ゆうどき 今が旬!明石の桜鯛・美味しい味わい方▽鳥取・智頭町で森林浴 2014.04.25

生字幕放送でお伝えしますこんにちは。
田丸⇒「ゆうどき」です。
比留木⇒金曜日は大阪のスタジオから、女優の田丸麻紀さんとお伝えしていきます。
大型連休、あしたからという方も多いでしょうね。
電車が混みますね。
覚悟しておきますよ。
皆さんは、どこにお出かけでしょうか、きょうもたくさん情報をお伝えしていきます。
まずは「ゆうどきリフレッシュ」からです。
ゆうどきのキャラクターとらのすけが関西の皆さんと一緒に健康体操をご紹介します。
今月は、朝起きたときにそのまま布団の上でできる体操ということなんですが、きょうは腰痛を和らげる体操ということです。
とらのすけ!はいはーい!とらのすけです!ここは大阪のシンボル通天閣や!今回、体操してくれはるんはこの人たち。
♪「オバオバオバ」♪「オバチャーン!」平均年齢60歳超えの主婦のアイドルグループオバチャーンの皆さんや!ふだん、ライブをしている通天閣の中のスタジオで体操するでー!教えてくれはるのは、この方。
東洋医学が専門の河田佳代子先生。
よろしゅうお願いします。
腰とお尻周りの筋肉股関節を伸展させ腰痛を緩和させる腎融和運動をご紹介いたします。
両足を前に、座ります。
両足の裏を密着させ骨盤に引き寄せます。
おっ、こっちのオバチャーンはちょっと、つらそうやな。
おつらい方は両足を寄せて座ってください。
親指と人さし指で三角形を作って床の上に置きます。
できるだけ足に近いところに置いてください。
そこに鼻を入れる感じでゆっくりと、おなかを縮め骨盤を引くような形で丸めていきます。
背骨一つ一つの間を伸ばすことによってその間に走っている血行それから神経伝達をよくすることで凝りをほぐし腰痛を緩和いたします。
腰椎を一つ一つを曲げるように意識してゆっくりと前に曲がっていきます。
1、2、3、4。
無理のないところまで曲げてください。
そして、ゆっくりと戻します。
1、2、3、4。
これを3回ぐらいゆっくりと繰り返してください。
1、2、3、4。
1、2、3、4。
腰の具合はどうや?オバチャーン。
無理せず続けてみてね。
「ゆうどきリフレッシュ」次回もお楽しみに。
比留木⇒何でしょう、皆さんのインパクトが強すぎてですね。
そうですね、あのコスチュームと言いますか、衣装といいますか。
ヒョウの顔がでかくないですか。
でもあれは大阪の商店街で普通に見る風景ですよね。
前から来る自転車で走ってきそうですけれども。
背筋が伸びて気持ちよさそうでした。
回数をこなすことよりも1回の動きをゆっくり正確に行うことがポイントなんだそうです。
これまでの体操も含めて「ゆうどき」のホームページでご紹介しています。
「ゆうどきリフレッシュ」でした。
きょうのメニューです。
今、旬を迎えている桜鯛。
明石海峡の速い潮流でもまれた天然の鯛は全国ブランドの高級品です。
中でも数百匹に1匹といわれる幻の桜鯛をご紹介します。
「毎日食べた〜い絶品!まかない飯」今が旬の桜鯛のあらを使ったうしお汁と山菜の香り豊かな炊き込みごはんシンプルだからこそ難しいというこの料理。
京都の老舗料亭のコツを教えていただきます。
そして中継は江戸時代からの町並みが残る滋賀県東近江市五個荘。
こいのぼりもはためくこちらから古くは江戸時代から伝わるという五月人形をご紹介します。
「行ってみたい!」は鳥取県智頭町。
自然に囲まれた森の中の体験をご紹介します。
番組のご意見もお待ちしています。
5時になりました。
ニュースをお伝えします。
安倍総理大臣は、ソチオリンピックとパラリンピックで入賞した選手らを、総理大臣官邸に招き、健闘をたたえました。
きょう、総理大臣官邸を訪れたのは、フィギュアスケートの男子シングルで金メダルを獲得した、羽生結弦選手や、アルペンスキー男子の座って滑るクラスで、2つの金メダルを獲得した狩野亮選手ら、ソチオリンピックとパラリンピックで入賞した選手66人です。
安倍総理大臣は、選手たちに記念品の銀製の写真立てを贈り、健闘をたたえました。
このあと、安倍総理大臣は、羽生選手から金メダルを首にかけてもらったり、選手たちと一緒に記念撮影したりしていました。
製紙最大手の王子ホールディングスは、国内の紙の需要が伸び悩む中、海外事業を強化するため、森林資源が豊富なニュージーランドの大手製紙メーカーの事業を、900億円余りで買収することになりました。
関係者によりますと、王子ホールディングスは、産業革新機構と共同で、ニュージーランドの大手製紙メーカー、カーターホルトハーベイの事業を買収することになりました。
買収するのは、紙の原料となるパルプの製造や、製紙など、中核となる事業で、900億円余りの買収金額のうち、王子ホールディングスがおよそ60%、産業革新機構がおよそ40%を負担します。
王子ホールディングスは、森林資源が豊富なニュージーランドで、すでに植林やパルプの製造会社を運営しており、今回の買収によって、原料を効率よく調達し、経済成長が続くアジアの市場に向けて、製品の輸出を増やす計画です。
製紙業界では、日本製紙が今年度中にタイで新しい工場を稼働させる予定のほか、大王製紙も中国に紙おむつの工場を新設しており、少子高齢化や書類のペーパーレス化などで国内の紙の需要が伸び悩む中、海外事業を強化する動きが活発化しています。
国土交通省は、空港の運営を民間企業に任せる、いわゆる空港民営化の初めてのケースを、仙台空港とすることを決めました。
空港の民営化は、国が滑走路を所有したまま運営を民間に任せようというもので、去年6月に関連の法律が成立しました。
これを受けて国土交通省は、民営化の初めてのケースを、仙台空港にすることをきょう、正式に決定し、企業の募集に向けた実施方針を公表しました。
それによりますと、運営を任される企業は、国に運営権料を払ったうえで、滑走路の運営や管理のほか、ターミナルビルや駐車場の運営を一体的に行います。
また、委託の期間は最長65年とします。
国土交通省は、ことしの夏から募集の手続きを始め、来年夏に運営を委託する企業を決めたうえで、再来年春の運営開始を目指すとしています。
今シーズンのスギとヒノキの花粉について、環境省は、いずれの地域でも来月上旬までには飛散が終わるという予測を発表しました。
環境省によりますと、今シーズンのスギとヒノキの花粉の飛ぶ量は、西日本では例年よりかなり多くなった一方、東日本では少なくなる傾向が見られました。
飛散の状況は、近畿から西ではピークを越え、次第に減少していますが、東海から関東、それに北陸はやや多い状況が、東北では多い状況が続いているということです。
終息の時期について、スギ花粉では、北陸、東海、近畿、中国地方、四国、九州では例年並みに飛散が続き、今月下旬に終わる見込みで、東北、関東、甲信は、2月の大雪の影響で、飛散開始が遅れた地域が多く、例年より1週間程度遅い、来月上旬に終わる見込みです。
またヒノキの花粉については、いずれの地域でも例年並みに飛散が続き、近畿、中国地方、四国、九州は今月下旬、東北、関東、甲信、北陸、東海は来月上旬に終わる見込みです。
台湾で、新たな原子力発電所の建設中止を求める声が高まっていることを受けて、馬英九総統が最大野党の党首と会談し、住民投票で民意を問う方針を確認しましたが、実施方法について意見が折り合わず、与野党の論争が激しさを増しそうです。
台北近郊で建設が進められている第4原発は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、建設中止を求める声が高まり、工事は中断されています。
馬英九総統はきょう、最大野党・民進党の党首、蘇貞昌主席と初めて会談を行いました。
建設を推進する立場の馬総統は、原発の安全性の審査が済んだあと、住民投票で民意を問う方針を改めて示し、それまでは核燃料棒を装填しないという考えを明らかにしました。
これに対し、蘇主席は、現在の住民投票の制度では、投票率が50%を超え、かつ原発に反対する票が有効投票の過半数に達しなければ、建設中止とはならないことを指摘し、条件が厳しすぎるとして、投票率の規定を緩和するよう求めましたが、双方の意見は折り合いませんでした。
馬英九政権が住民投票を行う考えを打ち出してから1年以上たちますが、与野党の歩み寄りは見られず、原発を巡る論争は、一層激しさを増しそうです。
富士山のふもとと5合目を結ぶ山梨県の有料道路、富士スバルラインがこの冬の大雪などの影響で、例年より遅れて、きょう全線で開通しました。
富士スバルラインは、毎年、雪が積もる冬の間は通行止めになり、3月下旬から4月上旬に開通しています。
ことしは記録的な大雪や雪崩の影響で開通が遅れていましたが、除雪作業が終わり、雪崩の危険性も低くなったとして、きょう午後、全線で開通しました。
山梨県では、道路脇にまだ多くの雪が残っているため、通行は午前6時から午後7時までとし、雨が降った場合などは、通行止めにすることもあるとしています。
続いて気象情報、あすの天気です。
本州付近は高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込みです。
沖縄県の石垣島、それに小笠原諸島では、曇りや雨の天気が続きそうです。
比留木⇒5時10分になりました。
再び「ゆうどき」です。
きょうは春らしいおいしいものがいっぱい出てくるらしいですよ。
田丸⇒楽しみ。
まずは、こちらからです。
春。
桜が咲く、ちょうどそのころに兵庫県明石の海で取れるおいしい桜があるんです。
桜鯛です。
桜鯛とは、春になると産卵のため浅瀬に集まる天然の真鯛のこと。
栄養をたっぷり蓄え甘くて上品な脂がのったその味は、まさに魚の王様。
そんな桜鯛を求めて明石の海にやってきたのは女優の飯島順子さん。
糸ちゃん、あんた着替え。
朝の連続テレビ小説「カーネーション」や「純と愛」できらりと光る演技を見せた個性派女優の飯島さんがおいしい桜鯛の料理を食べたいと地元のお母さんを訪ねるんですが。
だめだめだめ、食べれない。
桜鯛を前にして試練の連続。
しかーし!そこでなんと数百匹に1匹しかいないという幻の桜鯛に遭遇。
旬の食材紀行、明石の桜鯛。
そのおいしさにぐぐっと迫ります。
比留木⇒どうですか?田丸⇒明石の鯛といったら全国的にも有名なブランドですものね。
おいしいものが大好きな女優の飯島順子さんです、よろしくお願いします。
飯島⇒よろしくお願いします。
自分で読んでおいてなんですけれども、えらいコメントを書きますねこの番組はきょうもおいしいものを食べたんでしょう。
いただきました。
でも、おいしかっただけではなくて大変やったんです、実は。
おいしいもの食べるというのは簡単なことじゃないんだなというのをつくづく感じました。
でも今回桜鯛ということですけれども名前がとてもすてきですよね。
ですよね。
真鯛は回遊魚なので春になると産卵のために沿岸部に近づいてくるんですね。
桜が咲くころたくさん取れるということとそのきれいなピンク色から桜鯛と呼ばれるそうなんです。
今回は兵庫県の明石の桜鯛。
そうなんです。
私が訪ねたのは明石市の中心部に近い明石浦という漁港に行ってきました。
歩いてすぐなんですよね、駅から。
本当に近いんです。
とにかくここに行けば最高においしい桜鯛に出会えるのではないかということで行ってまいりました。
春うららかな明石海峡です。
この日は、いい天気でした。
明石浦漁港は、漁から戻った船でにぎわっていました。
それは何ですか?これはガシラ。
わあ、きれいな色。
これ何ですか?スズキ、スズキ。
スズキやって、わあ!来た、鯛ですね。
そしてわあ、すごいたくさん。
生きてる、生きてる。
取れたての桜鯛です。
見てください、きれいでしょう?この鯛をおいしく食べる方法なんていうのは?それはな、組合のね婦人部の人に聞いて。
その人に聞いてみて。
高山さんですね。
港では競りの準備が始まっていました。
お仕事中、すいません。
高山さんていらっしゃいますか?はい。
高山さん、いらっしゃいました。
こちらの元気なお母さんが高山淳子さん。
生まれも育ちも明石浦鯛料理の達人と呼ばれる方です。
食べたいんですよ、鯛を。
食べよか?よっしゃ。
ほんならまず、鯛見に行く?いいんですか?見ても?鯛ちょっと見て。
鯛はこの広い生けすの中にいます。
これ全部、生けすなんですか?明石浦は、すべての魚を生きたまま出荷するという全国でも珍しい港なんです。
鯛は、できるだけ肉厚のものを選ぶとよいというんですが高山さんの持ち方見てください。
鯛はね、目をこうやったらねおとなしいから。
選んでいただいたのは40cmほどの鯛。
このぐらいのサイズがいちばんおいしいんだそうです。
鯛は競りを通さなければならないので特別に、こちらの漁協の方にお願いしました。
田丸⇒緊張感があるな。
さあ、競りが始まりました。
ここは競りも独特なんです。
仲買人や魚屋さんが魚を見ることができるのは…この一瞬だけ。
すごいスピードですね。
速いよ。
これこれ、これやで。
これ?はい、お願いします。
私の桜鯛が競り台に登りました。
まだ飯島さんのじゃないですから。
この方が、私の桜鯛の運命を握っています。
お値段は4800円でした。
じゃ、これをすぐ。
だめだめだめ。
水揚げされたばかりの鯛はストレスがたまっているのでリラックスさせたほうがおいしくなると言ってまだ食べさせてくれないんです。
これで寝かす。
何時間?まあ最低8時間やね。
8時間、寝かす。
では、しばしのお別れ。
また後ほどね。
おいしい鯛を食べるためにはしかたがありません。
はいどうも、おめざ?高山さんに、このタイミングで鯛をしめていただいたんですが…どれぐらいかかるんですか?うそやん…。
しめてから10時間置くとうまみ成分のグルタミン酸の量が最大になるんだそうです。
そして、翌日。
高山さんのお宅を訪ねました。
お邪魔します。
どうぞ、どうぞ座って座って。
ええ!これ全部、鯛?高山さんが準備してくれたのが桜鯛をまるまる1匹使ったフルコース。
お刺身に、鯛のアラの素揚げ鯛茶漬けに、テリーヌ。
テリーヌは高山さんのオリジナル。
鯛のアラで取っただしをゼリー状に固めたもの。
うまみがぎゅっと詰まっています。
まずは、桜鯛のお刺身から。
3種類あるんですけれどもバーナーで皮をあぶるのが明石の漁師さんおすすめの食べ方です。
香ばしいというほどではないんですけど、でも…へえ、これはおいしい。
皮をあぶると内側にある脂肪分が甘く、そして香ばしくなるんです。
そして、こちらは鯛茶漬け。
しょうゆを軽くまぶした鯛にしょうがと、みょうがです。
そこに、鯛のアラで取っただしをかけていただきます。
きれいに完食したんですけれどもこのタイミングで、高山さんがとんでもないことを教えてくれたんです。
本当においしかったんですね。
でもね幻の鯛ってご存じですか?これよりもはるかにおいしいっていうのかな。
幻の鯛。
人生で会えるか会えないか分からない。
え〜!ちょっと待ってください。
この上に幻の鯛っていうさらにおいしいのがあるんですか?比留木⇒何?気になりますね。
田丸⇒幻。
でも、あれですね。
8時間とか待たされている飯島さんを見るとちょっと楽しい気持ちになりますね。
あんなに時間がかかるとは思いませんでした。
飯島⇒釣ってすぐに食べたほうが新鮮でおいしいんじゃないかと思ったんですけど大間違いと言われてしまいました。
暗い水槽で8時間寝かせてしめてから、10時間?ほぼ釣ってから丸一日たちますよね。
明石では江戸時代にお城のお殿様に新鮮な魚を届けていたんですけど、そのころから400年以上積み重ねたノウハウがあっておいしいということです。
幻の桜鯛のほうですがどうなりましたか?明石浦で生まれ育った高山さんも詳しく知らないということなので明石市内の市場で探してきました。
魚の棚商店街です。
魚の棚商店街です。
ここは明石中の魚が集まる市場です。
すみません。
幻の鯛があるって聞いたんですけど。
幻の鯛って何よ?幻の鯛?それ、こじつけちゃいますの?幻の桜鯛を探してさまよい歩いていた、そのとき。
山嵜さん?その方に聞けば幻の鯛のこと…。
お話は聞かせていただけるんじゃないかなと思います。
教えてもらった場所は居酒屋さんでした。
すみません、お邪魔します。
あ、何これ?うわ、これ何の写真ですか?魚をアップで撮ってるんです。
この方がお魚アドバイザー山嵜清張さんです。
山嵜さんは毎日の食事に魚を取り入れる、魚食を普及する活動をされているんですがこれは図鑑や本を作るために撮った明石の魚の写真。
色柄のおもしろいものを飾っているんです。
比留木⇒ちょっと愛情の形が変わった感じですね。
実は幻の鯛があるってちょっとほかで聞きまして。
幻かどうかは、あれなんですけどこの明石の海峡でねずっと冬も過ごした地つきの鯛地についた鯛がいるんですよ。
やっぱり地で常に餌、食べてるんでやっぱりちょっと肥えてて身の質がいいですね。
うわあ、それって食べることってできませんかね?漁協の競りで買いつければ運よくいれば、当然ですけど食べられますよね。
行きましょう。
競り、行きましょう!行くんですか、今から?連れて行ってください競り落としてください。
ということで再び港に向かったのですが山嵜さんによると幻の桜鯛に出会える確率は数百匹に1匹。
この日の鯛の水揚げは300匹ほど。
山嵜さんは、一瞬の競りの中で幻の鯛を探します。
比留木⇒だって数百匹の1匹でしょう最後の最後に山嵜さんが動きました!これ?これ?今の?今のやって。
いえ〜い!幻の桜鯛、いました!下がその幻の桜鯛です。
ほかの鯛とよく見比べてください。
鮮やかなピンク色をしていてよく太っています。
それから、頭の上のほう。
鮮やかな青い斑点がたくさん出ているのが幻の鯛の特徴だと山嵜さんは言います。
山嵜さんのお店で早速、料理していただきました。
早速いただきますね。
あ、あれ?違う。
私こんな鯛、初めて食べました。
あかんて。
比留木⇒でました。
続いて出てきたのは塩釜焼きです。
塩の殻を割ると昆布に包まれた幻の桜鯛が出てきました。
もともと地つきの味の濃いやつをさらに味を逃さずにさらに濃く料理したのがこいつで。
もう話とね、このええ香りでね食べる前からにやけてしまって、すみません。
ほくほくの白身甘みとうまみがぎゅって感じです。
そして、さらにもう一品。
こちらはスタジオにお持ちします。
幻の桜鯛のみぞれ椀でございます。
よかった。
スタジオに食べ物が来て。
田丸⇒うれしい。
あれだけVTRを見せてもらったあとですからね。
では、いただいてもいいですか?いただきます。
つやつやしていますね。
うわ!何かコートされている?分かりましたか?鯛の切り身にかたくり粉をまぶして、熱湯にくぐらせているんです。
そうすることによって、表面をかたくり粉でコーティングされているので鯛のうまみが逃げずに凝縮されているんです。
鯛のおいしいところが、ぎゅっと詰まった感じがしますね。
おいしい。
でもお高いんでしょう?そう思いますでしょう?ではなくて。
どのぐらいするんですか。
幻の桜鯛って見分けるのが難しいんですね。
なのでほかの鯛と同じような扱いを受けているので値段も700gぐらいの大きさで1500円です。
そんなに特別高いわけではないんですね。
明石の魚屋さんとかで探せば幻の桜鯛が普通の鯛と同じ金額で買えるということですか。
そうなんです。
地つきの鯛は明石だけではなく、各地ににいますので見分け方を覚えるといいと思います。
お魚アドバイザー山嵜さんに聞きました。
幻の桜鯛を見分けるポイントです。
このポイントらしいです。
意識して魚屋さんに行って夢中になって探してしまいそうです。
どうですか?今回明石に旅をされて。
本当に楽しかったというそのひと言です。
なかなか魚を1匹さばくのは私はないんですがこういう食べ方ができるということで教えていただいて明石の方々のお魚への愛です。
愛情のかけ方が伝わってきてすてきでした。
VTR見ていてもあれだけ苦労して食べていただけると飯島さんの食べたときの笑顔がより一層おいしそうに見えて。
やっぱり苦労して、あの結果がよりおいしさも盛れるということですね。
分かりました。
次の試練にも期待したいと思います。
試練ですか、分かりました。
きょうもおいしいものをご紹介いただきありがとうございました。
飯島順子さんでした。
「毎日食べた〜い絶品!まかない飯」です。
今、ご紹介した桜鯛、あらを使った料理です。
京都の老舗料理の技を教えてもらいました。
まかない飯。
それは料理人が自分たちのために作る一皿。
そこには家庭でもすぐに使えるプロの技が詰まっています。
京都市の中心部、大通りから少し入ったところにある京町屋。
江戸時代から続く老舗料亭です。
ご主人の中村元計さんは一子相伝の味を受け継ぐ六代目です。
店の看板メニューはぐじの酒焼き。
ぐじ、とはアマダイのこと。
塩をして一晩寝かせたあと酒を振りかけて焼くだけなんですがぐじ本来の甘さと香ばしさが引き立つ一品です。
そして、白みそ雑煮焼いた丸餅にからし。
白みそは水で溶いただけでだしを使っていません。
どちらもシンプルな料理ですが素材のよさを最大限に引き出すのが中村さんの料理の神髄です。
ふだんは新人が作る、まかない。
きょうは中村さんみずから腕を振るっていただきました。
きょうのまかないは何ですか?たいのうしお汁の材料はこちら。
まず、あらの臭みを消すため10秒ほど熱湯にくぐらせ氷水につけます。
さらに、骨の間にある黒い部分血合いもきれいに取り除きます。
こうした丁寧な下ごしらえが大切なんです。
鍋に水と昆布を入れ中火にかけます。
沸騰してくると昆布の表面に細かい泡がつくので軽くゆすって払います。
これでよく、だしが出ます。
このタイミングであらを入れます。
沸騰したらアクを取り除き弱火にします。
薄口しょうゆ、塩で味を調えたらすぐに火を止め煮詰まらないようにするのがポイントです。
彩りにねぎと木の芽を添えてたいの潮汁の完成です。
たいのうまみと上品な甘みが絶妙なバランスの一品です。
続いては、春の香ごはん。
この日、使ったのはうどの皮とわらびの硬い軸の部分。
余った食材を捨てずに使うのが京料理の、始末の心です。
まず米を水洗いして水けをよく切っておきます。
うどの皮は千切りにし水に10分ほどつけアク抜きをしたものを使います。
わらびの軸は硬いので細かく輪切りにします。
油揚げを入れるとごはん粒の表面が油でコーティングされます。
水分が閉じ込められるので冷めてもごはんが硬くならずおいしくいただけます。
続いて、合わせだし。
昆布とかつおのだしにお酒を1割加え、薄口しょうゆで味を付けていくんですが…。
これをお吸い物として飲むと、ちょっと辛いなというぐらいの味加減が炊き込みごはんにはちょうどいいのではないかと思います。
あさりやはまぐりなどの貝を入れると、味に深みが出てよりおいしくなります。
だしを入れたら15分から20分つけ置き米の中までしみこませます。
これがふっくら炊き上げるコツです。
中村さん直伝土鍋でおいしくごはんを炊く方法です。
まず強火で10分。
水蒸気が出てきたら弱火にして10分。
最後に強火で1分炊くと鍋の底においしいお焦げができます。
そして15分蒸らすと炊き上がり。
鍋の底のほうは味が濃いので全体が均一になるように混ぜます。
湯がいた菜の花と木の芽を散らして春の香ごはんの完成です。
いただきます!皆さん、大将が作ったまかないは、いかがですか。
中村さんにとってまかないとは?自分が料理に対してどれだけのことを知っててどれだけのことができるということも要求されるわけです。
ですから、いろんなことがまかないには含まれていてひと言ではとてもよく分からないです。
比留木⇒よく分からないんだ。
でも、シンプルだからこそ丁寧さが大事なんだという神髄をまさに見ましたね。
田丸⇒そうですね。
材料をもう一度、おさらいしたいと思います。
まずはたいの潮汁です。
味付けをしたらすぐに火を止めるとか、こだわりなんですね。
続いて春の香ごはんの材料です。
こちらは8人分の材料となります。
油揚げ、すごいですね。
油揚げがないときには、天ぷらを揚げたあとなどの使用済みの油を使うと、いいそうです。
香りとか味が付いていそうですね油に。
それがいいのかもしれないですね。
お米4合分の場合は、20ミリリットルぐらい使うといいそうです。
詳しい分量や作り方は番組のホームページにも載せております。
ぜひご覧ください。
「毎日食べた〜い絶品!まかない飯」でした。
続いてはこちらです。
田丸⇒「週末中継さきのり」きょうは滋賀県東近江市の五個荘からお伝えします。
中嶋さん!中嶋⇒まず初めにご覧いただくのが、こちらの、かっちゅう飾り。
この、こまやかな装飾をご覧ください。
田丸⇒きれいですね。
そしてその隣に飾られているのが武者人形。
この置き物の一つ一つも美しいですよ。
今ご紹介した2つはともに昭和初期に作られたものです。
まもなくやってきます5月5日端午の節句に男の子の健やかな成長を祈って飾られる五月人形ですが比留木さん思い出は何かありますか。
比留木⇒ひな人形のイメージはあるけどね。
5月人形?あったかな、覚えてない。
ご実家では飾っていなかったんですか。
うん、貧乏だったのかな。
帰ってお母さんに聞いてみます。
ぜひ聞いてみてください。
とても勇ましい姿で格好いいなと私も思ったんですが一般的にかっちゅうだったり武者人形というイメージがありますよね。
武者人形のモデルになっているのが歴史上の人物をモデルにしているものがあるんです。
それが弁慶と牛若丸です。
明治時代に作られたものなんですが表情にご注目ください。
美少年として知られていた牛若丸の涼やかな表情。
そしてその横にいるのは見るからに強そうな赤ら顔の弁慶。
逆境に立ち向かい強くたくましく子どもたちが生きていけるようにと願って飾られました。
きょうは江戸時代から伝わる貴重な五月人形に出会うことができる催しをご紹介します。
私が今いるのは滋賀県東近江市の五個荘。
江戸時代に活躍した近江商人の屋敷が10軒以上残り国の伝統的建造物の保存地区となっている場所です。
ここで端午の節句に向け近江商人たちが集めた貴重な五月人形を屋敷内で一般公開する催しが行われているんです。
こちらは江戸時代のもの。
そして昭和初期のもの。
商人が集めた貴重な人形が全部でおよそ50組各屋敷に展示されているんです。
人形1つからも近江商人の豊かさが感じられるんですね。
きょう私がお邪魔しているのも近江商人のお屋敷の1つです。
こちらは呉服問屋で財をなしたおうちなんですがお庭をご覧ください。
個人宅とは思えない庭そして手入れされ尽くした美しさ本当に豪勢ですよね。
スケールの大きい近江商人の中で受け継がれてきた五月人形、それはそれは立派なものなんです。
それがこちら全部、五月人形なんですけれどもある武将の本陣を再現して作られたものなんですが何か分かりますか。
ヒントはこれなんですよ。
千成びょうたん。
この馬印を持っていた人といえば?太閤さんですよね。
そのとおり、豊臣秀吉公なんです。
真ん中にいるのが豊臣秀吉太閤の表情はやはりりりしいですよね。
こちらは秀吉公陣内飾りと呼ばれるものです。
子どもの立身出世を願いその象徴である秀吉公が飾られています。
中でも注目していただきたいのが前に飾っているトラです。
田丸⇒私も気になりました。
毛糸を一本一本植えつけた毛植え細工というものなんです。
現存するものは、かなり少なくとても貴重なものなんですよ。
秀吉さんに懐いているのかな?もともとはこれはセットだったわけではないんです。
近江商人が豊かさの象徴として競って収集したものなんです。
ほかには見られないような珍しいもの。
そして、わが子の健やかな成長を祈ってこのような壮大なジオラマが作られたんです。
こちらで見ることができるのはこの武者人形や、かっちゅう飾りだけではありません。
端午の節句に欠かせないこちらの、こいのぼりです。
これは明治時代に作られたものなんですが和紙でできているんです。
これだけ大きなものを職人が一つ一つ形づくりから色付けまで丁寧に作った貴重な一品なんです。
そして訪れた人は見るだけではありません。
このように楽しめるサービスもあります。
お願いします。
きょうは地元の子どもたちに特別に協力してもらいました。
訪れた人はこのように五月人形と同じような衣装を着ることができます。
実際に着てみていかがですか?どうかな?緊張している?かっこいいね。
とても似合っているよ。
お姉ちゃん、どうですか?かっこいい?弟さん。
ちょっと恥ずかしかったよね。
ありがとうね。
すばらしいこの商人の屋敷で貴重な五月人形の数々を見ることができる催し、子どもたちと来ても楽しめます。
きょうは滋賀県東近江市五個荘より中継でお伝えしました。
わが家にあの飾りを置いたらあそこにねられない。
なかなか大変ですけれどもね。
「週末中継さきのり」でした。
豊かな自然に囲まれた鳥取県智頭町。
町の9割以上が森。
そんな森の中で自由に遊び回る子どもたち。
学びやは、この森なんです。
今、ここで注目されているのは森の癒やし効果。
うわ〜、おいしそうだ。
森の中で食べる弁当は格別。
「行ってみたい!」。
五感を揺さぶる癒やしの森を訪ねました。
「行ってみたい!」きょうは鳥取放送局若林則康アナウンサーです。
若林⇒今回私が訪ねたのは、ここ大阪からでしたら特急で2時間です。
さまざまな人をひきつける魅力があります。
五感で味わう、森の魅力についてお伝えします。
岡山県との県境鳥取県の東部、智頭町です。
古くから中国山地を抜ける街道の町として栄えました。
昭和の初めから良質な杉を、建材として多く産出していました。
この町、実は9割以上を占めているのが、森です。
この森の魅力を生かした森林セラピーが若い女性などを中心に注目を集めています。
最初に目指した森はなんと駅から歩いて15分。
加藤さんですか?はい、そうです。
若林と申します。
加藤です、よろしくお願いします。
生まれも育ちも智頭町というガイドの加藤さんです。
私も早速案内していただきました。
すぐに森に入ると思いきや…何をしているんですか?まずは、しっかり準備運動です。
森林セラピーの目的は心身ともに健康になること。
新鮮な空気の中で準備運動からすでにセラピーが始まっているんです。
比留木⇒うぐいすがよく鳴いていますね。
落ち葉が積もった小道はふかふか。
ひざや足への負担が軽く誰でも安心して歩けます。
ゆっくり歩くこともポイントの1つです。
1kmを1時間。
たっぷり時間をかけて歩くことで森林浴効果を高めます。
季節ごとの発見もだいご味の1つ。
加藤さんが何かを見つけました。
まず発見したのが枝に花の付いた房を垂らすキブシ。
沈痛、消炎などの作用があり漢方薬に使われています。
花なんですね。
これ、じゃあ、この季節の?はい。
こちらはミツマタ。
和紙の原料となる木にも小さな花が咲き始めていました。
ただ森を歩くだけでなく時には立ち止まり視覚をフルに生かして森を観察してみましょう。
おっしゃることよく分かります。
杉林を抜けて、さらに山の奥へ。
歩くこと2時間。
加藤さんおすすめの場所に到着です。
気持ちいい。
雪どけで水量が増した渓流は迫力満点。
この時期ならではの音も楽しめます。
ここで少し休憩。
加藤さんが弁当を用意してくれました。
弁当箱も杉。
これもいい香りなんです。
ふたを開けると山で採れたフキやしいたけ地元の味が満載です。
お米も、智頭産です。
塩むすびですね。
米がうまい、本当に。
またこういう山の中で食べるとひとしおですね。
味よし、香りよし、見た目よし。
五感にしみわたりました。
森を歩いていると子どもたちの声が聞こえてきました。
ここは、もりのようちえんという保育所です。
なんと決まった園舎がありません。
子どもたちは自由に森を駆け回り大人はそれを見守ります。
6年前、自然の中で子どもたちの自主性を育もうと作られました。
その評判を聞いて県外から移り住んできた人もいます。
上田幸人君は5歳。
家族で岡山から移住してきました。
森で学び始めて3年の幸人君。
すいすいと、森の奥へ進みます。
比留木⇒結構高いよ。
2mぐらいありました。
私もなんとかついていこうと頑張りましたが…。
幸人君、渡ったぞ!誘ったはずの幸人君は待ちきれなくなって先に行ってしまいました。
こちらでは、拾ってきた枝で秘密基地を作っています。
みんな何してるの?昔の人たちが歯磨きに使っていたクロモジという木を教わった子どもたち。
早速、歯を磨いていました。
木を拾ったり枝を折ったり森と、じかに触れ合います。
森と子どもたちに私もすっかり癒やされました。
田丸⇒いいですね。
もりのようちえん。
子どもたちにとったら、刺激がありそうですね。
行ってみたいというより行かせてみたい感じがしました。
遊び場所は決まっているんですか。
おおむね決まっています、森のほかにも神社など、9か所あります。
子どもたちの意見や天候などを考えて決めているそうです。
セラピーも気になりました。
いろいろな方の希望に応じて、平たんなコースからちょっと本格的なコースまで得られます。
比留木⇒きょうはとらのすけは鯛を釣ったさおを持っていて恵比寿さんですかね。
めでたいですね。
お隣は、大黒様や弁天様がいるのかなありがたいですね。
メッセージが来ています。
埼玉県、40代の女性の方です。
飯島さん、どういうことですか?いつも、おいしいものは飯島さんが食べ歩いてずるくないですか。
でも飯島さんがすごくおいしそうに食べているから許してしまうんですけどね、この時間に鯛というを見ていると、とんでもなくおなかがすいてきちゃいます。
私も同じ気持ちです。
愛知県の方からです。
飯島さんのコーナーは大好きです。
飯島さんの食べる表情がとても色っぽく見えました、私も旅に明石に行こうというメッセージをいただきました。
色っぽさが出てしまったんでしょうね。
まかない飯のコーナーも含めてです。
シンプルほど、ごまかせないとは本当にそう思いました。
単純なものほど難しいのです埼玉県の方からです。
鯛もそうでしたね。
そうですね。
本当においしいものはシンプルな調理法で味を逃さないのがおいしいんだなと思いました。
飯島さん今度は何がいいですか?どうしましょう。
イカ?イカですか。
若林⇒それでしたらぜひ鳥取県にお越しください。
イカはどうやって釣るんですか。
船の上に乗って、いさり火をたいて。
集まってきたのを釣ったり網で揚げたりじゃないですか。
ということは夜の釣りですか。
ぜひ見てみたいですね。
船の上の飯島さん。
皆さんよろしくお願いします。
次回も楽しみにしておりますが来週月曜日のゆうどきです。
「偉大なるお年寄り!」は春のスペシャル版。
主役は、樹齢千百年の桜の巨木と桜に寄り添い生きてきた88歳の男性。
事故で利き腕を失う体験を男性は桜の力に導かれ乗り越えました。
人と桜の、奇跡の物語です。
消費税が8%になって1か月。
その消費税がかからない個人間取り引きに注目が集まっています。
シニア層にも広がりを見せる最新事情をお伝えします。
「ゆうどき」月曜日もご覧ください。
2014/04/25(金) 16:55〜18:00
NHK総合1・神戸
ゆうどき 今が旬!明石の桜鯛・美味しい味わい方▽鳥取・智頭町で森林浴[字]

兵庫県産のブランド魚「明石の鯛」。この季節は「桜鯛」と呼ばれ、水揚げの最盛期を迎えている。美味しい桜鯛の地元料理を求めて、女優の飯島順子さんが明石を旅する。

詳細情報
番組内容
兵庫県産のブランド魚「明石の鯛」。この季節は産卵を控えた魚体が美しいピンク色に染まることから「桜鯛」と呼ばれる。水揚げの最盛期を迎えた明石浦漁港では、最高の鯛を消費者に届けるため、“活け”にこだわり、様々な工夫をしている。そんな美味しい桜鯛の地元料理を求めて、女優の飯島順子さんが明石を旅する。そこで出会った“鯛博士”に、数百匹に1匹しかいないという「究極の桜鯛」の料理をふるまってもらう。
出演者
【キャスター】女優…田丸麻紀,比留木剛史
おしらせ
<中断>5:00−5:10 [字]ニュース

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – グルメ・料理

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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