NARUTO疾風伝 カカシ暗部篇〜闇を生きる忍〜「担当上忍」 2014.04.24

(ガイ)おう!カカシではないか!こっちで一緒にだんごを食わんか?うん?《カカシ:俺が下忍の担当上忍?》《ミナト先生…》カカシ:遅いぞオビト!
(ミナト)やっと来たね!キミがオビトか。
(リン)待ってたよ。
(オビト)ハァ…ギリか…。
大遅刻だよ!もう自己紹介は終わっている。
あとはキミだけ。
俺は火影になる!うちはオビトだ!んでもって俺の火影岩にはトレードマークのゴーグルと更に写輪眼もしっかり彫ってもらう!それで他里にニラミをきかせてやんのだ!はぁ…。
写輪眼でメンチきってる俺の火影岩にビビッてここには手を出さねえようにな!そんなのは火影になって写輪眼を開眼してから注文しろ!だいたいゴーグルしてたら写輪眼は彫れないだろ!ゴーグルの上から彫ればいいだろうが!それだと目が飛び出てるみたいになるね。
とにかく俺と同じ夢を持ってる部下ができて嬉しいよ。
今日からキミの上司になるミナトだ。
よろしく!おう!ハハッ!ともかく4人で最初の演習をやるよ。
ははい!この演習はキミたちのチームワークを見るためだ。
チームワーク?この2つの鈴を僕からとれたら演習終了。
簡単だろ。
鈴が2つということは…。
え?そういうこと!え?どういうこと?3人のうち1人は脱落ってことだ。
えっ!?察しがいいね!さあはじめるよ俺がお前たちの担当上忍となったはたけ…。
カカシ先生だろ!あいさつなんてどうだっていいからさっさと始めようぜ!お前たちにやってもらうのは脱落率66%…。
《あの演習のとき俺はチームワークなんて考えちゃいなかった。
そしてそのことをミナト先生は気づかなかった》みんな合格だ!このままチームワークを高めていこうね。
オッス!はい!つまりお前らのうち1人は確実にアカデミーへと戻されるってわけだ。
《ミナト先生が気づかなかったのも無理はない。
俺はチームワークと見せかけ2人を利用した》《手加減してくれているのはわかる。
だがミナト先生のレベルは高すぎる。
俺一人じゃどうにもならない》惜しい!まだまだその程度じゃとられるわけにはいかないよ。
《やはりそうだ!ミナト先生は相手に合わせて手加減のレベルを変えている!オビトやリンに対するときと…。
俺に対する時とではあきらかに手の抜き方が違う。
このままなら100%鈴を奪うことはできない。
任務を達成するためには…》オビトリン。
アカデミーでやった最初のフォーメーションだ。
はぁ?あんな単純なフォーメーションがミナト先生に通用するとは思えないけど…。
やるんだ!やってみなけりゃわからないか。
何もしねえよりはマシだな。
その作戦のってやるよ。
いくぞ!おう!ええ《カカシ:ミナト先生が見せる唯一の隙。
そこを狙うために2人をおとりに使えばチャンスはある》さあ始めようか。
(鈴の音)《あんなのはチームワークなんかじゃない。
あのときミナト先生が俺にチームワークの素養が欠けていると判断してくれていれば…》ああ!お先に鈴をとらせてもらうぜ。
脱落はお前で決まりだな。
《そうじゃないあれは…。
あれはミナト先生のせいなんかじゃない》《俺は責任を転嫁して現実から逃げようとしているだけだ。
だからこそ…。
コイツらのチームワークを見極めねばならん》無様だな。
名門の名がすたるぜ。
はぁ!?そりゃお前のことだろ。
いやだねやだやだ。
こんな連中と同レベルで扱われるなんてな。
なに!?ハハハハハ!沸く沸く!お茶がヘソで沸くってなもんだぜ。
なあ俺いいこと思いついちゃったぜ。
奇遇だな俺も思いついたことがあるんだ。
ヘッ。
ヘヘッ俺もだ。
先生に手間かけさせるのも悪いからな。
だな。
脱落者は…。
お。
れ。
が。
(3人)決めてやるよ!お前ら…。
はぁ〜!!だ…。
えっ?お前ら全員落第だ。
アカデミーからやり直してこい。
《あの凍りついた視線…》《まるであやつの心の闇そのものじゃな。
あやつの闇を晴らすにはまだ時が必要か》
(鈴の音)
(鈴の音)
(鈴の音)リンオビト…。
わかってる。
チームワークを大切にしないヤツを忍にするつもりなんてないよ。
誰がなんと言おうとな。
さて今年はどうなることやら。
たぁっ!それ!たぁっ!そんなことではアカデミーへ逆戻りだぞ!
(リー)うぉ〜っ青春フルパワーです!
(ネジ)くっ…さすが上忍。
俺の体術が軽くいなされていく。
(テンテン)もうアカデミー卒業したら下忍だと思ってたのに。
落第なんてしゃれにならないわよ!木ノ葉剛力旋風!
(3人)うわ〜っ!もう降参か?諦めません!僕の夢は体術のみで立派な忍となること。
その夢を諦めるわけにはいかないのです!フンッつまらん。
だが俺とてここで立ち止まるわけにはいかない!そうよ。
憧れのくのいちに近づくんだから。
へこたれてなんかいられない!
(ガイ)う〜んいいぞみんな!青春しているじゃないか!さぁ体力が限界をこえようとも気力を振り絞れ!よ〜しこの俺に渾身の一撃を入れてみろ!うぉ〜っ!ああ〜っ!ああ〜っ!
(3人)いくぞ!お前ら!全員合格だ!やりました!僕はやりましたよ!く苦しい…。
ぷは〜っ!全員合格できてよかったですね。
こんなところでつまずくわけにはいかないからな。
でもあの噂の先生じゃなくてよかったね。
前回3人ともアカデミーへ送り返したというあの上忍のことですか?うん。
実力に運も不運もない。
ソイツらに力がなかっただけのこと。
そうでもないらしいわよ。
なんでも忍としての力よりも大切なものがあるとかなんとか。
それは何でしょう?やはり一撃必殺のすごい必殺技でしょうか?
(ネジ)何にしても自分勝手な基準を押しつけられてはたまらんな。
《カカシよ…》兄ちゃん本当にいいのかい?俺たちだけで弁当を食うなんて。
俺の言ったことが間違ってたなんて今まであったか?ないだろ!でもカカシ先生はいないよ。
つべこべ言うな!お前たちは言われたとおりルールを守ればいいんだ。
オビト:確かに忍の世界でルールや掟を破るヤツはクズ呼ばわりされる
(お腹が鳴る音)けどな仲間を大切にしないヤツはそれ以上のクズだ!《オビト…俺は…》カカシ先生!俺は落第かもしれないけど弟たちはルールを守ったんだ!お前たちは…。
お前たちは俺の命令を守った。
ルールを守った。
だが忍にとってもっとも大切なものを守れなかった。
何だそりゃ?白髪野郎!お前らもアカデミーで学び直してこい。
(アスマ)中忍試験を見送った?ガイお前にしては慎重だな。
ああ。
リー:えっ中忍試験ですか!?そうだ形式上8回以上任務をこなしていれば中忍試験に参加する資格がある。
ここしばらくはルーキーが中忍試験に参加したことはないんだがどうだ出てみるか?はっ…。
あん?どうしたリー?はい自分の実力がどの程度なのか試してみたい…その思いはあります。
でも…。
(ガイ)でもなんだ?僕の実力が試すに値しないことは僕自身がいちばんわかっています!
(ガイ)ふむネジはどうする?フッ…俺も今回はパスだ。
え〜っ!?ネジならすぐにでも中忍になれるのに!だからこそ急ぐ意味はない。
そうかではテンテンは?なら私も!次の試験までに修業をつんで3人一緒に受けましょう!みんな!お前ら!俺はお前たちのような弟子を持って嬉しいぞ!だんごだ!だんごのおかわりをくれ!は〜い!よくわからんがお前らしいな。
(紅)それよりもアカデミーを卒業したばかりの下忍を受け持つってどんな気分?そうかお前は今回が初めてだったな。
ん?おいカカシ!どうだお前も一緒にこっちでだんごを食わないか?なんだアイツ?まるで暗部にいた頃のような暗い目をしていた。
前回も全員落としたらしいわね。
それはたいした問題じゃない。
ああそれよりも問題なのはカカシの心に巣くう闇のほうだ。
まだ引きずってるのね。
私だって同期だったのよ。
悲しんだわ。
でもいつかは立ち直らなきゃ。
だな。
うむ暗部なんて陰気なところにいるから鬱々としていくんだと思っていたんだが…。
三代目カカシのヤツは暗部には向いていません!火影様に意見などおこがましいのは承知しています。
でも私たちは友を仲間を多く失いすぎました!今のカカシを見ているとまるで死に急いでいるようで。
だから我々はカカシに下忍を任せてはどうかと考えたのです。
アイツも弟子を持てば考え方も変わっていくと思うのです。
ふむお前たちもそう思うか。
それでは…はぁ俺たちはよけいなことをしたのかもしれんな。
暗部にいて忍の闇を見続けるより未来の忍たちを指導することのほうが希望を見いだしやすいと思ったのだが…。
三代目!三代目?うお〜三代目!?まあよい。
そのまま茶を続けなさい。
わしも一杯もらうとしよう。
なるほどのう。
ホホホホホ…。
何がおかしいんです?あなたはいつも我々を子供扱いして…。
アスマ!いや笑ってすまなんだ。
だが子供扱いしたのは確かにそうじゃ。
《カカシ:ミナト先生俺のやり方は間違っているんでしょうか?》
(みんな)カカシ先生!ははい?
(みんな)チーッス!カカシ先生俺たち今アカデミーのしつけ担当をしてるんす。
やっぱり基本は挨拶からだなってね。
今の挨拶はそこそこよかったぞ。
次もしっかりやるんだぞ。
(みんな)は〜い!それじゃ失礼します。
(2人)失礼します!
(みんな)失礼します!挨拶なんてどうだっていいからさっさと始めようぜアイツらがねぇ…。
カカシ先生じゃないですか。
ん?お前たちは…。
(3人)ありがとうございました!え?えっ!?俺たちあの演習でカカシ先生に落第くらって。
変わることができたんです。
は?今までずっと兄ちゃんに頼りっぱなしで自分の意見なんて言ったことなくって。
本当はあのときだって兄ちゃんに弁当を食べさせたかったんです。
だからあの演習のあと俺たちも自分の意見をちゃんと言わなきゃって。
ね?うん。
弟たちを引っ張るつもりがいつの間にか弟たちの意見をつぶしてたなんて。
俺も反省しました。
(3人)だからカカシ先生には感謝しています!《感謝?俺に?》師は弟子に修業を与えそして弟子から学ぶのじゃよ。
そうやって互いに高め合い成長していく間柄こそ本当の師弟と呼べるのじゃ。
お前たちにも立派な師弟関係を築いてくれることを望んでいる。
もちろんカカシにもな。
三代目それもしかして…。
おっとまだ極秘だがな。
カカシが今年担当することとなるアカデミーの卒業生じゃ。
なかなかの個性派ぞろいじゃろ。
(開演ブザー)2014/04/24(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝 カカシ暗部篇〜闇を生きる忍〜「担当上忍」[字][デ]

暗部を抜け、下忍の先生をやるようヒルゼンから命じられたカカシ。かつてミナトのもとで、オビトとリン達で鈴を取り合った演習のことを思い出す。

詳細情報
番組内容
神無毘橋の戦いでオビトを失い、リンを自らの手で殺めてしまったことにより失意のどん底にいたカカシ。そんなカカシを案じたミナトの命により、カカシは火影直属の精鋭部隊“暗部”に入隊する。カカシはその実力を発揮し、一目置かれる存在になっていくが、敵を容赦なく追いつめトドメを刺す姿からいつしか“冷血のカカシ”と呼ばれ始める…。これまで語られなかった、はたけカカシの暗部時代のエピソードがいま、明らかになる!
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
はたけカカシ:井上和彦、うちはイタチ:石川英郎、ヤマト:小山力也、猿飛ヒルゼン:柴田秀勝、ダンゾウ:糸博、大蛇丸:くじらほか
原作脚本
【原作】岸本斉史
   (集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】彦久保雅博
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】
「紅蓮」
 歌:DOES

【ED】
「FLAME」
 歌:DISH//
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ

http://ani.tv/naruto/

お知らせ
次回の「NARUTO疾風伝」は…
5月8日 夜7時30分からの放送です。

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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