それが今日の「BOSAI」です。
すごい…。
こわかった…結こうこわかった…。
あ〜やばいやばい。
あ〜ぬかれた。
…もう。
よ〜しいけいけいけ。
このやろう。
うっし!うっし!いけいけいけ!よしよし…よし!ゴーゴーゴーゴー。
よっし。
お?やってるねえ!あ池上さん。
今いいとこだったのに…。
そうか。
じゃましちゃったか。
すっかりゲームのとりこになってるね。
うん。
ゲームってホントおもしろい!おもしろいか。
でもねそんなにゲームがおもしろいのには実は深〜いわけがあるってこと考えたことある?ない。
そうか。
じゃあまずはちょっとこれを見て。
オ〜!かっこいい。
さあこれで遊んでみたいか?遊びたい!そうか。
よ〜し。
じゃあそうじゅうしてごらん。
お。
レディーゴー!オ〜。
(ラジコンの走行音)オ〜。
なかなかじゃないか。
うまいでしょう?うん。
オ〜!
(しょうとつ音)あ〜…。
すいません。
派手にこわれたかも。
やばい。
高いんだぞこれ〜。
おこづかい足んないよ。
というのはじょう談で…。
え?
(車の走行音)あ。
よかった〜。
こわれてなかったんだ!そう。
実さいは事こを起こしてなかったんだよ。
でも事こを起こしてしまったと思ったろう?うん。
どうしてだ?「ガシャ〜ン」って音がしたから。
だよね。
実はね泰我君がゲームに引きこまれるのもこういうね音のちからがあるからなんだよ。
へえ〜。
音のちからっていったいどんなものか。
今日は実感してみようね。
まずはね泰我君が大すきなゲームにいったいどんなふうに音のちからが生かされているのか音づくりの現場を見せてあげよう。
こちらのドアに来てごらん。
え?わが家からはどんな世界ものぞくことができるんだよ。
ほ〜ら。
オ〜。
すげ〜。
見えるかな?これはゲームをせい作してる会社だよ。
オ〜。
ここで音をつくっているのがこの人。
ゲームの音をつくって18年になるベテランだよ。
いなずまのようなスピード感っていうか…。
(レースカーの走行音)これぐらいかな?うん。
なんかいきおいがある。
大久保さんが手がけたゲームの一つがこれ。
家にいながら海や山などリゾートでの遊びを体感できるというのがコンセプト。
そのために用意した音はなんと…今日はその中からじまんのスキーの音づくりを見てみよう。
どんなくふうがあるのかな?これが音をつける前の状態だよ。
う〜ん…。
なんかい和感がある。
ふしぎだよね。
これにどうやって音をつけていくんだろう?まず実さいにスキーをすべる音を用意します。
でもこの音ではまん足しないんですよね大久保さん。
そこでくわえるのが…。
舞い上がる雪のイメージを足すためなんだって。
こうして音が重なっていくと…。
うわ〜。
ホントにすべってるみたい。
でしょ?ほかにも音づくりの技があるんだって。
だめですね。
違うな。
今度はなんの音をつくってるの?ふしぎなことやってるよね。
答えはこちら。
あ〜。
でもなんでホントの音を使わないの?ゲームの世界って自分がその世界に実さいはいないわけですよね。
その世界の中をもっとつたわりやすくするためにはもっと速いとかもっと大きいとかもっとこわいとか…さらにプレーヤーの気持ちを高めるこんなくふうもあります。
これはジャンプしている間に次々とむずかしい技をきめるシーン。
あれ?音が上がってる。
音ていを「ダダンダダンダダン」って上げていくことで…でもねとちゅうで失敗すると…。
「パフッ」ていうのは成功成功ってきてあ〜やっぱだめだったっていう…こんなふうにつくってたんだね。
そうなんだよね。
音がわたしたちにもらたすこうかを計算してみりょくてきなゲームを作ってるんだよね〜!はまっちゃう。
じゃあねここで音のちからを実感するためにねこんな実けんをしてみようと思うんだよね。
今度こちらにきて。
こちらですよ〜!いいかな?こちら見てよ。
はい。
エレベーターがきました。
じゃあ泰我君乗ってください。
はい。
乗ったつもりってことね。
はい。
(エレベーターのとう着音)
(エレベーターが動く音)このエレベーター上ってる?下ってる?上ってる。
なるほど。
おもう一台来たよ。
じゃあもう一度乗ってみようね。
(エレベーターが動く音)あれ?今度は下がってる。
うん。
どちらのエレベーターの写真も同じなのになぜ上り下りとまったく反対に感じたんだろう?う〜んなんでだろう?音にはね…そんなイメージを人にあたえるちからがあるんだよね。
へえ〜。
大久保さんもね…なるほど。
じゃあ今とはまた違うおもしろいものを見せようね。
この映像です。
(「ターミネーター」の曲)このゴリラの親子どんなふうに見えた?なんかこわそうなイメージ。
これからたたかうぞみたいな。
なるほど!ではつづけて今度はこちらを見てごらん。
(「マンボNo.5」)フフフフフッ。
どう?なんか…ひょうきんなイメージになった。
そうだよね。
これ2つともまったく同じ映像なんだよね。
このようにね実さいにテレビやえい画などではそれを作る人が…なるほどね。
泰我君。
さい後にあるものを用意してきたよ〜。
(中国風な曲)オ〜。
あっ池上さん。
もうだまされませんよ!おや?ちゅうかかと思いきや実はイタリアンみたいな。
そういうことでしょ?見やぶられたかな?フフッ。
はいどうぞ。
ウッ!たわし?池上さんからかわないでください。
なんで?べつにちゅうかだイタリアンだなんてなんにも言ってないよ〜。
君が勝手にそう思いこんだわけだよね。
こんなふうに音っていろいろ使うことができるんだよね。
テレビの前のあなたも…ねえねえ池上さん。
また遊びにきていい?う〜んどうしようかなあ?じゃあ勝手に入る。
そうか。
わかったわかった。
じゃあ勝手にいらっしゃい。
2014/04/24(木) 09:40〜09:50
NHKEテレ1大阪
メディアのめ「実感!音のちから」[解][字]
ゲームやテレビ番組など身の回りにあふれる「音」。実はそこにはとっても意外なプロの技があった!番組ではゲーム会社の音作りの現場を取材、音の持つすごい力を実感する!
詳細情報
番組内容
テレビやゲームなど、私たちの身の回りにはメディアからのたくさんの「音」があふれている。今回は、ふだんは意識することが少ない「音」の力に注目。同じ映像に2種類の違う音楽をつけると、どんなことが起きる? さらに人気ゲーム会社の音作りの現場を取材。そこはまさに「音の工場」。ゲームの音づくりにまつわる“目からウロコ”の事実が明らかになる。スタジオでは池上彰さんの「仕掛け」で安保泰我くんが音の力を実感。
出演者
【ゲスト】サウンドクリエイター…大久保博,【出演】池上彰,安保泰我
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
趣味/教育 – コンピュータ・TVゲーム
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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