突撃 アッとホーム「秋川雅史“千の風になって”奇跡のコンサート」 2014.04.24

(発声練習)
(秋川)オーオオオオー。
サプライズであの人が参上。
これは秋川さんが…題して…。
秋川さんの歌う「千の風になって」が大好きだという女性の後ろに秋川さんが忍び寄る。
そして…。
前代未聞お墓でのコンサートは果たしてうまくいったのか。
早速秋川さんが依頼者のもとへ。
(インターホン)・は〜い。
はじめまして。
どうぞ〜すいませんどうぞ〜。
何かお子さんの声が。
(秋川)はじめまして!こちらが今回の依頼者。
歌う?1番だけ?どうやって歌うの?・「私のお墓の前で」・「泣かないでください」
(秋川)すごいすごい。
お母様が教えたんではなくもう聴いて?父を亡くして以来この歌を支えにしてきた母に贈りたいという。
なるほどなるほど。
父の啓二さんが亡くなったのは6年前。
ふさぎ込みがちだった母の敏子さんはこの歌と出会ったのを機に元気を取り戻したという。
ありがとうございます。
という事で番組スタッフが向かったのは今は一人で暮らす母敏子さんのお宅。
敏子さんには「人生を変えたあの1曲」という架空の番組の取材だと伝えている。
敏子さんの人生を変えた曲を尋ねると…。
予想どおりこちらの曲。
早速聴かせてもらう事に。
ところが…。
(うまく再生されないCD)ホントによく…2人が結婚したのは昭和45年。
敏子さんに一目ぼれした啓二さんの猛アタックで結ばれた。
時には事務所に泊まり込む事もあった。
家族のために一生懸命働く啓二さんを敏子さんは支えてきた。
2人の子供の育児に加え…そんな忙しい毎日を送ってきた2人には老後の夢があった。
実は2人の子供が幼いころ家族は伊豆に暮らしていた事がある。
自然が大好きな啓二さんの希望だった。
その後仕事が忙しくなり10年ほどで東京暮らしに戻ったが老後は再び伊豆に帰り大好きな畑仕事をしながら毎日を過ごそうと決めていた。
ところがその矢先啓二さんが病魔に襲われた。
診断は咽頭癌。
入院してから2週間後容態が急変し治療のかいなく亡くなった。
68歳だった。
あまりに突然の別れ。
テレビから流れてくる秋川さんの歌声を耳にしたのはちょうどそのころだった。
敏子さんはこの歌を繰り返し聴く事で少しずつ元気を取り戻していった。
秋川さんは娘の祐子さんと一緒に敏子さんの家にやってきた。
敏子さんが留守の間啓二さんの仏前にサプライズで歌う事を報告する。
(祐子)ありがとうございます。
とここで…毎年されてるんですね。
(祐子)はい。
そうなるとすてきかなと。
なるほどいいですね。
祐子さんと秋川さんが考えた作戦がこちら。
舞台は父啓二さんが眠っている墓地。
七回忌のお参りが終わったところで番組スタッフが母敏子さんにインタビュー。
そこに突然音楽が流れ敏子さんの目の前で秋川さんが熱唱する。
最後に秋川さんと雄惺君が男の約束。
そして迎えたサプライズコンサート当日。
見事桜が満開。
最高の舞台が整った。
こんにちはどうも。
何も知らない敏子さんが一足先にやってきた。
一方の秋川さんは恒例の声出し。
(発声練習)オーオオオオオー。
(発声練習)オーオオオオオーオオオオー。
祐子さんが敏子さんの待つお墓へと案内をする。
皆さんにはあらかじめ企画の趣旨を説明。
秋川さんが登場する事を知らないのは敏子さんただ一人。
お墓参りが終わったところで番組スタッフがインタビューをしたいと敏子さんを所定の位置まで誘導する。
実はここにも清掃員にふんしたサプライズのスタッフが。
皆さんコーラス隊のメンバー。
もちろんプロの方々だ。
敏子さんは全く気にする事なく所定の位置へ。
・敏子さんじゃあこの辺りでお話を…。
いよいよインタビューが始まった。
それを見て清掃員の一人がマイクをスタンバイ。
こんなに近くにいるのに敏子さん全く気付かない。
準備ができたところで秋川さんが登場。
敏子さんの後ろから忍び寄る。
千の風になった主人に導かれて…。
そして…。
気を取り直してもう一度。
…気がしております。
秋川です。
あらあ…。
(秋川)今日は歌を届けにきました。
それでは聴いて下さい。
ありがとうございます。
前奏のスタートと同時に清掃員たちが生着替え。
即席のコンサート会場が出来上がる。
・「私のお墓の前で」・「泣かないでください」・「眠ってなんかいません」・「千の風に」・「千の風になって」・「あの大きな空を」・「吹きわたっています」歌は啓二さんとの思い出が浮かぶという2番へ。
夫を思い出す大好きなフレーズ。
敏子さんは自然と口ずさむ。
・「あの大きな空を」・「吹きわたっています」どうもどうも。
はじめましてどうも秋川です。
今日はね…知らなかったですか。
あの実はですね皆さん知ってるんですよ。
雄惺うまくいったな。
うん。
(雄惺)イエイ!すすり泣く声がこちら側から…。
いいですね。
あの歌の良さっていうのはやっぱりいろんなところにいるっていう事だと思うんですね。
この話に泣いたんですね。
(大和田)奥様とご主人の…。
照らし合わせてはいないんですね別に。
ここでですねゲストの皆さんにも自分にとっての思い出の曲を伺ってみたいんですけども。
そういうのは絶対1曲2曲あるはずですから。
知らないでしょ?この歌。
ちょっと僕らも…。
そうですね。
私はやっぱり…。
(大和田)大事な事だからねやっぱね。
続いて平愛梨ちゃんあります?
(平)たまたまテレビ流れてる時に…今回は母と娘のバドミントン対決!娘の挑戦を受けてたつのは元オリンピック選手。
オリンピック2回連続出場を果たしたかつての日本のエース。
世界を沸かせたその腕前は今も衰えていない。
一方偉大な母に挑むのは長女ひらりさん中学2年生。
日本一となった。
元オリンピック選手の母とそのDNAを受け継ぐ娘。
久保田アナが向かったのは奈良県大和高田市。
この日母妃佐子さんは地元の小学校にいるという。
親子バトル史上最強のお母さんどんな方なんでしょうか。
こんにちは。
水井さんでいらっしゃいますか。
「突撃!アッとホーム」の久保田と申します。
よろしくお願いしま〜す。
よろしくお願いします。
現在妃佐子さんは小学生を対象にしたバドミントン教室を開いている。
バドミントンの楽しさを子供たちに伝えたいと去年から始めた。
優しくも厳しい妃佐子さん。
90年代日本を代表するスター選手だった。
1992年バルセロナオリンピックそして4年後のアトランタオリンピックに連続出場。
当時の日本人選手としては最高のベスト16まで勝ち進んだ。
そんな妃佐子さんが得意とするのが…全く同じフォームからコースやスピードを自由自在に打ち分ける。
現役時代の映像で見てみよう。
画面奥の妃佐子さん。
全く同じようにラケットを振り上げ…。
右は鋭く沈み込むスマッシュ。
対して左は…。
コートの奥までゆっくりと弧を描きながら届く。
全く予想のできない羽根の動きに相手は反応できない。
更に正確なショットもいまだ健在だ。
8m離れた所に立てられた筒。
これを一撃必中で仕留める。
そんな妃佐子さんも現在42歳。
現役を退いて実に16年のブランクがある。
娘との試合に向けて入念なトレーニングに取り組む。
ブランクってやっぱり大きい…。
(妃佐子)大きいですよ。
大きすぎますが…はい。
でもやると決めたからには諦めずに頑張ります。
一方こちらは福島県猪苗代町。
娘ひらりさんは今親元を離れ暮らしている。
通っているのは全国大会3連覇中の強豪校…入学して1年。
ここで鍛えた成果を親子バトルで発揮したいという。
実はひらりさん母から直接バドミントンを教わったのは小学4年生のころまで。
反抗期に入ったひらりさん。
母の言う事に耳を貸さず自分の力で技術を磨き上げてきた。
よしじゃあ全員集合な。
(一同)はい。
試合10日前のこの日。
監督がひらりさんたちを集めた。
先生も初めて見たんだ。
見る事ないから。
監督が見せてくれたのは母妃佐子さんの現役時代の試合。
22歳。
アジア大会で銀メダルを取った時の映像だ。
(実況)165cmの体を十分に生かしきったスマッシュ水井。
現役時代の母の姿を見るのは今回が初めてのひらりさん。
もう一つ監督が注目したのは妃佐子さんの粘り強い守り。
(実況)しのいだ!どんな球でも拾い上げ相手のミスを誘うまでラリーを続ける。
(実況)ヘアピンで攻めている!みんなも今もラリーポイントで大事なのはね…そこで始めたのが2人を同時に相手にするラリー。
どこに打っても返してくる妃佐子さんを想定した練習だ。
実はひらりさん…格下相手でもリードを許すと諦めてしまう事がよくある。
何度打っても…練習を終えたひらりさんたちが向かったのは町の民宿。
(一同)いただきま〜す。
実は富岡第1中学校は…ほとんどの生徒たちは町の民宿で共同生活を送っている。
あ!やばいやばい!やばい…撮られちゃう…。
楽しそうな寮生活。
ひらりちゃんのお部屋。
お邪魔しま〜す。
2段ベッド2つで4人1部屋。
生活に必要なものは全てここに納まっている。
共同生活で切磋琢磨。
みんな目指しているのは世界で戦う事だ。
厳しい環境に娘を送り出した母妃佐子さん。
今はひらりさんの弟と妹の3人で暮らしている。
妃佐子さんは5年前に離婚。
離婚した事で娘に夢を諦めてほしくない。
そんな思いで強豪校への進学を後押しした。
夢を追いかける娘を遠くから支える母。
試合まで必死の練習が続いていた。
皆さんにひらりさんとお母さんのどちらが勝つのか予想して頂きたいんですけれどもその前にこれまでの親子バトルの対戦成績をご覧下さい。
こちらです。
(大竹)金魚すくいっていうのも入ってるからねこれ。
ありましたねスタジオでやって頂いた…。
レスリングを目の前で見た時はね…。
(大和田)お子さんが勝ったの?お子さんが勝ちました。
(大竹)高2の男っていうのはやっぱりね相当力が強い。
今回中2だから一番分かんないねこれ。
(大竹)分かんないね〜。
お母さんはこのバトルにしませんかって言ってから試合まで…
(大和田)これ難しいね…。
(田中)ちょうどバランスがいい。
それでは予想の札を挙げて下さい。
どうぞ。
(一同)え〜!割れると思ったのに。
まだ雪の残る3月9日福島県猪苗代町。
母妃佐子さんが試合会場近くの駅に到着。
ひらりさんの弟と妹もやって来た。
試合会場はひらりさんたちが練習で使う町の体育館。
先に会場入りしたのは娘ひらりさん。
入念にウオーミングアップを行う。
そこに…。
着替え終えた母妃佐子さんが会場入り。
久しぶりに会う娘には目もくれず練習開始。
互いにひと言も言葉を交わさない母と娘。
妃佐子さんは経験からくる余裕なのか軽めの打ち合いでとどめた。
一方ひらりさん。
母が控え室に戻ると…2対1で打ち合う…母の粘り強いプレーに負けないために試合直前まで練習する。
そのころ会場には解説者も到着。
妃佐子さんの3歳年下の妹須賀泰子さんだ。
泰子さんもかつて日本を代表する強豪選手だった。
シドニーオリンピックでは5位入賞。
姉と姪の初対決を見届けようと駆けつけた。
いよいよ勝負の時。
試合は公式ルールにのっとりシングルスのコートで行われる。
お願いします。
2人が握手を交わしました。
いよいよ始まります。
(審判)ラブオール。
最初はお母さんのサービス。
(拍手)これはアウト。
(泰子)よく見ましたね。
最初のポイントはお母さんです。
追いつきませんでした。
ひらりさんリードで迎えたこの場面試合が動いた…。
ネット際。
高く上げて打つ。
サイド。
長いラリーをひらりさんが我慢して母のミスを誘った。
特訓の成果が見え始めここから猛攻を開始。
あっという間に点差が開き19対10でひらりさんがリード。
しかしここで妃佐子さんがあの技を見せた。
オーバーヘッドストロークで球を打ち分ける。
最初は奥へ。
次は手前。
(泰子)うまいショットですね。
相手の逆を突くいいショットだと思います。
しかし妃佐子さんの追い上げもここまで…。
ん〜これは見ていましたね…。
第1ゲームひらりさんが取りました。
第1ゲーム終了。
16年ぶりの本格的な試合に苦しそうな妃佐子さん。
勝負の第2ゲーム。
あとがない妃佐子さんは一気に勝負に出た。
最初のポイントはお母さんです。
これお母さんがひらりさんのボディーを狙っていってそれをひらりさん打ち返せませんでした。
ラリーが続きます。
高く上げて…。
(泰子)いいショットですね。
入っていました。
3ポイント連続得点です。
しかしその後ひらりさんも追いついて再び一進一退の攻防。
ネット際。
返せません。
追いつきませんでした。
その時…。
低い球を拾いにいった妃佐子さん。
コートにうずくまった。
ちょっと待って下さい…。
実は娘ひらりさんに内緒にしていた事があった。
奈良県の妃佐子さんのバドミントン教室。
妃佐子さんは…けがをおしても親子バトルに挑みたいという妃佐子さん。
そこには…そして迎えたこの日。
何とかここでひらりさんに試合の中で粘る事を教えていきたいとお母さん話していました。
足の痛みをこらえそれでもなお互角に競り合う妃佐子さん。
(泰子)クロス。
(泰子)いいスマッシュだと思います。
しかしその後の長いラリーでついに…。
ネット際。
奥からクロス。
返した。
お母さんも返す。
ああ…痛そうですね。
かなり痛そうですね。
(泰子)そうですね…。
体が動かなくなった。
(泰子)棄権ですね。
はい。
ここで試合終了です。
お母さんが棄権という事で。
(泰子)でもここまでやったっていうのがひらりには伝わってると思います。
そうですね…。
思わぬ形で試合は終了。
(妃佐子)母ちゃんです…。
悔しさをにじませる妃佐子さん。
初めて母と本気で戦ったひらりさん。
母の思いは伝わったのか。
母を越えたひらりさん。
夢の東京オリンピックに向けて頑張れ!
(拍手)
(大竹)グッとくるわ。
でも娘さん強いですよやっぱり。
想像以上に。
ひらりさんは…これからホントにサポートしてオリンピックに向けて応援したいって。
オリンピックで。
そうですね19歳で迎える。
(大竹)あるね。
はい。
それではあの…。
(大竹)しょうこおねえさん何どうしたの?まつげのね。
(大竹)黒くなっちゃった。
今日は生放送でこちらのお宅の娘さんにサプライズをしかけます。
はいはい。
こちらの娘さん春川さんの大ファンでして「千の風に乗って」を歌ったら感動すると思うんですよ。
私の歌でそんなに感動するのかね。
ねえ。
「ねえ」じゃねえよ!感動するんだよ!それありきの企画だろうよ!321…。
春川です。
それでは呼び鈴を押したいと思います。
(インターホン)あ…。
はい。
大竹キヌヨさんでいらっしゃいますか?キヌヨは留守ですけど…誰?え?歌うの?この状況で?何なの何なの?・「私のお墓の前で」・「泣かないでください」娘帰ってきたらやってもらえます?・「ここに私はいません」・「眠っちゃなんかいません」・「眠っちゃなんかいません」いやだから娘帰ってきたらやってもらえますか。
ですよね〜。
ですよね〜!・「眠っちゃなんかいません」
(テーマ音楽)2014/04/24(木) 16:05〜16:50
NHK総合1・神戸
突撃 アッとホーム「秋川雅史“千の風になって”奇跡のコンサート」[字][再]

「千の風になって」コンサート第2弾。亡き夫を忘れられない女性のため、秋川雅史が夫の墓前で感動の熱唱。後半は元オリンピック選手が登場。“バドミントン”親子バトル。

詳細情報
番組内容
番組前半は、感動を呼ぶ「千の風になって」コンサート第2弾。6年前に亡くした夫を忘れられない女性のため、あの秋川雅史がサプライズで熱唱する。場所は夫の墓前。夫の姿を思い出してしまうという二番にさしかかったとき、女性の表情に変化が。涙なくして見られない傑作です。番組後半は、バドミントンでオリンピック出場経験を持つ母と、ジュニアの大会ながら全国優勝した娘が本気で勝負。意外な展開から目が離せません。
出演者
【ゲスト】大和田伸也,はいだしょうこ,秋川雅史,平愛梨,アンガールズ,【司会】さまぁ〜ず,久保田祐佳,【語り】小野寺一歩,逸見友惠

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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