［スポーツ］【欧州サッカー】ケガ影響見せず守備奮闘も…本田、攻撃は輝きなく（2014.4.26 09:59）

　負傷による戦線離脱から３試合ぶりに戻ってきた本田は守備でこれまで以上に奮闘した。左足首捻挫の影響を感じさせない動きで、セードルフ監督は地元テレビに「できることはやってくれた」と評価した。しかしＡＣミランの劣勢をひっくり返すような輝きは放てなかった。

　２位につけるローマに押される苦しい時間帯が長く続いた。前半３０分すぎの窮地では全力でゴール前まで戻り、相手のキックを滑り込みながらブロック。自陣深くまで何度も長い距離を走り、守備陣を助けた。

　その頑張りは肝心の攻撃面につながらなかった。右からクロスを送っても好機をつくれず。ドリブルで持ち上がっても、味方のサポートがなく手詰まりになった。

　５月４日の次戦は、長友が所属するインテル・ミラノとのダービーマッチ。注目度の高い大一番で巻き返せるか。（共同）