たっぷり頂きましょう。

（テーマ音楽）もうすぐ大型連休。
外出する機会が増えるこの季節にぴったりなのが…。
こちらの…。
表も裏も両面使えるんですよ。
着こなしに合わせてどちらの面も使えるからお出かけがより一層楽しくなりますね。
布の組み合わせは無限大。
お好みの色や柄の布を合わせてどちらも主役のリバーシブル・バッグ作ってみませんか？あら…ちょっとお邪魔致します。
今日はちょっとお出かけ一緒に致しません事ですか？すてきな花柄のトートバッグお持ちですね。
いいでしょう。
これかわいいでしょう。
ちょっとフェミニンな私に合わせましたと。
私の方はスカッと爽やかなブルーのバッグですよ。
ちょっと…雰囲気全然違いますよね。
かっこいいですよね。
はい。
別々の表情を持ったリバーシブル・バッグなんです。
なんですけれども何とこれが…。
今回の作品です。
では教えて下さる方ご紹介お願い致します。
致しましょうか。
パッチワーク・キルト作家の花岡瞳さんです。
よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
花岡さんはさまざまな素材を自由自在に組み合わせてホントにシックでおしゃれなモダンな作品を作ってらっしゃいます。
そうなんですよね。
ありがとうございます。
今日のスタジオの中にもいろいろ作品が飾られてますよ。
作品を作る時ってどんな事を大切にされてるんですか？そうですねあちらの方にタペストリーを持ってきてるんですがあれは…。
これはブティック？ブティックをイメージして作ったんですが。
その中に…。
いろんなものがありますね。
ウールとかシルクとかいろんな素材を１つの中に使っています。
バッグやコートや靴時計などもありますけれども。
いろいろなものが広がりの中でまた１つの世界に収まってますね。
色がちょっとシックな感じなんですけどなのに華やかに見えますよね。
バランス良く。
いろんな素材を使っててもバランス良くまとめるように心がけています。
それが「花岡さんの世界」なんですよね。
ほかにもどういうのがあるんですか？こちらの方にちょっとバッグもお持ちしましたけれども。
これもちょっとシックな色なんですけど。
これビーズちょっとあしらってるんじゃないですか？ビーズ刺しゅうをしてちょっと華やかさを出しています。
いろんな表情をはい。
見せてくれるんですよね？今回教わる花柄のトートバッグですけれども表はこのように華やか。
そうなんですよ。
そして裏側は私のような違うんですね。
シンプルな水色。
２つで１つのものなんですけれども。
同じものなんです。
広がりを持って…。
今回のポイントは…。
分かるわ〜。
まず「作って楽しい」の心は？すごく簡単なんでいくつも作りたくなるんです。
こんなちょっと凝ってるのに？デザインが。
縫うところは上の部分両わきそれと底だけ。
これだけなんです。
はい。
これだけなんですか？ちょっと私のは持ち手短くてここがね手のとこが長くなってますけど。
私の方はこのリボンが小さくって持ち手を長くしてあるんですね。
だから肩に掛けるデザインなんです。
「使ってうれしい」見本なんです。
ふたとおり持ち手の長さをはい。
工夫する事ができる？しかも表と裏側も楽しめますね。
はい。
しかもたっぷり入ります。
入りますよ。
では今回の花柄のトートバッグの作り方ＶＴＲでどうぞ。
用意する布は２種類。
作り方の工程は５つ。
まず本体を作っていきましょう。
…を裁ちます。
返し口を残して端から１ｃｍ内側を縫っていきます。
こちらが縫った状態です。
ちょっと返しにくいですけど。
整えたら上端から０．５ｃｍ内側にステッチをかけます。
本体裏布のポケット位置にポケットを合わせます。
このように縫いつけていきます。
間違ったらダメですね。
上側を縫うと大変ですね。
真ん中に仕切りを作ります。
端は０．２ｃｍ内側にステッチを入れて下さい。
破れやすいですもんね？はい。
持ち手通し止まりから反対側の持ち手通し止まりまで縫います。
…ここも補強します。
切り込みを細かく入れると表に返した時にきれいな丸みが出ます。
間違って縫い目切ったら大変ですよね？はい。
ホントですね。
気をつけて。
ポケットをつけていない裏布ともう１枚の表布も同じように縫っておきます。
これで２つできた状態です。
こちらが縫った状態です。
表布２枚を中表に合わせ持ち手通し止まりから底まちの縫い付け位置まで縫います。
持ち手通しの凹部分に切り込みを入れて下さい。
表に返した時にきれいに仕上がります。
凹部分は４か所ありますので４か所に切り込みを入れて下さい。
あれですね…何か子供のスモック縫ってるような感じなんですけど。
そうですね。
同じものを４枚作ってるんですよね？同じものを４枚用意して２枚ずつのブロックに分けます。
リバーシブルに仕立てていくというのが今回の作品のポイントなのでそこをおさらいしたいと思います。
お願いします。
こちらに中表に合わせました表布と裏布があります。
ポケットついてはる…。
そうです。
こちらに…こんなふうに先ほど縫いました。
縫い止まりまで縫いました。
上の部分を縫った段階です。
こちらも同様に合わせたものがあります。
これで２組…。
はい。
できまして。
２枚ずつ縫うのは見ていても「簡単だな」と思ったんですけどそれを合体させて…。
「合体する」ここですわ問題が。
リバーシブルにするところが難しいと思いました。
こちらに…じゃあ花子さんお手伝いをして頂けますか？これをちょっとめくって下さい。
はいめくりました。
お〜きれい。
これを中表に合わせます。
はい。
こう合わすんですか？はい…。
同じ柄どうしを合わせるんですね？中表に。
最初柄切る時もまっすぐ切らなくてはいけないのがよう分かりました。
同じ方向に向いてますからね。
これで合わせましたら先ほどのＶＴＲのようにこのひも通し口のつけ位置からここの底まちのところまで縫います。
今度は横を縫っていくんですね？そうです。
こちらの方も同様に縫います。
縫いました。
あとは？そうしましたら裏布の方のブロックも同じようにここからここまで縫います。
こちらも同じように縫います。
これで４か所縫えました。
４枚が合体した訳です。
そうです。
ではその縫い止めたものをこちらにご用意致しました。
きました。
はい。
こんなふうに縫えました。
見てみましょうか。
あ〜そこね。
こんなふうにここまでくっつきましたよ。
きれいになっております。
ほとんど出来上がってきましたね。
これに先ほども言いましたがここの凹み部分に切り込みを入れます。
この凹みというのをもう一度確認しましょう。
この縫い線の凹んでいるところですね？そうです。
ここに切り込みを入れます。
これはこちら反対側にもあります。
あります？はいここです。
両サイド。
両サイドとそれから…。
また裏もありますよね？そうです。
こちらもある…。
こちらもひっくり返して。
こちらとこちらに。
これきれいに作るためのそうです。
ポイントですね？でも普通でしたらこの裏表合わすのは出来上がってから最後に合わすというのはありますけど今回先に表と裏と？全部縫ってしまうんです。
それでしたらずれなくてそうです。
いいですよね？確かにリバーシブルのバッグって内袋と外袋を別々に作っておいて最後にスポっと入れますよね？よく大きさが違う時もありますよね。
入らないとか…。
困りますよね。
大丈夫ですこれでしたら。
大丈夫です。
上側と横がつきましたのでこの続きの縫い方ご覧下さい。
次に底の部分をつなげて仕上げていきます。
底の部分も縫いっぱなしなので裏の始末をしなくていいのでとっても簡単ですよ。
手順はこちら…両側の合い印を合わせて待ち針を打ちます。
縫いにくい部分なのでずれないように注意しましょう。
底の両端を合わせるのが難しいですよね。
表布側から底まちを縫います。
反対側も同じように待ち針を打って縫いました。
底が二重になってるから丈夫ですよね。
端から１ｃｍ内側を縫って下さい。
向きを変えて…。
返し口は１０ｃｍ縫い残しておきます。
リバーシブルだから底も二重になってますもんね。
そうです。
いいですよこれが。
さあここからどうなります？あら脱皮していきます。
セミの抜け殻みたいに…。
返し終わったら返し口はまつっておいて下さい。
きれいに出ました。
…１ｃｍ内側です。
持ち手は２本作っておきましょう。
次に本体の部分です。
持ち手通し止まりから反対側の持ち手通し止まりまで０．３ｃｍ内側にステッチを入れます。
両わきの…ステッチをかけた状態がこちらの方になります。
端から０．３ｃｍを目安にかけて下さい。
ゴム通しに持ち手を挟み通していきます。
持ち手は２本通します。
ざくざくと…。
これで固結びをしたら出来上がりです。
はい完成しました。
一気にきました。
いや〜ああいいですね。
春のお出かけにぴったりですね。
表と裏両面使って楽しめますしその持ち手の長さも調節できますしとっても便利なトートバッグですけれども。
そうですね。
…皆さん頂いたと思いますけど。
この布の柄を合わせるコツというのはあるんですか？まずメインの布を選んだらその中から１色を選んで使って頂くとすごく合わせやすいです。
花柄でしたら？葉っぱの焦げ茶茎の焦げ茶に合わせて裏布は焦げ茶にしています。
持ち手も底布も焦げ茶にしています。
なるほど今回の作品の色違いだと思いますけれども。
私たちが持ってたのは水色をベースにしたんですよね。
ブルーの花びらでしたからその部分を裏地に使いました。
今回のこの部分は…。
茎の…。
茎と葉っぱの焦げ茶色を裏地に使ってるんですね。
やかましくなくていいですよねピンク入れるよりね。
茶色っていうのがいいですね。
そうですね。
やっぱり模様の１色を使うのが…そうです。
という事ですね？お隣こちらは？こちらはちょっと個性的な柄になりますので裏布はシンプルに。
無地もしくは細かい柄を合わせて頂くと合わせやすいです。
今回は？黒を使ってます。
黒。
やっぱり初心者には柄物にはこういう無地っぽいものを使うのが無難ですかしら？そうです。
キリッと引き締まって。
いい感じですね。
はい。
そしてお隣派手ですよ。
うわ〜派手ですねこれは。
こちらはビタミンカラーでまとめてみました。
グリーンに黄色です。
黄色にグリーンすごいや…。
合わせ方なんですけど何かいいですねかんきつ系でね。
裏布も黄色になってますのですごく元気の出る色です。
…そんな組み合わせも楽しいですね。
これは緑と黄色ですけどほかにどういう組み合わせが考えられますか？赤と黒とか。
お〜すごいですね。
オレンジとブルーとか。
何か想像つかないです。
どのようになっていくのやろう？ちょっと冒険したい方にはいいかもしれません。
ここまでは基本的な布の組み合わせ方でしたけれども更に変化球も教わりたいとちょっと見ましょう。
思います。
ちょっと上のクラスの組み合わせです。
どうなってるのかな？こちらの方はストライプの生地と無地の布をここではぎ合わしてパッチワーク風に縫ってみました。
でも型紙は一緒ですよね？一緒です。
半分に割ってるだけです。
それで裏布はグリーンの小花を使っています。
きました。
ちょっと裏見せて頂いていいでしょうかね？これまたちょっと全然雰囲気変わりますよほら。
きれいな色合いですね。
こんな感じに優しい色合いに…。
これがパッチワーク方式。
パッチワーク方式で。
こちらは？こちらの方はちょっとシンプルで渋い色なのでちょっと黄色の派手なお花をアップリケしてみました。
ちょっと中が派手なのが見えてるんですけど何でしょうか。
これも裏布はこんなふうにちょっと大胆な柄なんです。
あら〜何かマジック見てるみたいですよ。
これはね…。
いろいろ合わせられてるんですか。
これは１枚のきれなんです。
ホントだこれ縫い合わしてないここ。
パッチワーク風の生地です。
これ生地でも遊べますよねいろんなものでね。
こんなふうに１枚のきれで分かれてる生地を使っています。
ちょっとお洋服に合わせてみませんか？杉浦さんはそっちいきます？はい。
じゃあ私はこっちかわいくフェミニンにいきます。
ホントにお出かけしたくなりますよね。
・「ランラランララ〜ン」と。
いい感じですね。
フェミニンのお洋服の花子さんにはアップリケ。
そしてスポーティーな私にはこの優しい色合いのシンプルなものという事で。
更に花岡さんのリバーシブルのバッグの活用法もご覧頂きましょう。
私の趣味は旅行なんです。
時間があると国内や海外に出かけてこんなふうに写真を撮ってポストカードやフォトブックにして楽しんでいます。
いろんなカラーもこれでそうです。
勉強なりますよね？あ〜カラフル。
楽しいですねいろいろ。
そういう花岡さんのご趣味の旅行旅先で愛用されてるのがきました。
こちらのバッグです。
これはちょっと派手な柄なんですけれどもちょっと小さめに縫っております。
それでこれは裏布をブルーにまとめてみました。
はい…。
でもちょっと肩のところに出るのがいいですね柄がね。
そうですね。
小さくたたんでカバンの中にポンと入れておけますでしょう。
すごくコンパクトで。
バッグインバッグとしても楽しめますね。
だから旅に持っていくのにそうです。
いいんですよね？ちょっと出かける時にお財布や眼鏡携帯なんかそういうものが入りますのでとっても使いやすくて便利です。
必要最小限のものを持っていけますものね。
ご自分の入れたいものに合わせて作って頂いたら。
今日はオープンのこういうバッグを教えて頂きましたけどちょっと花岡さんの私より小っちゃめで並べると。
これね８５％。
１５％小さくしたんです。
この作品よりもはい。
小さめのサイズ？また色合いも何かいい感じですねそれ。
はい。
洋服にちょうどぴったりじゃないですか今日の。
コーディネートしてあるみたいですが？ありがとうございます。
好きなお色ですか？これは。
そうです好きな色ですね。
服がいつも地味なの着てますので。
「バッグで華やかさを」という事で。
はい。
更にお好きな色という証明がございます。
あらどうしたんですか？あら？あれ？お足元に注目。
ちょっと靴下間違ってはいてこられたんですか？皆さんにそう言われるんですけどいつもこんなふうに片方ずつ違えてはいてるんです。
おしゃれ。
バッグとすごい合ってますよねこうすると。
そうですか？ありがとうございます。
面白い。
そもそもグリーンとブルーの組み合わせって花岡さんお好きな訳ですよね？そうです。
という好みの色でトートバッグ皆さんも作ってみて下さい。
楽しいですよね。
やっぱり大きいのってちょっと大胆ですけど小さいのでちょっとランチタイムとか。
そうですご自分の好きなサイズでいろいろ作って頂くと。
子供さんとおそろいで作ってもいいですね。
最初に今日の作品のポイントねお薦めポイントは「作って楽しい」「使ってうれしい」という事でしたけれども正にその極意が分かりました。
そうですよね。
ホントリバーシブルで楽しいですよね。
最後に花岡さんから視聴者の皆さんにアドバイスを。
ご自分の好きな布でいろんな組み合わせを楽しんで頂いて…。
ショッピングもね町をぶらぶらするのもね。
このバッグを是非作ってみて下さい。
このリバーシブル・バッグの作り方花子さんいかがでした？はい勉強になりました。
私もトライしてみたいと思います。
それでは今日の作品「すてきにハンドメイド」のテキストに掲載されています。
４月号になります。
こちら是非参考になさって下さい。
型紙もついていますよね。
はい。
手芸初心者の方でもできる春らしいアイテムです。
また番組のホームページも是非ご覧下さい。
これからの番組のラインナップなども載っております。
それ見るのも楽しみの１つです。
今日はホントにありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ちょっとお出かけしましょうか？はい。
じゃあ階段をまた登って玄関に出ましょうかね？ありがとうございました。
2014/04/24(木) 21:30〜21:55
ＮＨＫＥテレ１大阪
すてきにハンドメイド「布合わせが楽しい！リバーシブル・バッグ」[字]

お出かけで悩むのがバッグ選び。でもリバーシブルなら合わせられる服の幅が広がる。両面使えて小さく畳める便利な布バッグをパッチワーク・キルト作家の花岡瞳さんが紹介。

詳細情報
番組内容
お出かけのとき悩むのがバッグ選び。着る服とのコーディネートがラクな、両面使えるリバーシブルバッグの作り方を、パッチワーク・キルト作家の花岡瞳さんが紹介。このバッグは布で作るので小さく畳め、予備のバッグとして持ち歩くことも容易。手持ちの服に合わせて布の色や柄を選んでおけば、洋服とバッグの相性はバッチリ。なのに構造がシンプルなので、作るのは簡単。手作りのバッグでコーディネートして楽しくお出かけ！
出演者
【ゲスト】宮川花子，【講師】パッチワーク・キルト作家…花岡瞳，【司会】杉浦圭子

ジャンル :
情報／ワイドショー – 暮らし・住まい
情報／ワイドショー – ファッション
趣味／教育 – 園芸・ペット・手芸

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音声 : 2/0モード（ステレオ）
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