三浦翔平
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(――いつの間にか涙を流していた。…背中を抱きしめられ、由依のおっぱいを胸板で押しつぶし、上下に揺れながら一体感を得つつ…切なさと連動し快感が昂ぶり…ついに、由依が達したと同時に、身体を硬直させて射精してしまう。)……っ!…ぁっ…っ!……っ……はぁ…はぁ……ぁぁ……俺、泣いてないよ…っ……泣いてるのは、由依じゃないか…はは…っ…。(自らは気付いていない――が目は充血し、自分でも信じられないほどの涙が零れて由依の胸の上、頬に、ポタポタと滴って。)……あれ?…なんだこれ?(自分でも本当に驚いてしまってるのが由依にも分かるだろう…そして、自分でも涙を流してる状態なのが恥ずかしいと感じたのか何度も手で拭う。――そして知る。由依の事を想って、離れなきゃならない…そんなふうに頭では分かってるのに、心と体が由依から離れたくないんだ、と。……これで最後のセックス…そう思ってたのに、射精したばかりで半勃ちの肉棒を、再び突き上げてゆく――)……由依…っ……帰らないで欲しい……俺と、居て…?(上から由依を組み伏せながらも、子供のような上目遣いで見つめ……枕元の携帯の電源を切って。) (5/12 11:35:42)