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警察官の拳銃自殺 「パワハラが要因」
4月21日 16時57分

警察官の拳銃自殺 「パワハラが要因」
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ことし2月、東京・大田区の警察署で44歳の警察官が拳銃で自殺した問題で、上司の係長が辞職を強要するような言動をしていたことが分かり、警視庁はこうしたパワーハラスメントが自殺の要因になったとして、係長を懲戒処分にするとともに遺族に謝罪しました。

ことし2月、東京・大田区にある蒲田警察署のトイレで、44歳の巡査長が拳銃で頭を撃って自殺しているのが見つかりました。
警視庁が調査した結果、上司の52歳の係長が去年の春ごろから巡査長を含む数人の部下に対し職務質問による検挙が少ないことなどを厳しく叱責し、自殺の前の日などには「お前らはだめだ。身の振り方を家族と相談しろ」などと辞職を強要するような言動をしていたことが分かりました。
警視庁はこうした行為がパワーハラスメントに当たり、自殺の要因になったとして、係長を減給の懲戒処分にするとともに巡査長の遺族に謝罪しました。
係長は「パワハラという認識はなかったが責任を痛感している」と話しているということです。
警視庁は「警察署の中核職員としてあるまじき行為であり厳正に処分した。職員が職務にまい進できる環境作りに努めたい」とコメントしています。

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