【海外ニュース】ロシアの美しすぎるアルビノ少女『ナスチャ』と先天性白皮症

NAVERまとめ


2万人に1人といわれる人間のアルビノ、ロシアに暮らす美しい少女「ナスチャ」

ため息が出そうなぐらい美しいですね。この美しさと同時にアルビノには大変な面もあるようです。
2万人に一人ということは他にも多くの人がいるということでもあります。アルビノの人の中には悩んでいる人も多いとのこと。
このまとめを通じて多くの人がアルビノの本質まで理解できればいいなと思いまとめてみました。

先天性白皮症

先天性白皮症は、メラニンの生合成に支障をきたす遺伝子疾患であり、その結果、メラニン沈着組織の色素欠乏およびそれに付随する、症状を先天的にきたす。ただしこれらには大きな個人差がある

本来メラニン色素を有するはずの組織(体毛・皮膚・虹彩・脈絡膜・網膜色素上皮)にメラニン色素欠乏をきたす。
体毛はメラニンの量によりプラチナブロンド(白金)からブロンド(金髪)である。メラニンがほとんどない場合、日光により黄変していることもある。
皮膚は乳白色である。あるいは皮下の血液により薄紅色を呈する。

虹彩はメラニンの量により無色・淡青色・淡褐色などである。メラニンのない場合は無色半透明で、眼底の血液の色が透け、瞳孔とともに淡紅色となる。
脈絡膜のメラニン欠乏により、瞳孔は眼底部の血管の色が透け、淡紅色となる。脈絡膜に少量のメラニンを持つ場合はぶどう色となる。

脈絡膜および網膜色素上皮における色素欠乏のため網膜上での光の受容が不十分で、視力が弱い。眼球振盪・斜視・乱視・近視・遠視を伴うこともある。一般に、色素量の多い人ほど視覚症状は軽い。
虹彩に色素がない(少ない)ため遮光性が不十分で、光を非常に眩しく感じる(羞明という)。
皮膚で紫外線を遮断できず、紫外線に対する耐性が極めて低い。
これらは全て先天的症状で、非進行性である。これら以外の点は、アルビノでない人と同じである。

先天性白皮症の治療法は現在のところ見つかっていないため、処置は以下の対症療法となる。
メラニンが不足しているので紫外線防御が常に必要な場合が多い。視力障害など、眼科でのコントロールが必要な場合がある。

劣勢遺伝という言葉の持つ響き、日光をさけるための行動、普通に外に出られる人との様々な違いが、先天性白皮症の人に対する偏見に繋がったりもするようです。また症状も人によって様々なので、その人のことを理解すると同時に、アルビノについての理解も必要ですね。
色んな人の事情を理解し、お互いを尊重できるようになれば良いなぁと思います。

アルビノはその個性から事件に巻き込まれることもある

2010年の記事です。
【5月7日 AFP】アルビノ(先天性白皮症の人)の殺害事件が相次いでいるタンザニアとブルンジで、今月に入って新たに3人の被害者が出たとカナダのNGOが6日、明らかにした。殺害の目的はアルビノの体の一部をお守りの材料として高値で売ることで、国際社会からの圧力にもかかわらずいまだに売買が後を絶たない現状が改めて浮き彫りになった。

ありえないような話ですが、奇異の目でみられた結果、その国の文化や古びた信仰心によって傷つけられる人も存在しています。

こんな事件が無くなるように、と切に思います。

関連リンク



↓記事の続きはこちら:
http://matome.naver.jp/odai/2134038510698844901