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「今が一番楽しい」、アクセンチュア社長が機構改革の狙いを語る

アクセンチュア 程近智社長

2014/04/28
鈴木 慶太、戸川尚樹=日経コンピュータ (筆者執筆記事一覧

従業員数5000人の大手ITコンサルティング会社、アクセンチュア日本法人。経営コンサルティング、ITソリューション、ビジネスプロセスアウトソーシングの3つを事業の柱とする同社は、“秘か”に機構改革を実施。「デジタルコンサルティング本部」を2014年1月に新設した。その狙いは何か。社長就任から8年になる程近智社長に狙いや今後の展望を聞いた。

(聞き手は鈴木 慶太、戸川 尚樹=日経コンピュータ


アクセンチュアの程近智社長
[画像のクリックで拡大表示]

「デジタルコンサルティング本部」を作りました。

 グローバルでは2013年12月にデジタルコンサルティング本部を立ち上げました。それに伴い、日本でも今年1月に新設したわけです。同時に、経営戦略の立案やM&A(合併・買収)を支援する「経営コンサルティング本部」を、「戦略コンサルティング本部」に名称を変えました。

ITコンサルティングに特化して経営コンサルティングをやめる、ということはないわけですね。

 経営コンサルティングをやめるなんてことはないですよ。これまで通り、経営コンサルティングや、ITコンサルティングに相当する「テクノロジー」、ビジネスプロセスアウトソーシングを手掛けます。

機構改革の狙いは何ですか。

 顧客企業に最適なソリューションを機動的に提供するためです。デジタルコンサルティング本部は、デジタルマーケティングやCRM(顧客関係管理)の実現を支援する「インタラクティブ」、ビッグデータ分析などを行う「アナリティクス」、スマートフォンなどを活用する「モビリティ」の3つのソリューションを提供します。

 これまでは3つのテーマについて、それぞれ個別に相談されることが多かったのですが、最近は状況が変わってきました。経営トップから「デジタルシフトしたい」という要望が増えてきたのです。

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