当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
≫昨日の夜、来日をしたアメリカのオバマ大統領は今日はつい先ほどから東京・元赤坂の迎賓館で安倍総理との首脳会談に臨んでいます。
迎賓館の前には藤川記者がいます藤川さん。
≫まもなく、迎賓館で日米首脳会談が始まるところです。
つい先ほどオバマ大統領を乗せた長い車列が迎賓館に入ってきました。
この首脳会談ではアジア太平洋地域における日米同盟の役割を改めて確認し日米関係の強固さを世界に発信したい考えです。
そして、日米首脳会談のテーマは大きく2つあります。
安全保障とTPPです。
まず、安全保障については中国の海洋進出やウクライナ情勢を念頭に力を背景とした現状変更の試みは許されないことについて議論します。
その際にオバマ大統領が尖閣諸島について、日米安保の適用範囲だと明言する見通しです。
これまで国防長官や国務長官が発言した例はありますが大統領が発言したことはなく中国に対する強い牽制になります。
そしてTPPなんですが今日未明まで協議が続いていました。
日本側から妥協案が示された模様で政府関係者は前進があったと述べています。
首脳会談で大筋合意する可能性が出てきました。
日本側としてはもしこの首脳会談でまとまらなくてもオバマ大統領が明日日本を離れるぎりぎりまで交渉を続ける考えです。
≫日米首脳会談は午前10時30分が開始予定ですがまだ始まっていないという情報が今のところ入っています。
続いては報道フロアから平石さん。
≫この日米首脳会談に先立ちましてオバマ大統領は皇居を訪れ天皇・皇后両陛下と歓迎行事に出席しました。
≫午前9時20分です。
皇居前にオバマ大統領の車列が到着しました。
白バイやパトカーなど多くの警察車両が先導する形で皇居の中へと向かっていきます。
≫オバマ大統領は皇居・宮殿に到着すると両陛下のお出迎えを受け政府主催の歓迎行事に臨みました。
自衛隊が両国の国歌などを演奏する中オバマ大統領は国賓を迎えるための栄誉礼を受けました。
その後、宮殿・竹の間に移り先ほどまで両陛下と懇談していました。
両陛下がオバマ大統領と面会されるのは就任後初の来日となった2009年以来2回目です。
夜には両陛下主催の宮中晩さん会が行われます。
報道フロアからお伝えしました。
≫今日、まず皇居にいらしてそのあと迎賓館に移っての首脳会談ということで開始がちょっと遅れているのかもしれません。
今日のコメンテーターは中野信子さんと末延吉正さんです。
よろしくお願いいたします。
≫歓迎行事ですけど普通は迎賓館で行われますよね。
今回、オバマ大統領が迎賓館にお泊まりにならなかったので皇居の宮殿で行われたということですがなんか迎賓館でやると近くの子どもたちも来て小旗を振ってという…。
≫今、ライブ映像が入ってきましたね。
≫まずはじめに東日本大震災に対する米国の支援に対しまして改めて心から御礼を申し上げたいと思います。
≫こういう雰囲気でやるものなんですね。
≫やっぱりちょっと緊張してますね。
ただ、昨日の3万円以上のお寿司屋さん。
あそこでどうもTPPについてカードを切ったようなんですね。
≫どういうカードなんですか?≫というのはオバマさんのほうもいつ来るかとじらしたでしょう。
そしてケネディ大使が頑張って2人でのゆったりした非公式の寿司会談となった。
そこでオバマさんは何を切ったかっていうと尖閣の問題。
これで大統領が初めて日米安保で守る義務があると明言すると。
お返しに、日米同盟ですから両方がウィン・ウィンじゃないとそれぞれ帰れませんからTPPでもめている牛肉と豚肉の辺り少し安倍さんが踏み込むんじゃないかなということで。
≫そのため、お寿司でお魚で…≫だから昨日は牛肉を食べるわけにはいかなかったのでお寿司屋さんだったんですね。
≫尖閣に関しては日本はずっと尖閣諸島の問題についてアメリカに踏み込んだ発言をしてほしいということを要望していながらアメリカは中国の立場を考えて慎重でしたよね。
そこが、やはりTPPとの交渉の中で一歩アメリカも踏み込んでいきそうだという流れでしょうね。
≫オバマさんも、秋の中間選挙。
安倍さんも外交、なかなか今、大変。
両方が国内向けにゲットしたと言わなきゃいけないわけです。
特にオバマさんは中国にはこの間ミシェル夫人と行ってサービスしていますよね。
ところがオバマさん、全体としてはイランもシリアも特にウクライナの問題でやはり指導力がないんじゃないかといわれているので中国に気を使いつつもここで日本から始まって韓国、マレーシアフィリピンという国にここで少し頑張ってアメリカの指導力を見せる。
見せるためには日米同盟を盤石なものにする。
そのためには中国を念頭に尖閣で中国が力できたら安保条約5条に基づいて防衛すると、集団的自衛権で。
これを日本に来て言うということは相当、世界に向けてインパクトがある。
そういうことをお土産に持ってきたので安倍さんもTPPで。
≫お寿司屋さんでやったかいがありますよね。
いきなり首脳会談では出しにくいかもしれない。
≫私は回転寿司しか行けませんけどあのお寿司ですからオバマさんハワイ育ちですからね寿司好きだし。
シャリは小さいですけど。
ここがうまくいかないと日米ともにおかしくなる。
日米がおかしくなると韓国も含めて、ちょっとガタガタアジアがしてきますからそういう意味では今日の会談は非常に大きいですよね。
≫共同会見もその意味では注目度が高まりますよね。
≫まさに、アジア、そして世界がどう発表するかというのが注目されます。
≫今カメラ入ってましたがずっとオープンでやるんですか。
頭だけですね。
このあとは密にガンガンということに。
≫昨日は銀座はすごいことになってましたよね。
≫こちらがノーネクタイの非公式の夕食会ですけど。
≫やはり親密さをアピールするためにお互いのネクタイをというのがあったんでしょうけど。
≫こういうのは打ち合わせ。
≫片方ネクタイしてて片方ノーネクタイだとね。
大二郎さん、専門ですよね。
儀礼的な部分ってすごく大事ですよね。
≫すわり位置とかも関係あるんですか?≫もちろんあります。
≫奥のほうに上座とかそういうものはどうなんですかね。
≫安倍さん、もともとお酒はそんなに強くないですからどのくらい飲んでどういうふうにするとかかなり細かく考えながら食事するから大変ですよ。
≫こちらが昨日の服装と今朝のものをちょっとご覧いただけますでしょうか。
≫今朝はシックな感じにしてありますね。
選挙だと大体、赤とかもうちょっと明るい色が多いですけどね。
引き続きこのニュースお伝えします。
失礼しましたその前に今日の≫このあとのオバマさんの予定なんですけれども日米共同記者会見が今日の午後から行われるということでもしかすると後半の番組内でもお伝えできるかもしれないという状態です。
そして拉致被害者家族らと面会をしまして日本科学未来館、そして明治神宮を訪問されると。
宮中晩さん会を経て明日の午前、韓国へ出発するということになります。
≫また続報入りましたらお伝えします。
続いては韓国の客船沈没事故です。
後手後手の政府の対応に不満が高まる中救助活動のため集まった民間ダイバーとの連携も不調となっているようで更に海運会社の新たな疑惑も浮上してきました。
≫昨日判明した厳しい現実。
エアポケットとは生存者の命をつなぐ空気のたまりのこと。
それは、捜索が一刻を争うものとなっていることを意味する。
そんな中、不明者家族が望みを託すのがダイバーの活動。
しかし…。
≫現場で何が起こっているのか。
一方、セウォル号の運航会社のずさんな安全管理が次々に発覚。
≫適正な積載量の3.6倍もの荷物を載せ更には積み込みを担当した人間に資格がなかったという疑惑。
そんな中我々は日本の安全対策を取材することができた。
≫スタジオには海上保安庁のアドバイザーを務める独立総合研究所社長青山繁晴さんにお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
そして東海大学海洋学部山田吉彦教授とも中継先からお話を伺います。
よろしくお願いいたします。
では、現地から最新情報をお伝えします。
野村さん。
≫こちらの港の桟橋には無数の黄色いリボンが取り付けられてます。
韓国では今この行方不明者の無事の帰還を祈って黄色いリボンの運動が非常にネットなどを中心に盛んになっていましてこちらでも昨夜から今朝にかけてこの無数のリボンが取り付けられました。
こうした思いを胸に今も捜索活動続いています。
今日は船体の3階から4階にかけて捜索活動が行われているということです。
これまでに確認された死亡者の数は159人。
いまだ143人の方が行方不明の状態となっています。
一方、船の運航状況について新しい情報が入ってきました。
逮捕された操舵手が舵を切る方向を聞き間違ったというのです。
今朝の東亜日報によりますとこの操舵手は実際は左に舵を切るという指示なのに対し聞き間違って右に舵を切ってしまったと伝えています。
実際、今回の事故の大きな原因として急激な針路変更があったわけなんですが韓国メディアは決定的な供述だと伝えているわけです。
また、聯合ニュースは当時管制と交信をしていた航海士がセウォル号に初めて乗った見習いだったと伝えています。
そうなりますと運航を指示していた航海士も1年程度の経験ということで当時の操舵室は非常に経験の浅いメンバーに任されていたということになります。
捜査本部は新たに4人の逮捕状を出して捜査を進めています。
≫野村さん黄色いリボンを出して無事な生還を祈るというのは韓国でも昔からある風習なんでしょうか?今回のことで新しい運動として起きたんでしょうか。
≫これは、日本でも黄色いハンカチとかあったと思うんですけれどもそういったものと同じようなものでしてネットなどを中心に黄色いリボン運動というのは盛んになっていましてこうした小さい運動が大きな奇跡を起こしてほしい。
そういった思いが込められているようです。
≫それから捜査状況も非常に新しい情報が入って先ほどの舵を切る方向を逆の方向に指示をしていたのにという話がありましたがこれはかなり新しい事故原因につながるような情報ですよね。
≫専門用語で舵を切る方向というのが右と左がボートという言葉とスターボートという言葉で非常に似ているんですね。
その辺りで聞き間違ったのではないかということも新聞では指摘されています。
≫日本では面舵と取り舵で違いますけどね。
英語だとボートとスターボートになるのでそれを聞き間違えたという趣旨ですね。
≫そういった供述をしているようです。
≫どうもありがとうございます。
≫難航する捜索活動に協力しようと民間のダイバーが昨日集まりましたが活動の取材を始めた矢先中止となりました。
その理由とは…。
≫沈没現場で懸命の捜索活動が続く中昨日、修学旅行に参加していた高校の地元で追悼式が行われた。
≫今回の事故で犠牲となった1人チョン・チャウンさん。
船が横倒しになり沈み行く中チョンさんは混乱する同級生を励まし続けた。
そして、自らの救命胴衣を友人に渡し仲間を助けたというのだ。
更にチョンさんは溺れた人を助けようと勇敢にも海に飛び込み犠牲となった。
現地のメディアはこう伝えている。
≫1人でも多くの命を救いたい。
そんな思いを胸に港には多くのボランティアダイバーが集まった。
軍と協力している民間のダイバー。
≫生存者救出の望みをつなぐため集まった民間のダイバーたち。
取材中、彼らは我々に捜索に使う道具を見せてくれた。
≫彼らは1人でも多くの命を救うため危険な現場海域に潜る覚悟を決めていた。
≫現在午後1時半過ぎ。
これから、民間のダイバーら21人を乗せた船が珍島の海底へと向かいます。
≫捜索に向かうため船に乗り込んだダイバーたち。
しかし一向に出発する気配はない。
すると…。
≫次々と船から下りてきた。
果たして、何が起こったのか。
≫政府からの許可が下りない。
一体どんな事情があるというのか。
≫実は、民間のダイバーが潜れば海洋警察などの邪魔になると政府が判断。
許可を出さないのだという。
おととい200人いた民間ダイバーは政府の指示で昨日80人に減らされていた。
≫民間のダイバーたちはもっと多くのダイバーが現場に投入されることを望んでいる。
沈没現場に潜ったという民間ダイバーの男性は現場の状況について…。
≫沈没現場の激しい潮流はダイバーにどのような影響を与えているのか。
ダイビングインストラクターの松井氏はその危険性についてこう指摘する。
≫更に、セウォル号が沈んでいる水深37mという深さにも問題があるという。
≫それに追い打ちをかけるのが視界の悪さ。
≫これにより酸素の消費が増え海中での作業時間は制限されるというのだ。
そして、浮上するときにもダイバーには危険が伴う。
高圧の状態からはゆっくりと浮上しなければ減圧症になりダイバーの身に更なる危険が迫るという。
そんな厳しい現場での活動はこのあと更に困難になるというのだ。
実は、明日から再び潮が満ち現場付近の潮流が更に速くなるといわれている。
進まない救出活動に批判も出る中今後、どのような展開を見せるのだろうか。
≫現場では救助活動が一刻を争う状況ですけども現場、珍島には民間のダイバーの方々の活動を密着取材をした東さんがいます。
東さんこの民間ダイバーの皆さんの思いがうまく生かされていない感じですよね。
≫昨日、取材をしたんですが2時にダイバーたちを乗せた船が急遽、出港できなくなるという場面に遭遇しました。
そもそも、今、現場海域に入っているダイバーというのは4つの所属のダイバーがいまして1つ目は警察のダイバーそして海軍のダイバーそして、政府から委託をされた民間会社のダイバーがいます。
今、民間ダイバーといわれているのは、この4つ目のボランティアのダイバーのことなんですね。
このボランティアの方が海に入れなかったということなんです。
なんでかというと家族の一部がもう十分に現場海域にはダイバーがいるんだと。
足りているのでこれ以上入ると捜索に支障をきたしてしまうということで入らないでほしいということなんですね。
今、この4つのダイバーたちをコントロールする人たちが不在不在ではないんですけど上手に仕切れていないというんです。
本来なら警察や軍が仕切るんですが家族の会の人が家族が全員同意をすれば、どうぞボランティアの方潜ってくださいというふうに家族に判断を丸投げしているという状態なんだそうです。
このボランティアのダイバーの方とにかく4つをちゃんと仕切ってほしいというふうに話をしていました。
そして我々は覚悟を決めてきているのでこのまま帰るわけにはいかないんだというふうにしばらく、ここで待機するしかないということなんですね。
そのダイバーの方に実際に使うものをお借りしてきたんですがこれがガイドラインといわれるロープなんです。
これを洋上の船とセウォル号につないで船内に入るときにはくくっていくそうなんです。
いわゆるダイバーの道しるべになります。
片手にはこのロープそして、もう一方の手にはハンマーのようなものを持って入ると。
今、船内には圧力がかかっていますのでむやみやたらにガラスを割るとダイバーが中に引き込まれてしまったりあるいは吹き飛ばされてしまったりということで、非常に危険な状態なんだそうです。
なので、ガラスを割るときには中心をたたくのではなくて端っこのほうから徐々に割っていくということなんです。
≫東さん民間のボランティアの方々は大体何人ぐらい来てらっしゃるんでしたっけ?≫昨日、船に乗っていたのは20人ぐらいなんですね。
合わせると最大で200人いたときがあるということなんですが昨日100人が帰されたと。
ともかく、十分足りているので帰ってくださいということで帰されて昨日も私たちが取材した20人のほかにもう30人くらいいたということなんですね。
昨日はボランティアのダイバーさんは一切海に入れていません。
≫指揮命令系統は一応はあるんだという話が先ほどありましたが一応というと失礼ですがその責任を持つべきところはどこなんですか?この場合は。
ダイバーの活動の仕切りとしては。
≫本来は警察や軍がボランティアのダイバーさんいわくちゃんと仕切ってほしいという。
要は2次被害が出たときにどこが責任を持つかと。
そういうことで、実際家族の会が同意をすればどうぞ入ってくださいという形になっているということでちゃんとした判断がされないということを話していました。
≫昨日なり今日なり民間のボランティアの方にも帰ってくださいと言った部署はどこなんですか?誰の指示で帰らされたということになるんでしょうか。
≫対策本部だと思うんですけどすいません、ちょっと具体的に警察なのか軍なのかというのは、わかりません。
≫家族会が認めればいいですよというのはあまりにも行政がどういうふうに指揮をしているにしろ家族の声を聞くのはもちろんですが任せてしまうというのはあまりにも無責任に感じるんですが実態としてそういう形になってるんですか?≫私が話を聞いたのはボランティアで来ているダイバーさんだけなので政府のほうがどう言っているのかというのは確認が必要ですがボランティアのダイバーが言うにはやはり全然コントロールされていなくて家族の方も少ない情報で十分足りてるんだという人もいるんですが実際に、ボランティアのダイバーさんが見ると全く足りていないんだと。
どのくらいが適正なのかということもわからないと。
ただ、今、洋上の船とセウォル号をつなぐガイドラインが5本しかないということなんですね。
なので、船内に入るには確かに少ない人数ではいいようなんです。
≫ご家族それぞれのご意見があるからとてもまとまるのは無理だというふうに思いますけれどもそういう状況だと本当に指揮命令がはっきりしないという実情が伝わってきますね。
取材、また続けてください。
ありがとうございました。
≫そして、いろいろな事実が明らかになるたびにこういった言葉が出てきます。
人災ということで今日はここにスポットを当てていきます。
先ほどから出ているダイバーに関してなんですが民間ダイバー実はおととい200人いたのが昨日は半分以下の人数になりました。
なんでなんでしょうかという。
中継の話でも出てましたけれども実はこういった事情もあった。
政府の指示だったと。
人数必要だという話も出てますからね。
どうなんでしょうねこの辺りは≫この辺りは青山さんどう思われますか?今の現場の中継も含めて。
≫まず、家族の方々の同意があったらボランティアのダイバーが現場に入れるというのはとんでもない話でそんな話、世界中で聞いたことないですね。
当然、これは本来は海軍のダイバーと、韓国でいうと海洋警察、日本で言うと海上保安庁のダイバーでやらなきゃ行けないんですよ。
僕自身もライセンスのあるダイバーですけれども例えば、日本で同じような海難事故があったとすると必ず防衛省、自衛隊と海上保安庁が直ちに連携をするのですごい数の特殊訓練を積んだダイバーが入りますから民間のボランティアなんて入る余地ないです。
入れば確かに混乱します。
≫多ければいいというわけではないんですね。
≫全然違います。
危険な現場ですしね。
事故の特に初期に軍と海洋警察の連携がうまくいってなくてダイバーの数が足りなかったから民間の方が見るに見かねてやってきて更に混乱しているという状況だと思います。
≫指揮系統に関してなんですが山田さんは2つの致命的なミスがあったんだというふうに指摘しています。
その2つというのがこちらですね。
1つ目が海上保安庁の支援を拒否したことが大きかったんじゃないかということでこれによって経験が生かされなかったというふうにおっしゃっています。
そして海軍。
韓国の海軍へ要請をしなかったということでこれで実行力が生かされることがなかったということなんですが山田さん、これはどういうことになってくるんでしょうか?≫そもそも、韓国は事故の起きてからすぐに対応、かなり混乱していました。
実際に政府のコントロールが利いていない。
海上警察のダイバーも見ているだけで指示系統が全くはっきりしていなかったわけですね。
その中で特に日本と韓国の海洋警察庁というのは密接な関係を持っております。
昨年の11月にも合同で訓練を行ってます。
過去にも9回、合同訓練を行って知識の共有、そして合同の対応ということも行ってまいりました。
ただし、日本と韓国の大きな違いというのは経験にあります。
日本の海上保安庁は日本という複雑な環境を持つ海域で訓練を行い、また実際に成果を上げてきました。
そのノウハウを生かすべきだったと思っています。
また、韓国の場合は特にダイバーの質という点で言うと海軍が非常に優秀です。
海軍と海洋警察の連携、それが行われていない。
一体となって動かなければいけない。
どうも、私が聞いているところによりますと指揮系統がはっきりしなかったと。
政府からの指揮というのが明確に伝わってこなかったということも聞いておりますのでそれはボランティアダイバーの使い方も含めて全く一本筋の通った救助活動が行われていないのではないかという疑問を感じます。
≫返す返すも悔やまれる対応なんですが今後、まだ救助活動続いていますからどういうふうになっていくかというと≫救助活動、今日が山場ということなんですが一体どういうことなのか。
明日以降潮流が激しくなると。
今は比較的穏やかなときなんですが明日になるとまた潮流が激しくなってしまうんですね。
これが大変。
何が大変なのかというとダイビングショップの松井さんに伺いました。
ダイバーの活動が困難になってしまうと。
そして器具にももちろん影響してしまいますよと。
どういった影響が出てくるのか。
現物で説明いたします。
取材に行った寺川さんに実際に身に着けていただきましたが。
≫今、私、背負ったんですがこれ、相当重いですね。
重さを聞くと僕が背負っているもので15kgから20kgぐらい。
ですから米5kgの袋を4つぐらい一気に背負っている形になります。
更にいうと、今回潜っているダイバーなんですがダブルボンベといってもう1つボンベを背負っている場合があると。
そうなると更に重さは重いものになる。
もちろん、水の中に入ると浮力が働きますので多少楽にはなるんですがそれでも松井さんにお聞きすると相当重いものだと。
潮流が激しくなることによって何が厳しくなるかというととにかく潮の流れが速いので酸素を吸っているレギュレーターが前から押し付けられたりすることによって一気に空気が抜けてしまったり≫前からもグッと見せてください。
≫これは歯でかむんですか?≫かんでいます。
で、空気を吸うんですが前から押されることでパニックになってしまったりあとは横からの潮流によってゴーグルごと一気に横にずれてしまうと。
しかも視界が非常に悪い場所ですのでもうパニック状態になってしまうことがある。
≫そういう状況だと≫ものすごく強く歯をかんでないといけないということになりますよね。
≫奥歯がめり込むぐらい。
ダイバーを数多くやっている方はそれくらい、かんでいる方もいらっしゃいますよね。
≫その大きさのボンベで何分ぐらいもつんですか?≫10リッターのボンベなんですが先ほどプールの映像が映りましたが6mのプールなんですね。
あのプールで全く潮流がない状態で空気タンクパンパンに入っている状態で3時間は持つらしいです。
ただ5気圧ぐらいある場所です。
今回の場合。
それですと、5倍のスピードで酸素がなくなっていく。
更に心拍数も上がっています。
非常に混乱しやすい状況パニックに陥りやすい状況でどんどん酸素もなくなっていくと。
心拍数も上がってどんどんなくなっていくと。
大体、20分もてばいいんじゃなかというふうに松井さんはおっしゃってました。
≫水深の深さにもよるでしょうが1日何回もできるんですか?ちょっと休んだりすれば。
≫それが、減圧症というものを気をつけなければならないので上がってくるときにしっかりと圧力に合わせて体をなじませる。
入っていくときは大丈夫だそうなんですが上がっていくときにちょっとずつ体を慣らしながら上がってこなければならないということですね。
≫そうなると、今度船のほうを引き揚げたほうがいいんじゃないかという話も出てきていますよね。
≫山田さん、どうなんでしょうか実際に船を引き揚げたほうがいいんじゃないかという話も出ていますけれども。
山田さん、その辺りはどうなんでしょうか。
≫今現在の状況ですぐに船を引き揚げるというのは非常に難しいと思います。
といいますのは引き揚げ作業に入りますと船内の海水が動き出します。
船内にまた潮流ができてしまう。
そうなると今現在船内にいる人間に対する影響というのは非常に大きくなってきます。
お亡くなりになられている方の遺体の損傷も激しくなってしまうと。
すぐには今対応することはできない。
じっくり時間をかけなければいけないとなってきます。
また潮流をコントロールするという手法も日本の場合には使うことができます。
例えば、今回の海域というのは非常に海流が厳しい、ですが40mというのは全体的にそんなに深い海域でもない。
実は、沈んだ船と海流の間にクレーン船なりあるいは大型の貨物船を置いてしまう。
あるいはタンカーを置いてしまう。
タンカーの水面下の深さというのは15mから20mくらいの間があります。
そうすると、この船の中でその部分は潮流をコントロールして対応することができると。
≫防潮堤みたいに船を使うということもあるんですね。
ただ、今のところマンパワーで頑張るしかないという状況なんですよね。
そして、政府の対応の悪さだけではなくてここへきて船の運航会社にも新たな疑惑が出てきています。
≫昨日、セウォル号の運航会社チョンヘジン海運やそのオーナー宅など10か所が家宅捜索された。
捜査関係者によると経営全般の汚職と関連する捜査だという。
一方、韓国メディアにはこんな見出しが…。
≫沈没事故の背景に天下り官僚による海運業界の癒着の実態があるというのだ。
更に、この運航会社には新たな疑惑が次々と浮上している。
韓国の国会議員はセウォル号の検査を行った段階から入手した資料によると船には3600トンあまりの積み荷が載せられており適正な積載量の3.6倍もの貨物を積んでいたというのだ。
更に…。
≫韓国東亜日報によると運航会社がコストカットのため書類上は貨物を固定する正式な業者と契約していることを装い実際は、別の業者を使っていたというのだ。
≫このようなずさんな実態について日本の運航会社は…。
≫我々は日本の安全管理を取材。
≫ずさんな安全管理が発覚し非難を浴びるセウォル号の運航会社チョンヘジン海運。
一方、日本ではどのような管理体制が敷かれているのか。
≫これから実際に船内に車で乗り込みます。
どのような対応がされるのかというのを見ていきます。
≫乗り込んだのは東京湾フェリーの「かなや丸」。
乗客定員580人。
車両は最大で160台積載できる中型客船だ右側に誘導されました。
中にすでに乗っている車は左右均等に3台ずつ載っていますね。
≫海洋警察によるとセウォル号は経費削減のため貨物固定専門業者を雇わずに無資格の人間が荷積みを行っていたという。
一方東京湾フェリーをはじめとする日本の海運会社は船の規模にもよるが船内荷役作業主任者。
もしくは1等航海士の国家資格を持つ人物が積み荷のバランスを計算しながら置き場所を決めている。
≫大きさの異なる車をバランスよく前後左右に配置することで船が傾いた際に戻ろうとする復原力を維持できるのだという。
≫ご覧のように車は左右均等に積まれました。
大型のトラックやバスが来たときには、この中央の部分にまた左右のバランス前後のバランスがしっかり取れるように積むということです。
≫また、トラックやトレーラーを載せる際には、その重さについて特に気を使うという。
≫船内に載せられた車はサイドブレーキを引き前後2か所を車輪止めで固定。
また、波の状況によっては車輪止めを4か所に増やして対応するという。
ただ、波が高く車体が動く可能性があると判断した場合は安全性を最優先し船長の判断で車の積載を断ることもあるというのだ。
過積載と、ずさんな積み荷の管理をしていた疑いのあるセウォル号について沖村1等航海士は…。
≫現在、当局はセウォル号の運航会社チョンヘジン海運に対し免許取り消しの方針を示している。
≫いろいろなところで人災という文字が頭に浮かんでくるんですけれども3つの闇が今回あるんだというふうにも指摘されているんですね。
まず韓国の業界の闇から見ていきます。
こういったことがあるようです。
韓国の海運法が2009年に改正されまして船の年齢、どのくらい使うことができるか制限が変わったと。
改正前は20年、プラス安全点検を経て更に5年使うことができる25年使えますよということだったんですが更にそこから改正されて30年に延びました。
つまり、今回のセウォル号は94年に建造されていますから現在18年なんですね。
これでいうともうすぐ終わりなんですがただ、もっともっと使えるようになったということがあるんです。
そういったことを受けまして昨日、運航会社の関係しているところに家宅捜索が入ったんですがその家宅捜索の理由が汚職の捜査ということだったんですね。
どういうことかといいますとこの改正にポイントがありますね。
海洋水産省が、とにかく海運会社に都合のいいようにいろいろと、法律を変えていくといわれているのでこの海洋水産省は実は海水省マフィアというふうに言われている。
マフィアなんてかなり強い言葉だと思うんですがそういうふうに言われているんですね。
これが業界の闇です。
そして会社自体の闇というのが、もう1つ指摘されている部分です。
それは、コストカットですよね。
インチョンから済州島間にLCC、安い飛行機が就航されることになって早い、安いだと当然負けそうになる。
だから価格競争が激しくなってくるんですね。
当然、コストを減らさないと利益が出ません。
そのため3.6倍の過積載であったり資格というのは荷物を積むときにはちゃんと正規の業者に頼まないといけないんですがその辺りをアバウトにしてしまったということがあったようなんですね。
≫青山さん海水省マフィアですけれども海洋水産省と民間の会社が癒着しているってことなんですか?≫民間の会社をあわせた海運協会のようなところと韓国でいうと海洋水産部といっていますけどそこが癒着しているんですが過剰な規制が腐敗を生む典型例ですね。
意外かもしれませんが日本は規制がないんです。
法律その他で船を何年まで使っていいかというのは決まっていなくて、その代わり自動車と同じなんですが自動車だと車検とれればいつまでも乗れますよね。
日本だと船は毎年1回必ず船舶検査を行ってそれに通ればずっと使えるんですよ。
韓国はそれと関係なく、最初に規制を決めてしまっているから当然、賄賂も動き例えば、海運協会の理事は10人のうち8人が海水省のOBになったりしてる。
その現実です。
≫20年を30年にしてもらうのになんらかの働きかけがあったのではないかと推測されると。
≫推測ですけど、残念ながら韓国はもともと賄賂社会だという指摘が内部からもありますから賄賂を生むためには当然ハードルがないといけないので。
そのための規制になってしまっている。
≫そして、ここまで見たのが組織の闇で、こちらが人としての闇ですよね。
乗員の闇というところですが結果として、現在で7人逮捕という状況になっているんですが船長に関してはもうこれだけ、5つの罪に問われているという状態で更に聯合ニュースによりますと殺人罪も検討されている。
不作為、意図ではないけれども結果的に、そういうふうに至らしめたということで検討されているというのがありますね。
≫最後の殺人罪検討が本当だとしたらこれは明らかに朴槿惠大統領をはじめとした行政側のやりすぎだと思いますよね。
それってはっきり言うと責任転嫁というか人のせいにするっていう動きになってますよね。
例えば、女性の未熟な航海士が悪いということをしきりに流していますけど女性だから起きた事故じゃありませんから。
≫個人に1人に責任を押し付けてはいけないということですか。
≫個人プラス船員、船長も含めて全員それぞれの責任はあるんですけどしかし、それを含めて全責任は本来大統領官邸にあるのにそのことを飛ばすために感情に訴えて殺人罪まで持ち出すというのはかえって、国際的な信用を更に失うと思いますね。
≫青山さんがおっしゃっていて大事なのは救助するほうですよね。
日本だと総理官邸に安全保障会議と災害対策本部ができて法律の権限を持ちますよね自動的に。
それが今回全然見えないですよね。
≫もし日本で起きてたら官邸に必ず緊急対策本部ができてそのもとで防衛省と海上保安庁の連携があるんですが今回その動きがなかったですから殺人罪っていうならばそこも問われないとならない。
≫中野さんは、この一連を見て。
≫最初の乗組員の振る舞いに非常に違和感を感じているんですね。
というのは予期しない事故であればそういう災害があったときには乗組員も災害に遭った人も集団として団結するという動きになるんですよ。
心理的には。
ですが、乗組員はさっさと逃げ出しましたよね。
≫通常はそうなるものなんですか。
≫これは予期しない災害ではなかったからです。
おそらく予期していたからです。
≫予期しなければ団結して災害に対応しようとしたと。
≫こういう状態だといつか、こういうことになるんじゃないかと。
≫実は傾いて出航したという分析もあって。
≫青山さん、そして山田さんありがとうございました。
続いては特報スクランブルです。
≫アメリカの大統領としては18年ぶりとなる国賓として日本に到着したオバマ大統領。
昨日、日米首脳会談を前に東京・銀座の高級寿司店で安倍総理と夕食をともにしました。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
今日9時半ごろオバマ大統領は国賓として最初の行事である皇居での歓迎式典に出席しました。
式典のあとは2009年以来2回目となる天皇・皇后両陛下とのご会見も行われました。
その後、迎賓館にて日米首脳会談が行われています。
昨日午後7時過ぎエアフォースワンで羽田空港に到着したオバマ大統領。
オバマ大統領にとっては3年半ぶり3回目の来日。
アメリカ大統領としては1996年のクリントン大統領以来18年ぶりの国賓待遇での来日です。
日米のトップ会談で何が話されるのか。
クリントン大統領来日時に駐米大使だった齋藤邦彦氏は…。
≫しかし、今回は…。
≫ケネディ駐日大使らの出迎えを受けたあと大統領専用車に乗り込んだオバマ大統領。
来日に備え首都圏では高速道路や一般道で通行が規制されました。
≫厳重な警戒態勢の中オバマ大統領は専用車両で首都高速道路を移動し宿泊先のホテルへ。
東京タワーも星条旗のカラーに彩られオバマ大統領をおもてなし。
午後7時半、ホテルを出たオバマ大統領は安倍総理との夕食会に向かいました。
≫一足先に到着していた安倍総理が店の前でオバマ大統領を出迎えます。
2人はともにノーネクタイ姿でしっかりと握手を交わしカメラマンの呼びかけに笑顔で応えました。
≫国賓として来日したオバマ大統領は昨日、安倍総理との夕食会に臨みました。
夕食会の舞台になったすきやばし次郎は「ミシュランガイド」で7年連続で三つ星を獲得しているお店。
指定したのはアメリカ側。
日本側は親密さをアピールするため居酒屋などを提案したところこちらの高級寿司店の名前が出たといいます。
店内ではカウンターで談笑。
大統領みずからお酒を注ぐ場面もあったといいます。
終始和やかムードの中会食は1時間半に及びました。
≫日米首脳会談始まって1時間ちょっと過ぎているんですがまだ続いているのか終わったのかまだわからないんですけれども昨日の夕食会が効いたみたいですね。
≫やっぱりお寿司ですね。
昨日のお店すきやばし次郎さん、銀座の日本ナンバーワンとも言われていますが「ミシュランガイド」で7年連続の三つ星という最高評価を受けています。
ホームページを見るとおまかせコースっていうことだけ書いてあって、3万円からがちょっと気になりますけどね。
そしてなぜこのお店かといいますとこの方が小野二郎さんという店主の方で現在88歳でいらっしゃるんですが「二郎は鮨の夢を見る」というアメリカで映画がありましてアメリカですごくヒットしたそうなんですね。
一部の情報ではオバマ大統領がこの映画でこのお店のことを知って提案をしたという話も一部ではあるということです。
≫アメリカの方が監督をした作品ですか。
≫アメリカ人監督が密着した映画なんですけれども。
1時間半の会食を終えてオバマ大統領はこう言いました。
これ大二郎さん会食大事なんですか。
≫大事ですね。
クリントンさんが18年前に来たときに、うちの兄が総理大臣だったんですがそのとき迎賓館の中にある場所で日本料理をふるまったということもありますし前にオバマさんが来たときは鳩山政権時代ですが例の抹茶のアイスクリームを出して彼の子ども時代の思い出につながって話が弾んだということもありますから何を出すかというのはとっても大切ですよね。
≫首脳会談は食事とお土産あと言葉。
≫そしてこの2人の共通点ということでご紹介しますと共通の趣味でゴルフというものがありましてこれは以前末延さんパターをオバマ大統領に贈ったという話もありましたよね。
≫去年お土産に安倍さんがワシントンにゴルフのパターを持っていったんです。
そしたら、オバマさんから送ってきたので私、ちょっとゴルフをご一緒したとき使ってみたんですがオバマってサインがしてあって総理が冗談言ってました。
あんまり入んないんだよって。
お二人とも本当にゴルフが好きで古くは安倍さんのおじいさんの岸本総理が最初の首脳会談。
アメリカの大統領とゴルフをしてそして、シャワーを浴びるとき隠さずに浴びてこいつはたいしたリーダーだとそういう逸話が残ってますよね。
≫世界の歴史を変えるかもしれないんですから首脳会談っていうのは。
≫そして、今回の首脳会談今まさに行われていますけれどもポイント、日米同盟の発展TPP交渉の進展ということでぎりぎりまでいろんな攻防がある中なんですが午後からは共同記者会見も行われます。
今日の日程なんですが共同記者会見そして拉致被害者家族の方と2014/04/24(木) 10:30〜11:42
ABCテレビ1
ワイド!スクランブル 第1部[字]
あの橋本大二郎が24年ぶりキャスター復帰。大下アナとのコンビで最新ニュースから気になる生活情報までわかりやすく丁寧にお伝えします。“大事なポイント”は見逃しません
詳細情報
◇出演者
【司会】
橋本大二郎、大下容子
◇おしらせ
☆番組HP
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※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。
ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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