当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫もちろん日本でのオバマ大統領の今日の動き、そして韓国でのオバマ大統領の動きいろいろとお伝えしますが今日スタジオにお招きしましたのはご存じ、外交の専門家マサチューセッツ工科大学シニアフェローの岡本行夫さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
後ほど、ぜひ岡本さんに伺いたいんですがまず先にお伝えしたいのはTPP。
この声明がわかりづらいんですね。
2国間の重要な課題について前進する道筋を特定したと。
なんだかよくわからないんです。
ただ、我々の見方としてはこれはどうも合意先送りという見方も出てきていますが見送りというのも出てきましたが合意に近づいたんだという見方をとりました。
そのことも、併せてじっくりとお伝えします。
≫難航する交渉ようやく決着するのか。
≫当初、合意見送りとみられていたTPPの日米協議。
政府関係者によると交渉はかなり進み合意に近づいていることが明らかになった。
≫笑顔で報道陣の前に現れたオバマ大統領。
≫オバマ大統領が手を前に組み待つ相手は…。
天皇・皇后両陛下。
≫オバマ大統領にお別れの挨拶をするため宿泊先のホテルを訪問されたのだ。
≫そして午前10時半過ぎ軽快にタラップを駆け上がり笑顔で手を振るオバマ大統領。
2泊3日の日程を終え韓国へと出発した。
この数分前、日米両政府はTPPで文言が決まらず異例の先送りとなっていた共同声明を発表した。
そこには、難解な言葉が並んだ。
協定を達成するために必要な大胆な措置をとることにコミットしているとしたうえで2国間の重要な課題について前進する道筋を特定した。
これは、TPP交渉におけるキー・マイルストンを画すと表現。
更に、ほかの国に対して妥結するため早期に行動するよう呼びかけるとしている。
これは何を意味するのか。
≫TPPをめぐっては昨日も夜を徹して日米の事務レベルによるぎりぎりの調整が行われた。
≫こちら、内閣府1階では甘利・フロマン会談が行われるかもしれないということで、夜通しカメラが待機していたんですけれどもつい先ほど、開催されないという情報が入ってきました。
≫当初、甘利大臣とアメリカ・フロマン通商代表の協議が行われる予定だったが一転して取り止めとなった。
早朝、甘利大臣が会見を行った。
≫一方で、麻生財務大臣は合意には時間がかかるという見方を示した。
≫なぜ政権幹部の中でこんなにもいろいろな見方が飛び交うのか。
実は、政府関係者によると昨日の協議で交渉はかなり進み合意に近づいていることが明らかになった。
≫それは昨日の宮中晩さん会でのことだった。
≫昨日、宮中晩さん会に招かれた経済同友会長谷川代表幹事は…。
≫交渉はどこまで煮詰まってきたのか。
≫自民党の取りまとめ役西川TPP対策委員長は…。
≫それでは、なぜ共同声明に合意と盛り込まなかったのだろうか。
≫自民党の農水族には警戒感が広がっている。
≫アメリカ側の反応はどうなのか。
AP通信はアメリカと日本がTPPで前進があったという見出しで農産品や自動車における意見の相違が小さくなり、農産品の関税に進展があったと報じた。
その一方でウォール・ストリート・ジャーナルは土壇場での合意に至ることができなかったと伝えた。
ワシントン・ポスト紙も日米は日本がどの程度農業と自動車分野を解放するかなどについて最終合意に至らなかったことを確認したと報じている。
また、オバマ大統領に同行している政府高官はこう語った。
≫岡本さん。
本当に正反対の情報が昨日、今日と飛び交いまくっていて大混乱という感じもするんですがどうも合意に近づいてきたという我々は見立てをとったんですがもしそうだとするとTPPは必ずやらなきゃいけないというのが岡本さんの持論なのでそういう方向にいったのかなという感触は得られます?≫はい、前進のための道筋が特定できたというのはこれは非常に強い表現です。
ですから、どこかの時点で合意に至るということはもう間違いないんじゃないでしょうか。
ただ、要するに今は双方とも譲れるだけ譲って相手の姿が見えてきたということなのであと、もう一歩進まないと合意に至らない。
このもう一歩はそれぞれ国内とどう話ができるかということですね。
≫やっぱり。
≫例えば、1988年のウルグアイランドのときは牛肉の輸入割り当てを撤廃する代わりにお金を農家に出したんですね。
私は正しいことだと思ってますが。
畜産農家ぐらい本当に大変な目に遭ってるところはないので本当に気の毒なんです。
ぎりぎりのところに立たされているので。
ただ単に関税を引き下げるそれもできるだけ長いステージというか時間をかけて引き下げていく…。
≫20年くらいかけて段階的にという…。
≫ただ、それだけではいけないのでじゃあ、どうやってあと保護をするかという。
これを一緒にこれから、国内で考えていかなければいけないということだと思います。
≫そこでいうと岡本さんの持論だと思うんですが消費者は結果、関税がたってれば消費者が負担するわけですよね。
高い値段で。
そうではなくて、税金で畜産農家なら畜産農家にきちっと補填するというそのほうがいいじゃないかというのは持論でいらっしゃいますよね。
もうちょっと教えてください。
≫畜産保護ということは畜産農家の方にだけしわ寄せを当ててはいけないんですね。
やっぱり日本経済全体で守っていかなければいけないことですからほかのセクターでTPP合意によって我々は利益を得るわけですから逆に損をするというか不利益をこうむる。
やっぱり輸入が増えるでしょうから。
その部分はやっぱり、うんと手厚い保護をして農家の実質所得に影響が及ばないようにしないといけないと思います。
≫その場合、TPPで仮に法人税の増収があると。
その増えた分を補助金に充てるとかそういう明確な形ということですか?≫お金に色はついてないですけどそういうことでしょうね。
日本は関税、特に工業製品の保護水準というのはアメリカと並んで世界でも最も低いほうなんですね。
ということは、ほかの国は高いので、ほかの国がよーい、どんで下げてきますから日本が一番得をするんですね。
ですから全体としてみれば日本は得のほうがずっと大きい。
その代わり弱者を保護しなければいけないということです。
それは畜産農家の保護は絶対にやらなければいけないことですから。
≫それから、もう1つ伺いたいんですけれども麻生財務大臣がああいうふうに、無理だろうと。
当分決まらないだろうというニュアンスでおっしゃった。
これはどう見ますか?≫あれは深刻な影響が出るでしょうね。
アメリカのマスコミはこぞって書き立てるでしょうしやはり、大統領に対する攻撃ですからね。
それから、事実関係としてもどうかなと思いますね。
TPPなんて中間選挙の争点にはなりません。
これはやっぱり外交というのは人ですから尖閣は日米安保のもとでアメリカは防衛する対象に含まれると大統領があれだけ明言したのも大統領個人の意思がだいぶ入ってあそこまで来てくれた話なのでその大統領を怒らせちゃうというのはこれから、安全保障の面でもあまりいい影響は出ないと思いますね。
≫だとしたら、どうしてああいうことをおっしゃったんですかね。
≫相手を怒らすということしか効果はないですね。
≫そして、オバマ大統領は日本をあとにして…。
≫日本での2泊3日の日程を終えましてオバマ大統領、今度は韓国にこの足取りで降り立ちました。
オバマ大統領、米韓首脳会談のそのあとの会見の中で従軍慰安婦問題について踏み込んだ発言をしたんです。
≫黙祷する両首脳。
そして、オバマ大統領は哀悼の意を込めて沈没事故の当日にホワイトハウスに掲げられていた星条旗を贈った。
≫首脳会談はこのあとおよそ1時間半にわたって行われた。
日韓の歴史認識問題についての質問に対してオバマ大統領は従軍慰安婦の問題で踏み込んだ発言を行った。
≫日本に対して慰安婦問題で対応するよう釘を刺した形だ。
更に中国も含め東アジアで緊張状態が続いていることについても…。
≫日中関係が悪化していることについてオバマ大統領は昨日と同じく外交努力で平和的に解決するよう求めた。
北朝鮮問題については…。
≫北朝鮮では今日は朝鮮人民軍の創建記念日だ。
その日にオバマ大統領が訪韓したことで核実験を強行するともみられていた。
≫これはアメリカの北朝鮮研究機関が公開したおととい23日の写真。
北朝鮮の核実験場では車両や物資の動きが活発で核実験の準備が終わっているとみられている。
≫岡本さん、英語堪能でいらっしゃるから余計に聞きたいところなのですが昨日、オバマ大統領が日本で発言したこと。
今日、韓国で発言した例えば安保に関しての尖閣関連を想起させるものでも根本的に全然違うことは言っていない。
同じことを言いつつその場所によってちょっとニュアンスが変わる感じ。
この微妙な感じをちょっと教えてもらいたいなと。
≫それから、やっぱり相手が一番喜ぶことを一番大事だと思っていることをさっとつっこんできますね。
ですから、尖閣はアメリカの防衛対象に入るとあそこまで非常に明確な表現で言うとは思わなかったし、今の慰安婦問題もそうですね。
慰安婦問題について我々が理解しなければならないのは私もずっとアメリカ各地を回って講演をしているんですけどもやっぱり、自分たちの奴隷制度と重ねて見るところがあるんですね。
つまり強制連行されたじゃないかというね。
それは直接的にアメリカが手を下していようがいまいがあれは、ヨーロッパなんかの奴隷商人がアフリカで人間を捕まえてアメリカへ持ってきたわけですね。
しかし、我々はその結果責任として奴隷制度をずっと維持したことに対して非常に深く反省しているし恥じるし、それをここまで直してきたというこの歴史。
ですから彼も従軍慰安婦制度の詳細をどこまで知っているかはわかりませんが概念的に人をさらってきたというか強制連行したじゃないかというのが我々が考える以上に非常に強くオバマ大統領などは感じているはずですね。
≫だからこそ違うなと思うところも出てくるわけですがこちらとしては。
しかし、そうとらえていることを把握したうえでどうふるまうか発信するかってことも大事だってことですね。
≫ウクライナに対してロシア側ロシア軍がその数4万ともいわれる部隊があってもうちょっと遠くにいたはずなんですがだんだん、ウクライナの東部の方向に近づいてきて国境線手前1kmのところまでじりじりと近づいているという情報が入りました。
更にはもう1つウクライナの東部のその場所でウクライナの暫定政府軍のヘリコプターがロケット砲によって撃ち落とされたというその情報と映像が入ってきたようです。
ロシア側からの攻撃なのかどうかという点も非常に気になります。
≫ウクライナ東部スラビャンスク近郊の町クラマトルスク。
激しく上る煙の下にあるのはウクライナ軍のヘリコプターだ。
ウクライナ国防省によるとロケット弾を撃ち込まれ墜落したという。
死者は出ていない。
≫誰が攻撃したのかはわかっていない。
ウクライナとの国境付近に展開するロシア軍の規模は4万人とも推定される。
≫ロシア軍の軍事演習はウクライナの暫定政権が東部スラビャンスクなどで行政庁舎の占拠を続ける親ロシア派の強制排除に乗り出したことを受けたものだ。
このロシア軍がウクライナ国境1km地点まで近づいたという。
インタファクス通信がウクライナの国防大臣の話として伝えた。
≫ウクライナの暫定政権は25日親ロシア派に対する作戦が第2段階に入ったことを明かした。
大統領府によると作戦はスラビャンスクの街を完全に包囲し、増援が入れないようにするものだという。
ロシアに対する警戒感は隣国でも広がっている。
ロシアやウクライナと国境を接するポーランドとバルト3国にはアメリカ軍の空挺部隊600人が順次、派遣されている。
NATO・北大西洋条約機構の防衛態勢強化を目的に軍事演習が行われ少なくとも年内は駐留を続ける。
また韓国を訪問しているアメリカのオバマ大統領はロシアに対する追加制裁についてEU・ヨーロッパ連合と話し合うことを明らかにした。
≫岡本さん、絶対ぶつからないでほしいというところで見るとこの金融制裁なるものはきくのかと。
そこもちょっと疑問になりますがどうですか?≫アメリカが今、やっている金融制裁というのは相当ゆるいものですからね。
つまりプーチンの周りにいる人たちの個人資産を差し押さえて、この人たちが悲鳴を上げてプーチンさんにもうやめろというのを期待するという、いかにも間接的ですので。
もう少し直接的なものをとっていればまた別かもしれませんが。
ただ、ロシアはまたこれからクリミア以外のウクライナに入ることになればアメリカは本腰で制裁に入るんでしょうね。
ヨーロッパにとっては第2次大戦以来の危機だと思いますね。
≫ドイツのメルケル首相はプーチン大統領と非常に懇意だと。
しょっちゅう電話で話していることもあるようですがロシアはやっぱり天然ガスの件とかでちょっと腰が引き気味だったのでしょうか。
≫ドイツは天然ガスの35%がロシアから来てるんですね。
ポーランドとかオーストリアとか60%ぐらいでバルト3国に至っては100%ですね。
ですから、NATOといっても全面的にロシアと制裁をやるかというとかえってロシアのほうがカードを持っているようなところがあるわけですね。
ロシアがパイプをしめてしまえばNATO側は大混乱しますのでね。
ですから経済だけでは無理だと思います。
≫どうしたらいいですかね?≫やっぱり安全保障のロシアへの圧力も絡めてやらなければいけない。
だから、NATOの軍事演習もそうでしょうしそれからロシアが非常に思ってるのはミサイル防衛網をこれは前からアメリカがイランからのミサイルを防ぐためという名目でポーランドなんかに作ろうとしているわけです。
ポーランドとチェコに。
それをいよいよ実施に移すとか安全保障面も含めて全体でロシアに圧力をかけそこへ一糸乱れずに西側諸国が日本も含めてついていくということでなければプーチンには、あまり痛みを感じさせられないでしょうね。
≫今みたいなことをとにかく総動員してロシアが侵攻してこない動かない形をとらなきゃいけないというのが強くありますね。
≫この方あの小保方氏の論文不正を調査する側の張本人です。
理研の石井俊輔委員長なんですがこの方が過去に発表した論文の中の画像の切り貼りがあったのではないかという疑惑が浮上しました。
≫以前調査委員会の委員長として小保方氏の論文問題を厳しく批判していた石井俊輔氏。
調査委員会の委員長職の辞任を申し出た。
理由は2007年に「ネイチャー」関連の科学誌に発表された石井氏の論文に画像切り貼りの疑惑が浮上したからだ。
≫これが掲載された乳がんを抑制する遺伝子に関する論文。
指摘された疑惑を説明する。
左右の写真は問題の論文に掲載された遺伝子解析の画像だ。
指摘されているのは左右別々に行われた実験で左側の上の写真の16の画像が右側のN5‐15の部分の画像と似ていて切り貼りしたのではないかという点などだ。
今回、指摘を受けた石井氏は論文で説明がしやすいように写真の順番を入れ替えたと切り貼りを認めた。
≫ちなみに小保方氏による画像の切り貼りのとき石井氏は…。
≫今回の件に関して石井氏は画像の改ざんやねつ造を否定している。
似たような切り貼りで改ざんとされた側は…。
≫分子遺伝学の分野では第一人者として知られる石井氏。
アメリカの国立衛生研究所に在籍していたこともある理研の上席研究員だ。
≫石井氏の研究室には文科省の予算からだけでも科学研究費としてこの10年間で4億5000万円ほどが投じられている。
理研は予算面などで優遇される特定国立研究開発法人への指定を目指していた。
そこに起きた小保方騒動。
今国会で成立を目指していた法案は先送りになった。
今回、浮上した石井氏の問題は更なる足かせとなるのか。
≫この法案が先送りされて理研待ちみたいになっているんだとしたら大間違いだなと感じませんか。
いろいろ、会見がありましたけど一連の、上の方々の会見を見ていると名誉欲と嫉妬そういう細胞が増殖しているように見えてきちゃうんですよね。
一方、iPS細胞のうれしいニュースですがえ、こんなことができるようになったのかというニュースを併せてご覧いただきます。
≫iPS細胞を実用化するには大量に増やす技術の確立が必要だった。
iPS細胞を増殖させるにはこれまで、培養皿をいくつも並べるしかない平面的な作り方だった。
そこで、大きな容器で一気に作る立体的な方法が検討されていた。
だが、大きな容器ではiPS細胞は底に沈んで増えなかった。
沈まないようにかき回しても細胞同士がぶつかって傷ついたり大きな塊になって高品質な細胞にならないという課題があった。
そこで研究チームはまずiPS細胞が沈まないようにする食品添加物に使う物質そして、くっつきにくい物質を発見。
また、大きな塊にならないよう網目状のナイロンを使ってバラバラにする技術も確立。
今までより100倍の大量生産に成功した。
≫鬼に金棒ってのは知ってましたけど3Dにナイロン。
これで≫これから4つのニュース続けてお伝えします。
まず現場に残る事故の跡。
撤去するのかそれとも残すのか。
遺族の方々の思いはさまざまです。
≫総務省が発表した4月の東京都区部の消費者物価指数。
前の年の同じ時期に比べ2.7%と大幅に上昇した。
消費税増税の影響によるものだ。
東京都区部の指数は来月発表される全国各地の先行指標とされ政府や日銀の政策判断の材料となるため注目されていた。
日銀には来年の春ごろに2%の物価上昇を達成するとしている。
ただ、今回の物価上昇は増税の影響を除くと実質的には増税前の3月と同じ水準だった。
総務省は想定内の上昇としているが日銀のシナリオに沿った上昇が今後も続くか市場では懐疑的な見方も出ている。
≫クラブでのダンスはすべて風俗営業。
この一律規制に対して今日判決が下された。
≫大阪市北区のクラブ「NOON」の元経営者、金光正年被告が無許可でクラブを営業したとして風俗営業法違反に問われていた裁判。
風営法では客にダンスをさせ飲食させる営業も公安委員会の許可が必要な風俗営業と規定している。
大阪地裁は当日の客のダンスは体を触れ合わすことはなく性風俗の秩序を乱す営業ではないとして無罪を言い渡した。
一方、風営法による規制は表現の自由の侵害で憲法違反だとした主張に関しては性風俗の秩序の維持や少年の健全な育成のため規制は必要と否定された。
≫インターネット上の仮想商店街、楽天市場で楽天の社員が出店業者に不当な二重価格表示を指示していた問題。
楽天は会見で社員18人が一部の出店業者に指示していたと初めて認めた。
営業成績を上げるために引き上げたとみられる。
≫楽天が行っていたのは通常価格を引き上げて表示し大幅に割引しているように見せかけていたというものだ。
楽天は、こうした二重価格表示について組織的な指示があったことを示す事実は確認できなかったとした。
担当役員4人を減俸処分とするが社員の処分は行わないとしている。
≫今の六本木この時間になっても暖かくて気持ちいい風が吹いています。
今夜は明日から10日間の天気をお伝えします。
お休みの方、お仕事の方ぜひ参考にしてください。
更に4日までは行楽日和が続き暑くなりそうです。
ただ5日こどもの日になると雨雲が広がってきます。
ところで6日もお休みなんですがまだ詳しい予報が出ていません。
そこで、こちら。
ざっくりとした傾向を見てみると各地でぐずついた天気となりそうです。
連休最終日はおうちでゆっくりするのもいいかもしれません。
続いては東日本、北日本の予報です。
3日、4日は日差しが戻って東京や名古屋では半袖で過ごせそうな日なんですが5日になると太平洋側で曇ってきます。
最終日は、天気は下り坂で東日本を中心に雨となりそうです。
お休みを取って海外に行くという方も多いと思います。
こちらは人気の海外旅行先です。
割と近いところに人気が集中しています。
世界のお天気です。
≫今日は工藤さんと一緒に見ていきましょう。
よろしくお願いします。
それじゃあ、青山さん。
≫メジャーリーグからお伝えします。
ニューヨーク・メッツの松坂大輔投手メジャー8年目となる今シーズンは、中継ぎとして初めて連投を経験したばかりです。
そして今日もメジャー初がありました。
今度は、初セーブです。
≫メッツ松坂の出番は3点リードの9回。
≫メジャーで初めてセーブのかかる場面でのマウンド。
時折吹く風を考えランナーなしの状況でも慎重にセットポジションから投げる。
外角の球で三振を奪いツーアウト。
松坂は1人のランナーも許さずメジャー8年目で初セーブを手にした。
≫また昨日の試合で違反物質の松ヤニを使って不正投球をしたヤンキースのピネダの処分が決定。
10試合の出場停止処分となった。
≫続いてプロ野球まいりましょう。
今日からこちらの対戦カードです。
今日、セ・リーグは1位2位対決でしたね。
≫そうですね、やっぱりこの3連戦というのは広島が強いターンというふうにいえば真価が問われる3連戦になると思います。
≫それでは広島対巨人の試合からどうぞ。
≫野村、前田、江藤金本。
そうそうたるメンバーを擁した1998年。
それ以来の貯金10首位、広島。
2ゲーム差、2位巨人と本拠地での3連戦。
4月の首位攻防戦先にチャンスを作ったのは3連勝中の広島でした。
1回ツーアウト2塁でセ・リーグ打率2位のエルドレッド。
打球は詰まりながらもライト前へ。
巨人先発、杉内から1点を先制します。
3回、広島先発・篠田が招いたこの試合、初めてのピンチ。
片岡のタイムリーで同点に追いつかれると続くピンチにアンダーソン。
ライトへのタイムリーツーベース。
この回3点を奪われ逆転を許します。
その裏、ワンアウト2塁。
得点圏にランナーを進め3番、丸。
打球はライトスタンドへ。
丸の一打で瞬く間に同点に追いつきます。
5回、ワンアウト1塁、3塁で4番、エルドレッド。
打球は大きな大きな犠牲フライ。
広島が勝ち越しに成功します。
4回、5回と巨人打線を封じた篠田。
6回、ノーアウト1塁で5番、ロペス。
高く舞い上がった打球に丸のこのプレー。
守備でも勝利への執念を見せます。
その裏、故障のキラに代わって昇格したロサリオ。
助っ人の助っ人にもホームランが飛び出した広島。
4連勝で貯金を11に伸ばしました。
≫工藤さん、1位2位対決は広島が勝利となりましたけれどもいかがですか?≫今日は打つ人がしっかり打ったという試合なんですね。
エルドレッド選手、丸選手もツーランホームラン打ちましたしね。
そしてプロ初ホームランロサリオ選手。
よく飛びましたよね。
でも、見てほしいのが僕は違うんですよ。
ここ、1回、2番の菊池選手ランナー1塁にいる場面でのバントです。
普通にバントをするんですね。
そうすると、ランナーがセカンドに行きます。
そこで、タイムリーヒットが出て点を取るという1、2番が出てクリーンナップで返すという、点を取る形が広島は、しっかりと出ているんですよ。
それをしっかりとやっているバッターは誰かといえばこの菊池選手なんです。
彼は、昨年バントの球団記録を作りました。
今年も2位なんですけどしっかりとバント決めている選手なんです。
彼がこうやってセカンドに送るとピッチャーにはプレッシャーかかります。
そういうところで3番、4番がしっかり点を取るところで点を取って過去にはこうやって2番の名手といわれたバント名手、川相さんもいたぐらいですね。
そういうところでしっかりとつなぎ役をしているんですが僕はこういうことができるから広島の勢いは増していて今、強いんじゃないかと思っています。
≫仕事師ですね。
≫では改めてこの試合の結果を見ていきましょう。
先ほど説明していただいた広島の打撃陣について野村監督はミーティングなどで話したことが少しずついい結果になって出ていると話していました。
≫阪神は1回7試合連続ヒット中の3番鳥谷。
ライトへ今シーズン第1号。
阪神が1点を先制します。
更に3回、満塁のチャンス。
ここで4番ゴメス。
レフトへのタイムリーヒットで3対0。
これでゴメスは開幕から25試合連続出塁の球団新記録を打ち立てます。
大量リードをもらった先発の能見は変化球を低めに集める投球で7回3失点。
ハーラートップタイの4勝目。
チームは2連勝です。
≫先発全員安打となる20安打と打線好調の阪神。
チーム打率3割は両リーグトップです。
≫中日は1回、ランナー2塁で3番、ルナ。
バックスクリーン直撃の4号ツーランを放ち2点を先制します。
中日先発は15年目の朝倉。
4年間勝利のないベテランが気迫を前面に押し出すピッチング。
6回までヤクルト打線を2失点に抑えます。
1点リードの9回ピンチを迎えた抑えの岩瀬。
逃げ切った中日。
朝倉は4年ぶりの白星です。
≫一方、チャンスであと1本が出ず敗れたヤクルト。
これで2年ぶりの9連敗と苦しんでいます。
≫ロッテは1回4番、大松。
変化球にうまく反応し2号ツーラン。
3連勝中の日本ハム先発上沢から先制します。
先制します。
先発はエース、成瀬。
抜群のコントロールと緩急を武器に日本ハム打線を翻弄。
先取点をもらって楽に投げられたと、8回までわずか3安打に抑え込みます。
完封目前の9回成瀬は連打でワンアウト1塁3塁のピンチ。
ライトへの犠牲フライで1点を失うものの1塁ランナーの中田が飛び出し、ダブルプレーでゲームセット。
成瀬、完投勝利です。
≫ロッテ、伊東監督は成瀬投手に関して投げきったのは大きかったとコメント。
成瀬投手自身は完封だったらよかったけどと少し悔しそうでした。
≫12球団トップの奪三振数を誇るオリックス先発金子の立ち上がり。
藤田、銀次は変化球。
ジョーンズ、ユーキリスはストレートで4者連続三振を奪います。
一方、楽天先発は2試合連続完封を狙う則本。
2回、ツーアウト満塁のピンチ。
先制2点タイムリーを許すとこの回4点を失ってしまいます。
オリックス・金子は5回この日7つ目の三振で史上136人目となる1000奪三振を記録します。
その後も金子はストレートと思わせる手の振りから多彩な変化球を使い分け7回、8回と楽天打線から6者連続三振。
圧巻のピッチングを見せます。
そして無失点のまま迎えた9回。
エース金子1安打14奪三振。
完封勝利です。
≫金子投手の14奪三振は今シーズン2度目。
9イニングあたりの平均奪三振は13を超えているんです。
それではオリックスバッテリーのヒーローインタビューです。
≫チーム打率更にはホームラン数で12球団ワーストの西武。
≫ですが、今日、いよいよあの選手が帰ってきます。
≫4度のホームラン王に輝いた中村剛也。
背中の張りで開幕から2軍スタートだったが今日1軍初出場。
救世主となるか。
≫5番ファーストで即スタメン出場の中村は1回、2塁1塁のチャンス。
ソフトバンクのエース攝津からフェンス直撃の先制2点タイムリー。
戻ってきた主砲がフルスイングでいきなり期待に応えます。
西武の先発はエース・岸。
力強いストレートでチーム打率リーグトップのソフトバンク打線から8回までに10個の三振を奪う力投を見せます。
2対0で迎えた9回。
岸は5番長谷川にホームランを打たれ1点差に迫られます。
その後、ツーアウト3塁1塁となりマウンドには2番手、高橋。
なんとかここをしのいだ西武。
主砲復帰で接戦をものにしました。
≫工藤さん1軍復帰したばかりの西武中村選手、いきなり決勝タイムリーでしたね。
≫この右方向への当たりというのが中村選手にとっては今日は非常にいいところだったと思うんですね。
中村選手といえばアウトコースの球だろうがレフトへ強引に引っ張ってホームラン、長打を打つというバッターでしたよね。
でも今日は久しぶりの1軍、そして今日攝津投手とも初対戦ということもあって自然体の中で自然に出た方向があの右方向の打球だったと思うんです。
今、西武は6位です。
彼が帰ってきたことで起爆剤になってほしい。
≫気持ちがこもるね工藤さんの場合は特に。
≫では、試合結果です。
帰ってきた主砲の活躍を西武、伊原監督は体もでかいけど存在感もでかいすごい選手ですよと絶賛していました。
では、順位表です。
工藤さん開幕から1か月ですけれどもここまで、どうですか。
≫今後のことを考えれば1つの要素ではあるんですが考えられることは新しい新人の選手たちが今、頑張っている。
もしくは今年ブレークした選手が頑張っているんですね。
例えば広島でいえば大瀬良投手であったりとか九里投手彼らがいいピッチングをしているいい働きをしていることで広島が今、上位にいる。
2位のジャイアンツを考えれば今出ているアンダーソン選手今年ブレークした橋本選手がしっかりと結果を残している。
さて、この出ている選手たちが活躍することができるのか。
古舘さん、プロは打たれっぱなし、投げて抑えられっぱなしなんてことはないんですよ。
必ず攻略法を見つけてくる。
その選手たちが果たして攻略法がある中でも、勝っていけるのか打っていけるのか。
それが今後の順位にすごく大きな働きとして逆に逆転してしまうという可能性も秘めているんじゃないかと思いますね。
≫現在のところ開幕前の完全予想で広島はいいと言っていたのが見事に当たってますね。
そのとおりになっているパ・リーグの予想が外れていることが目立たないんですね。
≫すいません。
≫あまりにも広島が勝っているのでね。
≫ありがとうございます。
広島の皆さん。
≫では、もう1つ日本シリーズがあります。
競泳をお伝えします。
競泳で怪物と呼ばれたマイケル・フェルプス選手です。
オリンピックでは史上最多、18個の金メダルを獲得しています。
2012年のロンドンオリンピックで一度引退を表明したんですけれども今月、現役復帰しました。
そして今日復帰レースが行われました。
≫怪物フェルプスチームの復帰戦。
種目は自身が世界記録を持つ100mバタフライ。
予選を1位で通過し迎えた決勝。
隣のレーンにはロクテ。
こちらは世界水泳で15個の金メダル。
フェルプスと並ぶスーパースターだ。
前半の50mロクテがわずかに抜け出しトップで折り返す。
終盤に入ると2人の争い。
ロクテを追うフェルプス。
ロクテに0.2秒及ばず2位。
それでも今年の世界ランク5位のタイムを出し久々の実戦で好成績を収めた。
≫新しい祝日が誕生しそうです。
再来年の2016年から8月11日を山の日とする法案が今日、衆議院で可決されました。
この法案は参議院に送られまして今の国会で成立する見通しです。
この山の日が制定されれば初めて8月に祝日が誕生することになります。
≫今日は連休のお天気を林さんが工夫して。
引っ張ったり押したりいろいろやってましたね。
≫初めての試みでした。
≫今日は決まりましたよ。
≫大丈夫でしたか。
最後ちょっと顔が隠れてしまったので…。
2014/04/25(金) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
きょう米韓首脳会談へ…日米韓の関係強化は?北朝鮮が核実験の準備▽TPP大胆な措置を▽ウクライナ再び緊迫▽広島vs巨人3連戦へ▽工藤公康
詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、工藤公康、澤登正朗、中山雅史
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/
放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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