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【決定版】7000枚のCD販売を実現した”究極の路上ライブ”と集客方法

公開日: : WEBプロモーション

先日、ストリートライブの収入だけで生計を立てていたアーティストの方にインタビューしてきました。

今回はその時の内容を編集してお伝えします。長文ですが、過去最大級に具体的で濃密な記事です。

インタビューした方の経歴

JABBERLOOP_2

DAISUKEさん(写真左)

Sax、Trumpet、Keyboard、Bass、Drumsの5名で構成されたクラブジャズバンド『JABBER LOOP』(ジャバループ)のSax担当。

2007年、ロンドンより12inch EP『UGETSU』をリリースし、同年コロムビアミュージックエンタテインメントよりアルバム『and infinite jazz…』をリリース。

3rdアルバム『攻め燃える』の収録曲『Round-Mirror Moon』がiTunesのジャズチャートの1位を長期に渡って獲得。台湾のラッパーSOFT LIPAとの共作アルバム『経典!』の収録曲『dental driller』が人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン2011』に使用される

2012年から自身の主宰するレーベル『INFINITE RECORDS』を始動し、精力的なライブ活動を行っている。

目次

【概略】JABBER LOOPがやってきたこと
路上ライブでの心構え(ここから本編)
路上ライブはメジャーデビューに繫がるのか?
人だかりを作る方法 ~通行人の流れには法則がある~
15分ですべてを終わらせろ!
金太郎飴のようなライブをしろ!
機材はどうしていたのか?
その他:JABBER LOOPさんの経験則

【概略】JABBER LOOPがやってきたこと

メジャーデビューする前の2年間、6人で一軒家を借りてストリ-トライブの売上のみで生活

◆2年間で7000枚~8000枚のCDをセールス。
◆収入は全て手売りのCDから。単価は1500円~2000円。
◆2年間での売上は1050万~1600万円
◆メンバー6人の一人あたりの月間収入はざっくりで8万5000円ほど

こうして羅列してみると凄いですね…CDの手売りだけで収入が1000万円超えているアーティストってなかなかいないのではないでしょうか。

路上ライブでの心構え(ここから本編)

JABBER LOOPのメンバーは『絶対に路上ライブで食う。ダメだったら地元に帰る』という強い覚悟のもとで路上ライブ生活をはじめたとのこと。

それを踏まえ、これから路上ライブをやりたい人たちには『なぜやりたいのか?を事前に明確にしておくことが重要』『目標がない限りはやらない方がいい』とおっしゃっていました。

路上ライブはメジャーデビューに繫がるのか?

JABBER LOOPのケースで言うと『No』でした。

彼らがメジャーデビューしたのは路上ライブとは一切の関係がなく、レーベルの担当者に出会ったのは別の方法。プライベートの延長線上でデビューのきっかけを掴んだようです。

人だかりを作る方法 ~通行人の流れには法則がある~

jabberloop_3(秋葉原で演奏するJABBER LOOP)

答えはシンプルで、人がたくさん通っている場所でやること。そして街の特性を活かすこと

例えば、渋谷のスクランブル交差点は1回で3000人が通行します。JABBER LOOPはその流れを利用して、500~600人を一気に観客化させていました。

で、演奏場所を選ぶにあたってはひとつ鉄則があります。

通行人が左に曲がった時に右にいることです!!!!!

図を入れて説明します。

路上ライブ 通行人の流れの法則2

1.人は改札を出た後に左に曲がりやすい
2.左に曲がったあとに右側に演者がいると目を留めやすい

少しだけ人通りをさえぎるところにいることがポイントです。そして、確かな演奏で人だかりをつくること。中で何をしてるのか?と思わせること。人だかりが人を呼びます。

※15分で人だかりができなかったら見込みが無いとのことです。

また、演奏する街を選ぶにあたり、人がどういう目的でその街に行くかを考えることも重要とのこと。

例えば、JABBER LOOPさんの経験則ですが、

田町→ダメ。ビジネス街だから。
新橋→ダメ。夕方は忙しいサラリーマン、夜は酔っぱらいの街。演奏は聴いてくれるけどお金にならない。
川崎→よい。ベッドタウンで人が帰ってくる街だから。20時から21時の間がよい。
秋葉原→よい。電化製品をはじめ、『人がお金を使いに行く街』だから。

こういった具合です。街を訪れる人の心理を読むことが重要です。演奏する時間帯についても同様です。

また、これから開発が進んでいく街もおススメとのこと。訳あってその理由は伏せますが。。

※JABBER LOOPさんが路上ライブをやっていたのは何年も前の話なので、現在は各街の状況も変わっているかもしれません。

15分ですべてを終わらせろ!

もうひとつ鉄則があります。15分以上同じ場所で演奏しないことです。

JABBER LOOPさんは、演奏場所に到着して、楽器を出して、ライブして、撤収するまでを15分で済ませていました。ドラムセットさえも圧倒的なスピードでセッティングしていたとのことです。

理由は下記の通りです。

1.他のバンド・アーティストや通行人に迷惑をかけないようにするため。
2.お客さんを満足させないため。満足しないからCDを買う
3.通報から警察が到着するまでの平均時間が約15分

※原則、路上ライブは道路交通法違反です。何回か捕まると前科が付きます。

物販については、お客さんが勝手にお金を入れてCDを取っていくようにセッティングをしていたとのことでした。

金太郎飴のようなライブをしろ!!

常にテンション高く、勢いある演奏をした方が売れます。

勝負は15分しかありませんから、スタートから徐々に盛り上がるようなライブではダメです。いつお客さんが来てもピーク状態でいられるようにすることが必要です。

機材はどうしていたのか?

ベースはJC、鍵盤はキーボードアンプ、ドラムは生音だったとのこと。

電源は発電機だけ車に積んで、台車に乗っけて運ぶ。とにかく早く組み、早く片付ける。

そして、メンバーで分担して物販しながら片付けていたとのことでした。

その他:JABBER LOOPさんの経験則

◯1日の路上ライブの平均実施回数は約3回
◯売るものはCDに絞ったほうがよい
◯投げ銭はダメだった。お金をいくらにしていいかお客さんが決めにくい。
◯物販の際にライブのチケットを売ってしまうのはあまり効果がなかった。
引き際が大事。人がどんどん集まってきても欲張らないこと。引き際がキレイだからCDが売れる
◯常に臨機応変な対応が求められるため、路上ライブの事前告知はしないことが鉄則。

最後に

長文となりましたが、以上です。

路上ライブと法律について興味のある方は下記を参考にしてみてください。
無許可ストリートライブは違法?どうすれば合法的にできるのか

そしてこちらはDAISUKEさんのバンドJABBERLOOP(ジャバループ)のMVです。DAISUKEさんはサックス!

JABBERLOOP

魂のワンマンツアーファイナル!! ~2014春~
【場所】代官山UNIT (渋谷区恵比寿西1−34−17 ZaHOUSE)
【日程】5月6日(火)
【時間】OPEN / START : 18:00/ 19:00
【料金】前売¥3,500(ドリンク代別)/当日 ¥4,000-
【チケット】
ローソン 0570-084-003 [L]
イープラス
チケットぴあ 0570-02-9999 [P]
【制作】EARTHTONE / INFINITE RECORDS
【お問い合わせ】代官山UNIT 03-5459-8630

そして上記はJABBERLOOPのワンマンライブの情報です。こちらもご興味のある方はぜひ!金野も参戦してきます!

最後に、下記がJABBER LOOPさんのFacebookページです。

https://www.facebook.com/jabberloop?fref=ts

彼らから学べるものはかなりたくさんあるはずです。ぜひ今後のJABBER LOOPさんの動向をチェックしてみてください。

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