悔している人・言われていた結果にならずますます悩みと混乱を深めている方もまた多いのです。
私は、そういう人に今の時点での医療情報を届けたいのでこれを書いています。
二児の母さんの経験談は、単なる経験談。
民間療法でこんな結果でしたと体験談が載っている本の個人の体験の情報と変わりありません。
何が言いたいかというと、科学的に現時点で認められているものではないということ。10年以上前に否定され、それに対して学会の場で意を唱える人は出てこない、そういう治療です。保険診療も認められていません。
医学の勉強をしてきたほとんどの人が、どういうこと？わけがわからない？と考える治療なのです。
信じる者は救われる、というのはある意味本当であるとは思います。
私は母親が楽をすることを勧めています。
簡単に幸せになれるなら、そんないいことはないです。
でも、舌小帯の切除で、みんなが幸せになれるでしょうか？舌小帯の切除で発達障害が治るでしょうか？アトピー性皮膚炎が治るでしょうか？
それを信じられる、それをやってみたいという人はされればいいですし、その結果がよかったら「よかったね」と思います。
でも、すべての人に効果のあるものではない、むしろ、懐疑的な人はやめた方がいいでしょう、とは言えると思います。
一般に医師や治療方針の合う合わないってあるでしょ？
酸素飽和度やQOLの向上が見られたと云う具体的な変化があっても、“大昔の”医学会の見解を楯に自分の目で検証もせず「失敗を認めたくないと云う思い込み」と切って捨てるのは、このオペを見届けることに何か不都合でもあるのかと勘ぐってしまいます。
科学は日々進歩し、それまでの常識が覆ることは珍しくないのでは無いでしょうか？
「大昔の学会で決まったから決まってる」ではなく、少なくとも一般市民の私から見て劇的と思える変化の“無意味さ・有害さ”を、きちんとオペを検証した上で誰か分かりやすく説明して下さらないとなんだか天動説を唱えているような印象を受けます。
因みに私は強引にこのオペを勧められたらことはありません。
年の離れた弟やいとこ、赤ちゃんに接する機会の多い環境で育ち、娘の状態を見て「これが赤ちゃんというものだ」と云う小児科医の言葉をどうしても信じられなかったことがベースにあり、持病の為結局出産できなかった助産院の母親クラスで控えめに語られた「おっぱいの飲みにくさは陥没乳の他に舌の問題もある」（その時は何故今舌の話？とピンと来ませんでした）が、もしかして…と繋がり、私から助産院に相談しました。
すると、オペ経験者の有志による勉強会を紹介されました。
そこでは「オペをしてもしなくても自分の選択に自信を持って欲しい。あの時切っていたらといつまでも振り返るのはお子さんの為にもあなたの為にも良くない。」と言われました。
我が家は大阪と岐阜でオペしましたが、パンフレットにも本人（子どもの場合は父母）がきちんと理解して双方賛成していること、事前説明会への参加が必須条件になっています。
向井ドクターは赤ちゃんの処置に当たって「かわいそう」などの消極発言を二回したら中止だそうです。
再癒着を防ぐリハビリをするにも親の覚悟がいるからだと思います。
長いので分けます。
あなたはきっと、それは残念。同じ医師として恥ずかしいなり、怒りを覚えるなりと言ったのコメントを出すでしょう。
でも仮に酷い小児科医がいても小児医療全体が否定されることではないと思います。
舌癒着症の治療についても、私のように、するしない二つの選択肢があること、メリット・デメリットをキチンと提示された上で選択できた者もいますが、不幸にして強引かつ独善的なアプローチを受け、よく理解せず受けてしまった方もいるかも知れません。
しかし、そのこととこの治療法が有用かどうかと云うことは分けて考えられるべきことだと思います。
最初の投稿にも書きましたが、自分が痛みや口の違和感などを感じたことからのオペを受けるには適した年齢があると思いました（実際大阪のドクターは45才が上限と仰いました）。
なので、オペを迷う５才児を持つ友人には「自分で決断できる時に、選ばせた方が良い」と言いました。
私は何が何でも推進派ではないのです。
因みにひだまりさんは「私のところには圧倒的に後悔、迷っている方が多い」と仰いますが、それは当然だと思います。
私は今まで医療機関で舌癒着症のことを話したことはありません。
あなたがそうであるように色眼鏡で見られると分かっているからです。
ただ、次女を出産入院中に２才３ヵ月の娘の受診を頼んだ妹に、掛かり付け医が「いつも思ってたんだけど、この子が特別聞き分けが良く賢いのは何か秘密があるの？」と真顔で尋ねたので、妹は「６週で舌癒着症のオペをしたらとても育て易くなったそうです」と答えてしまったということがありました。
私は「あぁ、隠していたのに。割礼母ちゃんのレッテル貼られるやんけ」と慌てましたが、幸いその医師は「そんな先生もいるね」とサラリと流した上で我が子たちをスーパー赤ちゃんと呼び、私も先生と良い関係を気付いています。
患者が医師の前で全て手の内を明かすとは限りませんよ。
また、自分の選択が失敗だと認めたくないと言うのが人間の心理と云う御説は一理あるとは思います。
しかしながら、失敗を認めたくないただそれだけの為に果たして家族が次々に大枚はたいてオペするでしょうか？
いささか無理があるように思います。
メリット・デメリットを理解でき、選択の自由があれば、被害・虐待と騒ぐことはないのではないでしょうか。
私の一番の疑問は全否定
後悔してる人、悩んでる人とは具体的にどんなことで悩まれているのでしょうか？
思った効果が得られないのに大枚をはたいたことでしょうか？
それとも痛みや痺れがいつまでも取れず何らかの後遺症が残ったのでしょうか？
私がこの現代医学から爪弾きにされている治療法を試そうと思った時に必要としたのは、反対されることがほぼ確実なセカンドオピニオンなんかではありませんでした。
実際受けた人がどうだったか、できるだけ沢山のリポートを探しました。
私がここに書き込むのも、私の経験が判断材料の一つになればよいと思うからです。
しなくてもいいけど、してもいい、位にこの選択肢が認知される日を願って止みません。
私は、切ることを迫られた人・迫られて混乱している人・迷っている人に対しメッセージを出したいと思ったのです。
ブログの形で公表して、それはいろいろなことを言われますけれど、一定の効果もあると思いますので、仕方ないと思います。ですから、二児の母さんへのお返事を書き続けています。
やってよかったという人は、本当によかったねと思います。
それしか言えませんし、「そういう人なんだ」と思いながら、それ以外のところで関係性を築いていくしかないと思います。その方との関係が続くなら。
この治療をする人は、自信があって科学的な裏付けもしっかりしているならば、なぜ学会の場で討論を続けないのでしょうか？どんなに否定されても、です。
私も、真偽を知りたいです。でも、医学教育を受けた身には、とても本当のこととは思えないとは思いますが。
（厳しく言えば、素人をだますのは簡単とも思います。いいすぎかもしれませんが。二児の母さんもだまされたとは思ってらっしゃらないでしょうしね）
反対されたくないから、セカンドオピニオンが必要ないという意見なんですね。
捜してた受けた人がどうだったかのレポートは、信じたい人には偏ったものが目に入ると思います。
結局受けたいか受けたくないか、そこで決まってくるのです。
しなくてもいいけど、してもいい、危険を冒しながらそんな治療を10万円もかけて子どもにする必要はあるでしょうか？
真偽は知りたいけれど、それはここでは問題にしていません。
近隣で実際に存在する「この処置さえ受ければよくなるわよ」といって、産後間もない不安なお母さんを追い詰めるやり方を問題にしています。
それは、母親への支援ではないからです。
何度も書いていますが、それは母親への支配です。
そして、自分の支配を支援と思って酔っています。
おかしな母乳マッサージの陥りやすい、支援に見える支配です。
こういったコントロールは暴力的でさえあって、母親はマインドコントロールされ、依頼心ばかりが育って、自分で考えるということをやめてしまう場合もあります。
大変危険なことだと個人的には思います。
だから、カリスマとか宗教的とか占い師のよう、という言葉がしばしばコメント欄での否定的な意見の方から出てくるのです。
本当の支援というのは、母親が自分で解決する力をつけていくというのが目標だと思います。
自分らしい子育てを自分で選んでいくことができる、時間がかかってもいいので、助産師さんに経過を見てもらいつつ（マッサージを受けつつ、カウンセリング効果もあるわけですし）ゆっくり自信をつけていくというのもいいと思います。
ただ、いいなりになっているのはおかしいと思います。
たとえば、食事を厳しく叱責されて、そのようにすべきだと自分自分を追い込み辛い思いをされている人もいます。
そのように、指導が支援になっていないこともありますから。
柔軟に自分にとっても良い部分をいいとこどりできたらいいのですけどね。
二児の母さんは、強引な勧誘を受けたわけでもない、受けてよかったということなのですから、それだけのことですよ。
それでいいのです。
あなたはあなたで考えて選択した。そして、それが成功した。そういうことです。
よかったじゃないですか？
本当によかったですよ。
どうして、これほど、このブログで書き込むのはわかりません。
そういう人もいると私は何回も書いていますし、その存在を知っています。
その人たちを否定していません。
よかったですねと思うだけです。
真偽はわからないままですけれど、そんな状態で強引な勧誘がありますからご注意をという医療情報の一つです。
そして、私は匿名でもありませんし、杉並区でのクリニックの住所もアドレスも電話番号も出しています。堂々とどこでも自分の意見を言えます。
強硬な賛成派の方々も同じ区内で母乳マッサージをしてますが、その人から直接のご意見もないです。
ブログには匿名でないと言えない意見も含めて、いろいろな意見が出ていますが、消去していないそれらの意見を読んでご判断くださいと思っています。
言うまでもなく、人はそれぞれ全く違います。
嗜好も趣味も価値観も背景も状況も関係性も・・・
ですから、その違いを認識したというだけの言葉と思ってください。
「自分と違ってる」とバカにしてるわけではありません。
「簡単に騙される」と書きましたが、素人は簡単に騙されてばかねという気持ちでいるのでもないのです。
そういう処置を信じたい、普通の小児科医の意見を受け入れられない、という気持ちがあるのだとです。
医療不信になるなんらかの背景、実際に医療の場で被害にあったとか、とてもいやな思いをされたとか、医療を信じたくない、できれば他のものを信じたいという気持ちを持たれているのかと思っています。
コメントで何人もの方が書かれたように、小児科で相談しても納得できる答えをもらえなかったとか、中にはバカにするような診察態度だったという体験談もあります。
そういう点では、学会できちんと否定されているこの治療がいまだに信じられている受け入れられているというのは、小児医療に対しての一部の人々の感情を示していると思います。
この点は小児科医が反省すべきことであろうと思います。
それは書き込みが可能なシステムだからと云うのが大前提です。
それから、医学博士と云う“権威”ある、“所在が明らかな”あなたの投じた一石に乗じてではありますが、今情報を必要としていらっしゃる方に私の体験がお役に立てればと思うからです。
あなたが騙されたとまで仰る、酸素飽和度が上がったことや、一瞬で搾乳の必要がなくなったこと、オペ前夜まで毎晩バスタオル一枚がぐっしょり濡れるほどの吐き戻しが治まったこと、ただの経験談としても必要としている方がいると思うからです。
私がセカンドオピニオンを必要としなかったのは否定されたくなかったからではありません。
否定されることが分かりきっていたからです。
読まなくても結末が分かっている本のようなものだから、実際に成功された方や、失敗して苦しんでおられるかどうかに絞って調べたのです。
だから具体的に困られている方はどのように困られているのか伺ったのです。
それもまたひだまりさんがストップを掛けたい方にとって有用な判断材料の一つになると思います。
どこまでも平行線でしたが、丁寧にお返事いただいたことには感謝します。
あなたとのやりとりが、いつか誰かの目に触れて、その方の参考になれば望外の幸せです。
やっぱりこんな感じなんですね。体験者の声って。極端というかなんというか…。精神的な世界なんだなぁと思いました。
確かに良い判断材料になりました。
二次の母さん、ありがとうございます。
「低レベル」だの「小バカにしてる」等の言葉を含むコメントがありました。
私も、書き込みができるから書き込むのだということで、延々と同じような意見への反論を丁寧にするのに、ほとほと疲れてきました。
結局は同じことを書いて反論されますし、中には以前一度だけ消去したような、人をおとしめ呪うような意見もありました。
これに対しても、同じことを言って対応するしかなく、議論論を続けることの意味もないと思いますので、新しい意見だと判断できない意見は今後は消去します。
書き込みできるからいつまでも反対意見を書き込まれる、その意見を最後にすることはできないから、一生懸命お返事を書く、そのダラダラ続く攻防には、これ以上エネルギーを使えないと判断しました。
ひだまりクリニック 佐山圭子
私がこれは困ったことだと考えている場合の舌小帯切除とは異なるパターンだとは思いますが、5年生のお子さんの手術の苦痛も後悔につながるということを教えてくださってありがとうございます。
私が問題視しているのは、授乳障害のすべてを舌小帯のせいにして、産後間もない母親を脅すような指導で困らせ保険も効かない高額な医療行為をすることです。
よい結果とならないときには自己責任といわれます。
これは、すべての代替医療での責任逃れの言い訳に使われる言葉です。
たとえば、ホメオパシーや医療否定の宗教（有名なものではエホバの証人の輸血拒否。全ての医療行為を受けないという宗教もあります）
予防接種は危険だと不安を煽っている人もネットにはいますが、そのような意見を真に受けて、予防接種をひかえて、細菌性髄膜炎や麻疹になったら、いのちの危険にさらされますが、それも親の自己責任と言われます。そして、言い逃れをして逃げられます。
医療にも代替医療にもどちらに対しても依存しない・拒否しない、自分なりの付き合い方ができるといいなと思います。
歯科でされた治療は保険適応のある治療ですね、きっと。
保険の適応のない治療、支持している医師が少ない治療行為は、普通の治療とは違うことだとしっかり認識して、より納得していることが大事だと思います。
お大事に・・・早く違和感がなくなるといいですね。
その後、ご子息はいかがですか。今頃はなんら痛みもなく元気にお過ごしのことと思います。
我が家の体験談がもしかしたらお役に立つかもと思って書きます。
結論から申し上げれば、「今の手術を一切、後悔する必要は無いと、経験上考えます。」ということです。
小１で我が子も舌小帯を切りました。痛くて当日は鎮痛剤が切れると痛みで大泣きしていましたが、
翌日以降はすっかり元気になりました。
発音がやや舌ったらずで、舌を上顎につけることができず、食事を口を閉じたまま食べきることができない。
乳児健診、幼児の健康診断で相談しても、心配なしと言われ続けましたが、入学後も何ら変わらない為に
歯科で相談しました。
「切らないで様子見でも良いレベルですが、切るならば保険適用になります。」と言われ、
思い切って切ってもらったのです。
舌小帯を切ると劇的に全てが解消するかと思いきや、実はそんなことはありませんでした。
飲み物を飲んだり食べるときに、最後の一口を飲み込むまで口を閉じっぱなしで飲み込むことが
できませんでしたが（ご子息は如何でしょうか）、それも直ぐには治りません。
咀嚼時の、舌を前に突き出して食べて飲み込む、その癖や経験が今日までに身についていて
本来の舌の動きを「舌が覚えていないから」できないのだという説明を受けました。
小さな一口をよく噛んで、飲み込む迄、唇を閉じたままでいる、そんなレベルから練習しました。
少しずつ良くなり、学校でリコーダーの授業が始まってからもタンギングが出来てホッとしました。
舌の筋肉を鍛える練習をして変わらないことは無いですから、どうぞ無理の無きよう。
食事の際に、小さな一口のごはんをきちんと唇を閉じて飲み込むことを
一食のうちに一回ずつでも気をつけるだけでも、変わっていきました。
ななさんや私の子ども達は、全身麻酔のリスク無しで成長してから頑張って手術を受けて
今日があるのでそれを全面肯定したいと考えています。
ひだまり先生、問題提議のブログで背景がわかる方にとっては「ああ、あれね」と解れど
そうでない人にとっては解りにくい部分があるかもと思い、体験談を書きました。
ひだまり先生がご心配なさっている分野ではなく、
純粋に構音障害や摂食障害で困っている者が舌小帯を切ることについて迄も、「舌小帯」の一語で
過剰反応で反対されたりする流れになるのは好ましくないのではないかと考えたからです。
なお、ひとつ言えることは、多少なりとも支障をきたしていたレベルの舌小帯を切ることなく我が子は
乳幼児期から就学後しばらくまでを生きてきた訳ですが
アトピー性皮膚炎もアレルギーも無縁で、利発で、癇癪を起こして困らせる事なくニコニコ笑う子でした。
（↑これらは「舌小帯を切れば、こんなにバラ色人生」的な説明を参考に、親馬鹿混じりで書いてみました。）
逆に言えば、「舌小帯を切らないと我が子が不幸になる」と思いこんでおられる方が、もし、いらっしゃるのでしたら
そんな単純なものでもないのではないでしょうか、と経験から申し上げることはできると考えます。
その後、舌小帯を切った後に素敵なビフォーアフターがあったか？と聞かれたら、
即時に何かが解決したというものはありません。言葉や食事の訓練のスピードは上がり、時間をかけて良くなりました。
花粉症を発症してしまったのも、切除後のことですので
「舌小帯を切れば、アレルギーと無縁」というバラ色人生物語という単純なものでもないのでしょう。
残念ながら。
ぷくりんさんの体験談を聴けてよかったですね。
ぷくりんさん、ありがとうございます。
赤ちゃんの時期に授乳障害や呼吸状態を理由に切除することはないのです。そして、舌小帯の状態は成長とともに改善することが多いです。
でも、一部に4歳ころになって構音障害などを残す人がいらして、そのときに考えても大丈夫ということです。
舌の使い方のくせがついてしまうことによる、切除後の悩みは、体験談を聴くことが出来てよかったです。
ぷくりんさん、ありがとうございます。
貴重な体験談ですね。
今は手術をしたことに対する後悔はなくなってきています…ただよく説明を受けないまま手術を受けた息子の気持ちは消えません。どんな手術でも、本人、家族が納得してから行われるべきですよね。舌の動きや咀嚼の仕方などは長い目で見ていこう思います。また、何かありましたら相談に来ます。
なお、ひだまり先生。
ひだまり先生は、こちらでの「舌小帯手術の絶対推進派」の方々と対立している図式に見えますが
ひだまり先生こそ、本当のところはもっとも寄り添って考え、理解できるのではないかと私は感じています。
何故なら、ひだまり先生のブログの文章中の「舌小帯の手術」を「自宅出産、助産院出産」に置き換えてみてください。
それを読めば、「舌小帯手術をして大満足で今暮らしているご家族」の気持ちが、きっと痛い程わかると思うのです。
前のブログコメントで仰っていたではないですか。自宅出産について匿名で叩かれたので封印していた、と。
私は、無事出産できた方は本当に幸せで良かったと思いますし、その結果として心身共に安定された方は良かったと思いますが
正直、舌小帯の手術とは比べ物にならないほどに自宅出産はハイリスクですし、そこで得られる満足というのは医学的根拠がなく
医療関係者が積極的に良かった等とは公言していただきたくない類のものというのが、あくまでも私見です。
…と言われたのと、恐らく同じような感情なのだろうと想像します。
さて、ここはcoolに情報交換できる場となればと思い、情報提供で一石投じてみます。
赤ちゃんが舌小帯を切除することのメリット・デメリットは本当のところはどうなのでしょうか。
哺乳困難という理由で舌小帯切除する必要は無いとのことですが、
ここは敢えて推進派の先生方に関連する神奈川歯科大学以外でも記載があるか検索してみたらヒットしました。
昭和大学歯学部のHPのようです。http://www.okuchidetaberu.com/colum/no15.html
そこには、手術について「哺乳障害がある場合などでは新生児から行うこともあります 」
そして保険適用だということも明記されています。
よって、小児科側からそのような例に対する考慮無く「必要無し」と断言してしまうのには些か疑問があります。
ただ、必要がある新生児というのはどの程度の深刻さなのか、パーセンテージなのかもわかりません。
また、手術する場合にも、検索するとレーザーで切るのが綺麗で出血も酷くならず良いという主張、
レーザーだと再癒着するリスクがあるから、スパッと切るべしという主張のように、見解が大きく割れていました。
他にも、顎舌筋の一部を切ることを良しと主張する派、切る必要などないという派、
全身麻酔派、湿潤麻酔派にも、わかれていました。素人には何が正しいのか、解りません。
素人見解ですが、相手は赤ちゃんですから、麻酔や切開によるリスクをメリットが上回る場合においてのみ
手術するという決断に至ると思うのです。
これらの手術におけるこれらのリスクというのはどの程度に見積もれば良いのでしょうか。
私自身のこととして幸せだったこと、満足していたことは書きましたが、決して勧めているわけではありません。
しいて言うなら、どんな形でも満足できる納得できる出産を目指してほしいということだと思います。
リスクをおかして自宅出産をしているわけではないし、医療にまもられた自然出産は、選択肢として選べればいいとは思います。
今回とりあげた舌小帯切除は全くおかしな話です。
「9割の人が切除が必要だ」というカリスマ助産師の意見、積極的に保険適応外の治療をしている施設が日本に数えるほどしかないこと、おっぱいで悩む産後間もない母親に勧める助産師は「小児科医には行かないように、セカンドオピニオンなど聞きにいかないように」と言っていること、それをおかしいことだと伝えているのです。
これは支援ではなく支配だと思います。
ここでは、切除が正しいかどうかはひとまずおいています。
仮に切除が正しい処置すべき処置なのだったら、きちんと学会で議論を進めて欲しいと思います。
妥当な意見だとは思えないですが、これは客観的な意見ではないので、反論されればそのことは専門家で話し合ってほしいとしかいえません。
私は、紹介医の立場になりますから。
股関節の問題などと同様、小児科医はスクリーニングの仕事、振り分けの仕事をしています。私が出会う赤ちゃんには授乳障害の子どもが9割もいるとはとても思えませんし、ましてや股関節の問題・呼吸の不安定さや夜泣きや髪がたつことなどが舌小帯で治るというなどとはとても考えられません。
治療の可否よりも、不安な親をそういう言動で動揺させて困らせている(保険適応の処置を保険適応外として高額な治療をする）しないとどうなるかわからないといった言葉で脅すことを問題にしています。
私は、この問題でよくなったと感謝している人が一定数（多い割合でない）いることを知ってますし、そのことを思うと、否定することもできないので、治療そのものを否定することもできないのかも・・・とは思っています。
けれど、その割合は高くないと思いますし、施設を選べば保険適応できる治療であり、その時期も決して急いでしなくてもいいものなのだと理解しています。ご紹介の昭和大のHPもそのように書いてあります。
切除賛成派の人々は、今やらないととか、親なら迷うべきでないと強い口調で追いつめるということをしてます。
実際にその切除を迷いつつ選択してしまって後悔している人泣いている人に多く出会うので、こうやって公に意見を出しました。
いずれにしても、普通の事でないけれど選択していこうというときには、よい面悪い面、自分の背景（価値観や環境・周りの人の理解など）をすべてを考えて納得しているということが大事だと言えると思います。どんな結果が出ても大丈夫という気持ちでいるのが大事だと思います。
自宅出産に関しても、医療の支援を受け、産婦人科医に大丈夫ですよと言われて、私は納得の上で決定しました。
私自身は、自宅出産・助産院出産と舌小帯の問題は全く異なるものだと思います。
もちろん、舌小帯の問題も助産師がおこしていることですから、問題のある助産師がいるのもよくわかっていますが。医療の中で、助産の力を発揮している素晴らしい助産師も多くいることを（おかしな助産師よりもずっと多数の）よく知っています。
そういう助産師のためにも、おかしな助産師のおかしな脅しにもにた、支援と勘違いしている支配のことを明らかにしたのです。
問題提起されているのは、舌小帯の問題ではない場合にも、舌小帯切除すべきだと指導している事だと思いました。
私の場合、第1子は上手く飲めず、「舌が短いから母乳は難しい」と言われました。しかし舌小帯を切るという話は聞かず、知りませんでした。
第2子は初乳からよく飲んでいたので、第1子が飲めなかったのは母の乳首と子供の口の相性が悪かったのかな？と思っています。
また、第1子は2カ月まで搾乳とミルクの混合、その後ミルクのみですが成長曲線の一番上をなぞって成長しています＾−＾
また第1子は「いびき酷い」「よく無呼吸になる」「ゼロゼロ言う」「寝返り打つまでは縦抱っこじゃないと寝れない」「寝返り打ったらうつぶせでないと寝ない」「寝ても起きてもよだれでスタイ何枚もぐっちょり」でした。
1歳6か月頃まで原因は解りませんでしたが、「鼻炎と気道の狭さが原因」だと思いました。
それは「いつも鼻炎」「中耳炎」だったので、毎朝耳鼻科に通い鼻汁吸引してもらっていて、1歳6か月頃より仰向けでも熟睡できるようになり、2歳になった頃からいびきも無くなったからです。
また「アトピー性皮膚炎」で皮膚科通いもしています。これは3歳でもまだ少し残っています。第2子も乾燥肌なので、ミルク育児が原因ではありません。
また関係ないですが、2歳のころは関係なくイヤイヤ期でギャーッと泣いて手が付けられませんでした（笑）
3歳になっても、第1子は舌が短い方だと思います。
でも流暢に英語でも日本語でも歌が歌えますし、保育園で一番のおしゃべりです。
舌の長い第2子は、母乳でも大量に吐きます＾＾；でも元気なので「飲み過ぎたのかな？しょうがないなぁ」と気にしていません。
今は生まれつきの母斑を手術で切除すべきか悩んでいます。他にも怪我の外科処置の跡についてどのようにすべきか悩みながら形成外科に通っています。
本人が意思表示できない頃の処置は親が決断しなければならないので「いつ何処でどのような施術ですべきか」深刻な悩みです。
親としてした判断が正しかったと思えないのは、とてもつらい事だと思います。
ひだまり先生が育児に悩む母に寄り添って頑張ってらっしゃると感じ、コメントいたしました。
私が通っている小児科の先生に少し似ています＾−＾
その先生は「（小児科含め）色んな先生に診てもらう」ことを勧めてくださいます。
長文失礼いたしました。応援しています。
体験談のシェアをありがとうございます。
「いびき酷い」「よく無呼吸になる」「ゼロゼロ言う」「寝返り打つまでは縦抱っこじゃないと寝れない」「寝返り打ったらうつぶせでないと寝ない」「寝ても起きてもよだれでスタイ何枚もぐっちょり」と言った質問は、乳児期早期のお悩みでよく聞かれます。
その中で舌の問題を感じる子はほとんどいません。
全く動きに問題のない子も、このような現象になることはとても多いのです。
「うつ伏せでないと寝ない」というのは、多い質問ではないけれど、舌の問題とも関係ないと思います。
そういう子だということですね。
うつ伏せは好きな子と嫌いな子、はっきりわかれてくることも多いです。
子育てというのは、親もいろいろ子どももいろいろ、そして、身近に生活の中で垣間見ることもアドバイスを受けることも少ない現代では、本当に悩みになると思います。
子どもの数が少なくて、周りに経験者を持つことも少ない場合や、きちんとしなきゃって思うほどに、親の余裕が少ないほど（体調や心のサポートの面で）大変になると思います。
そして、それは母親だけの責任じゃないのですよね。
私は母親のサポートが少ないのが問題だなと思っています。
母親はそのときそのとき、決断を迫られますし、そのことが後になって後悔することになったら、本当に辛いですね。
でも、自分のその時の決断は引き受けるしかないですし、自分の悩んだ結果だからそれを否定しないでほしいなと思っているのです。すごく悩んで自分で納得して決めたのだということを。
ですから、けいとさんのおっしゃるように、いろいろな人に相談するということを大事にされるといいと思います。
舌小帯のことも、保健センターに相談して「やめてよかった」とおっしゃる方にも少なからず出会います。
積極的に切除を勧めるという医療機関がごくわずかだということも、事情を表していると思います。
ですから、サポートすべきの立場の人が、むしろ追いつめてしまっているということに我慢ができなくて、記事にしてしまいました。
そのことで傷つく人もいるかも・・・とは思ってたのですが。
応援メッセージありがとうございます。
私にできることはささやかですけれど、今年も頑張っていけたらなと思います。