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【国際】

台湾、第4原発建設を凍結 馬政権、世論に配慮

2014年4月27日 21時45分

 【台北共同】台湾の馬英九政権は27日、1998年に台北郊外で着工後、工事トラブルが相次いだ公営、台湾電力の第4原発について、住民投票で賛同が得られるまで1、2号機とも建設を凍結すると発表した。

 第4原発は原子炉など主要部分を日本メーカーが輸出し「日の丸原発」と呼ばれる。

 政権はあくまで運転を目指すとみられ、原発政策を見直すものではないが、東京電力福島第1原発事故後に高まった反原発世論に配慮し、従来の「住民投票前には稼働しない」との立場から建設凍結に踏み込んだ。

 今後は廃炉が近づいている既存原発の運転延長や、代替エネルギーの活用を迫られる可能性がある。

 

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