ニュース・気象情報 2014.04.25

4時になりました、ニュースをお伝えします。
企業のブランド戦略を後押しするため、パソコンを起動する際に流れるメロディーなどの音や、製品イメージを決める色など、企業の商品に特有なものと認められれば、新たに商標として登録できるようにする法律が、衆議院本会議で、全会一致で、可決成立しました。
この法律は、第三者にむやみに使われることがないよう商標として保護しているブランド名や、ロゴマークのデザインに加え、新たに音や色合いなども保護の対象とするよう商標法を改正するものです。
改正によってパソコンを起動した際に流れるメロディーのほか製品やロゴマークの色などについて、企業の商品やサービスに特有なものとして一般的に認知されていれば、商標として登録できるようになります。
商標は日本で申請を行えば、国際協定に加盟する別の国でも一括して申請できるようになっていて、政府は今回の改正によって企業のブランド戦略を後押ししたいとしています。
来月申請が行われる中学校の教科書検定を前に、文部科学省が、尖閣諸島と竹島についての記述を申請後に追加したり変更したりできるとする異例の通知を教科書会社に出していたことが分かりました。
教科書会社からは、領土の記述を増やすようにという圧力に感じると懸念する声も上がっています。
文部科学省は、ことし1月、教科書の作成や授業の指針になる中学校と高校の学習指導要領の解説書を改訂し、尖閣諸島と竹島を、わが国固有の領土と明記し、国際法上、正当な根拠に基づいて日本の領土に編入した経緯に触れることなどが盛り込まれました。
今年度は、中学校の教科書検定が行われ、来月、申請が受け付けられますが文部科学省が、教科書会社に対して、異例の通知を出していたことが分かりました。
通知は今月22日付けで、社会科の教科書の作成にあたっては、解説書の改訂を十分に参照するよう求めていて、申請したあとも、60日以内であれば、記述を追加したり変更したりできるとしています。
文部科学省によりますと、申請後に記述の変更を認める通知を出すのは初めてだということで解説書の改訂から、申請まで時間がなかったため、領土などの記述について少しでも教科書に反映してもらおうと配慮したつもりだと話しています。
教科書会社からは、解説書という法的拘束力がないものまで細かく反映し、領土の記述を増やすよう求められているようで、従わないと検定で意見をつけるという圧力に感じると懸念する声も上がっています。
アメリカ最大手の自動車メーカーGMゼネラル・モーターズは、ことし1月から3月までの決算を発表し、ことし2月以降に公表した大量のリコールの影響で、前の年に比べて、85%を超える大幅な減益となりました。
決算発表によりますと、販売台数は中国などアジアで好調だったことを受けて2.3%伸びました。
一方で、650万台を超える大量リコールの費用がかさみ、最終利益は1億2500万ドルと85.5%の大幅な減益となりました。
GMを巡っては、死亡事故につながる車の欠陥を知りながら10年以上にわたって適切に対応せずリコール隠しを行っていた疑いがあるなどとして、議会などが調査に乗り出しています。
続いて気象情報、今夜の天気です。
西日本から東日本は、太平洋側を中心に雨の降る所があるでしょう。
急な強い雨や落雷、突風に注意が必要で、ひょうが降るおそれもあります。
2014/04/25(金) 16:00〜16:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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