(オープニングテーマ「GLORYDAYS」)・「さぁ夜が明けた今旅立ちの時」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「引き返せない旅はノンフィクション」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「待ったなし本番よーいアクション」・「風に吹かれ戸惑う事も涙に暮れる夜だって」・「それはそれできっと悪い事じゃない
(悪くない)」・「まるでバネの力みたいに」・「深く沈めば沈むほど」・「高く飛べるんだ」・「はるか先へと向かい地平線を目指そうRisingsun」・「あの朝日に手をかざして」・「同じ想いが呼んだこの出会い」・「もう一人じゃないね」・「だから僕達は今輝きの旅」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」
(政)俺に残された猶予は5年しかない。
5年たてば俺は22になる。
(信)ん…?
(河了貂)あっ!ひょっとして!ああ…。
「加冠の儀」だ。
加冠の儀を行えば俺は国内外に秦国君主として認知される。
そうなれば呂氏派の中からこちらに流れてくる者が出てくるだろう。
5年で十分だ!信!?これは遊びじゃねぇんだ…。
向こうが5年で決めに来るっつ〜ならそこが勝負だ!そういう事だ!では信お前の方はどうだ?ん!?5年で将軍になれるか?えっ…!?心の声5年で…将軍に!俺の最初の号令で出陣する将軍はお前だ信。
あっ…!?ん…!ふっ!心の声あと5年…。
たとえ呂不韋が潰しに来ようと政は秦国王として文句なく認められるようになるはずだ。
だから…やるぞ政!俺も絶対5年で将軍になってやる!うおお〜!
(魏国軍歩兵ア)なっ!?
(飛信隊)うおおおお〜!
(魏国軍歩兵イ)ひ…飛信隊だ〜!秦趙同盟の成立以降信が戻った飛信隊は以前にも増して前線で猛威を振るっていた。
(竜川)う〜わ!
(兵達)うわ〜っ!
(兵達)うっうぅぅ!
(崇原)うっ…!あっ!うわっ!松左!
(松左)あ!?ぬおっ。
ぐわぁ!
(剛炭)お前らか…最近この辺で図に乗ってるという部隊は…。
(尾平)で…でかい!
(去亥)竜川よりでかいぞ!隊長は前に出ろ。
この剛炭様が三個錘で頭吹っ飛ばしてくれる!ん?ちっ!ぬお〜!ぐはっ。
てめ〜なんかにかまってる暇はねぇ。
こっちには5年しかねぇんだ。
(歩兵ウ)ひ…退け!退けぇぇ〜!
(飛信隊)うぉぉぉぉ!
(談笑)いや〜連戦連勝だな〜。
もはや前線に敵なし!飛信隊最強〜!
(田永)何調子乗ってんだ。
大して活躍もしてねぇのに。
相変わらず口だけは達者だな。
うるせぇ!いいじゃね〜か勝ち戦の後ぐらいちょっと浮かれたって!まそうだな大目に見てやろう。
尾平の場合明日は生きてるか分かんね〜んだし。
(2人)うむ。
んんっ…。
待てコラァ〜!俺は絶対死なね〜ぞ!生きて帰ってそんでもってまた東美ちゃんに甘えるんだから〜ん。
(隊員達)アハハハハ〜。
(尾平)と…東美ちゃ〜ん!
(鳥のさえずり)ん…!
(壁)勝利した隊長の顔ではないな。
あっ!あぁ…。
(壁)久しぶりだな信。
壁!
(壁)しかし驚いたぞ。
前線で飛信隊がこれほど有名とは。
聞けばすぐにここだと分かった。
小さい前線だからなちょっとした事で名は広まるんだ。
…でもこんなの全然大したこたぁない…。
フッ…。
思ったとおり相当焦ってるみたいだな。
やはりわざわざ会いに来たかいがあった。
え…?そういや何でこんな所に壁が…?亜水城に使いに行く途中だ。
ん…!?信早くも秦趙同盟のもたらす効果が表に現れようとしている。
え…?
(ざわめき)
(壁)魏国への攻略戦だ。
趙への警戒が無用になったため本格的に軍力を魏へ集中できるようになった。
この辺りでは初めての中規模の戦となったのである。
(石)始まったぞ隊長。
両軍約1万。
これを逃す手はねぇな信。
ああ。
俺達飛信隊は今回も独立遊軍だ。
合戦中自由に動けるが他の助けは当てにできねぇ。
好機を見極めて俺達の力だけで大将を討つ!
(田永)おおっ!羌お前の意見を聞かせてくれ。
(羌)秦国軍の力では敵本陣の手前で膠着するだろう。
敵将を狙うならまず後ろについて本陣の背に回り込んで突入する。
もちろん本陣の守備を突き破るのは容易ではないがな。
(息をのむ飛信隊)渕さん魯延じィは?
(渕)異論なし。
(魯延)同じく。
よしやるぞ!
(飛信隊)おおおお〜!
(喚声)
(隊長A)押せ押せぇ〜!押し込めぇ〜!
(騎兵A)だ…駄目です…。
魏軍本陣まで届きません!逆にこちらの兵が削られてます!このままでは…!ぐうぅ…。
(飛信隊)オォォォォォォ〜。
(2人)おおっ!?
(騎兵A)あの部隊は何だ!?防御陣をかわして敵本陣の背に回り込むぞ!ああれは…!
(飛信隊)うおおおお〜!
(隊長A)飛信隊だ!一気に突破するぞ〜!
(飛信隊)おおおぉぉ!
(魏兵A)な何だこいつら。
(魏兵B)つ…強い…!
(魏軍部隊長A)ええいっ!何をしている!抜かせるな!ここを抜かれてはもう本陣は丸裸…あっ!はっ!
(魏軍部隊長A)ぐわ〜っ!うわっ!ぐわっ!心の声行くぞ!絶対敵将を取る!
(陽)ええ〜っ!まだ大王様とな〜んにもないの!?
(向)う…うん…。
御寝所へ行ってもいつも「黙って隣にいるだけでいい」って言われて…。
ででも向ちゃんもう何回も大王様に呼ばれてるでしょ?他の人は大抵1回きりなのに…。
う〜ん…。
な…何?うん?
(陽)う〜ん…何か特別なものがあるようには見えないし…何で向ちゃんだけなの!?しっ知らないよ〜。
逃げるところがますます怪しい…。
待って向ちゃ〜ん!もっとよく見せてよ〜!
(向)やめて陽ちゃん…!
(陽)ちょっと待ってよ…!・国境付近でまた魏国が侵攻してきたか…。
(昌文君)はっ。
相変わらず前線では連日小競り合いが続いております。
魏国への攻略戦急がねばならぬな…。
ん…。
5年か…。
は?心の声早く登ってこい…待っているぞ…信!
(喚声)おらぁ〜!うりゃ〜っ!行け行けぇっ!隊長に後れを取るな〜!あっ!?ああ!
(昂)あ!フッ…!っしゃああ〜!抜けたぁ〜!敵将をとれ〜!ぐっ…!なっ…!あ…何だこれは。
(渕)ぜ…全員討たれている…。
本陣が…壊滅してる…!?ど…どういうこった…。
うっ…!心の声何だ…!?誰かいる…!
(飛信隊)あぁ…!?
(王賁)ほう…驚いたな。
我々の他にも本陣を狙う者がいたとは…。
しかし残念だが一足遅かったな。
心の声俺らより先に敵将を討っただと…!?心の声何者だこの男は!?き騎馬隊か…。
(番陽)そこの歩兵ども!
(飛信隊)あぁっ…!どこの所属の部隊か!?
(飛信隊)うっ…。
わっ我々は秦国北軍所属!特殊三百人隊の飛信隊!そちらはいずこの!?んっ!?何っ!?
(騎馬隊達)飛信隊?飛信隊だと…?そ…そちらはいずこの部隊か!?どうしたそっちも名乗りやがれ。
我々は玉鳳隊。
秦国南軍所属の特殊三百人隊だ。
なっ!と特殊三百人隊って…!お俺達と同じ!?そうか…諸君らがあの飛信隊…。
(騎馬隊A)ぷっ。
(玉鳳隊)ワッハッハッハ!え?
(玉鳳隊)ワッハッハッハ!
(玉鳳隊)ワッハッハッハ…!
(玉鳳隊)ワッハッハッハ…!あ…う〜っ!
(玉鳳隊)ワッハッハッハ…!何笑ってやがんだてめぇら!
(玉鳳隊)ワッハッハッハ…!フフすまない。
非礼を許せ。
しかしこれには訳がある。
最近やたらと耳にする飛信隊…。
同じ特殊三百人隊として正直その存在を警戒していたのだがまさか噂どおりに農民歩兵の集まりとは思ってもみなかった。
皆目を疑うほど驚いた次第だ。
許せ。
(玉鳳隊)ワハハハハ…!
(玉鳳隊)ワハハハハ…!あ!?
(玉鳳隊)ワハハハハ…!
(玉鳳隊)ワハハハハ…!笑うな!ああぁ…。
農民歩兵で悪ィのかよ!結局同じ三百人隊だろうが!同じなわけがないであろうがばか者。
何っ!?
(王賁)我々玉鳳隊は貴士族の中でも幼少期より軍事教育を施された英才集団だ。
農民の子が鍬を持つより早く我々は剣を持ち槍を振るい個人・集団戦術をたたき込まれている。
一方諸君らは本職を農耕とする戦の素人。
たまたま武功を立て続けにあげて喜んでいるのは分かるが我々と同列と思われては不愉快だ。
そもそも一般歩兵の君達が特殊部隊をやっている事自体大きな間違いなのだ。
戦場において君達の正しい存在価値は「蟻」である事だぞ。
ん…!蟻!?
(王賁)私情を挟む事なく上の命令を忠実に実践する働き蟻。
これに徹する事が君達歩兵の最も重要な責務だ。
もちろん君達を軽んじているわけではない。
10万を超える大軍を作る時8割は君達一般歩兵だ。
軍の基礎力は君達でありその存在なしに戦はできない。
ただし蟻は蟻。
独立遊軍など高度な事は我らに任せて君達は本来の持ち場で力を尽くせ。
分をわきまえぬ夢を見ると不幸になるぞ。
まぁどこのバカが焚きつけたかは想像がつくがな。
なっ!?やはりな…。
魏国への攻略戦までに名を挙げようと各地からかなりの小隊が集まっている…。
心の声
(壁)中でも玉鳳隊…この三百人隊は既にぬきんでている…。
しかもその隊長は…。
負けるなよ信…。
そろそろ参りましょう。
敵将の首を掲げて戦を終わらせねば。
ああ。
待ちやがれ!
(王賁番陽)ん…!?し信殿冷静に!相手は恐らく貴士族の…。
うるせぇ!何なんだよさっきから黙って聞いてりゃてめぇは!貴族か士族か知んねぇが戦が始まりゃそんなもん関係ねぇんだ!バカが!俺達はこの手ででめぇらみてぇに偉ぶった奴らをぶっ倒してきたぜ!バカはどっちだ。
蟻の話が理解できておらんではないか。
(玉鳳隊)ハハハハ…!
(玉鳳隊)ハハハハ…!番陽副長。
はっ!
(玉鳳隊)ハハハハ…!ん…!?な何だ…?全員気をつけぇ!
(飛信隊)ハーイ!うぅ…!
(飛信隊)うぅ…!あ…。
チッ…。
フン。
ワッハハハハ…!そういう事だ!少しは理解できたか!?ハッハハハハ…!ハッハハハハ…!ヤロォ!やめとけ。
アッハハハハ…!ん?あっ!ん…!我慢の限界だ…。
オッサン今すぐ馬から下りて詫び入れろ…。
さもなきゃ力ずくで引きずり下ろす。
ほう…そのオモチャの剣でか?なっ!んっ!ん…!て…てめぇ…。
信殿!ついでに苦言を君本人にも言っておきたい。
なんでも君は下僕の出でしかも将軍になると嘯いているとか。
今貴士族から俺のような若く才能ある武将達が台頭してきている。
次の将軍の座を狙った競争が既に始まっているのだが路傍の雑草のごとき君がそこに入り込む余地など微塵もないぞ。
君は良くて千人将止まりだ。
ん!?ルアアアッ!なっ!?うっ!あっ…!
(飛信隊)ああっ…!あぁ…し…し…!いや逆突きだ。
ぐぁっ…。
うっうう…。
信殿!信!な何もあのような者に龍指など使わずとも…。
りゅうし?龍のごとく変幻自在の軌道を描く突き技か…。
この男…強い…。
正直ずっと目障りだった。
今のうちにきっちり示しておく必要がある。
俺とお前の決定的な差を!ぐっ…ててめぇ…。
飛信隊隊長覚えておけ…。
我が名は王賁。
王賁…王…。
王!?ああ。
お前の大好きなあの王騎の一族。
分家の王騎とは違い王一族の総本家を継ぐ王賁だ!な…!
(王賁)我らはしばらくこの前線にとどまる…。
この先武功はあげられぬと覚悟しておけ。
ん…ぐっ…くぅ…。
(エンディングテーマ「21」)・「君はどう思うだろう?」・「空に溶けた声を」・「剥がれて消える理由を」・「たった一言のそれくらいなんだとして」・「どんな言葉を選ぶだろう?」・「息を止めて確かめて」・「鼓動は待ちきれない」・「手を離せば今以上を求めてしまうさ」・「止まることを許さないように」・「繰り返してるのは」・「まだ答えを探してるから」・「聞かせてほしい」・「空に溶けてしまう前に」2014/04/26(土) 03:08〜03:33
NHK総合1・神戸
アニメ キングダム2(4)「王と蟻(あり)」[字][デ]
古代中国。春秋・戦国時代。秦国で天下の大将軍を夢見る信は、三百人隊の将となった。そして、戦場では同世代の若武者たちが、次世代の大将軍を目指し躍動していた。
詳細情報
番組内容
5年で将軍になることを政(せい)に誓い、再び戦場へと戻った信(しん)。しかし、大きな手柄を立てるほどの戦には出会えず焦りを募らせる。そんな中、信たちのいる前線地帯で秦国軍を押し返すべく魏国軍が集結し、思わぬ大軍と化していた。この好機に、飛信隊は敵将を討つべく単独で敵本陣を急襲する。しかし、相手の防陣を突破した先にいたのは、すでに敵将を討ち取り悠然とたたずむ秦国の若き将・王賁(おうほん)であった。
出演者
【声】森田成一,福山潤,野島裕史,細谷佳正,釘宮理恵,日笠陽子,仲野裕,玄田哲章,森川智之,鳥海浩輔,諏訪部順一,【ナレーション】高塚正也
原作・脚本
【原作】原泰久,【脚本】荒川稔久,和智正喜,村山桂,白石雅彦,玉井☆豪
監督・演出
【監督】岩永彰
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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