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意外にも住みごこち良さそうな世界最高層のスラム街

ベネズエラの首都カラカスには、世界で一番高いスラム街があるとか。住人の暮らしぶりをのぞいてみると、なんだかそれなりに楽しくやってる感じ。人間のたくましさにすごいなーってなります。

更新日: 2014年04月25日

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超高層ビルなのにスラムってる…?

ベネズエラの首都にたたずむ、立派な高層ビル

出典buzzap.jp

近づいてみると、アレ…

アレレ…なかなかのボロさ…

出典buzzap.jp

最初のイメージとだいぶ違う(´・ω・`)

この「セントロ・フィナンシエーロ・コンフィナンサス」は開発主の名にちなみ、「トーレ・デ・ダビ(デイビッド・タワーの意)」とも呼ばれ、ベネズエラで3番目の高さのをほこる超高層ビルとなる

迫力満天すぎる高い高いw

2007年頃から貧困者が不法占拠しはじめ、今では約3000人がこのビル内で生活している

出典buzzap.jp

完成する予定もなさそうな雰囲気

93年、開発主のデイビッドが完成を待たずに死去。翌94年には金融危機が襲い、その後建設が完成することはなかった

エレベータはもちろん、ガラスや壁、手すりなどのほか、電気や水道などの設備も整っていない状態

眺めはバツグンだけど、吹き抜け状態という怪…

階段で昇り降りしなきゃいけないのもキツい

それでも、たくましく暮らす住民たち

それなりに楽しくやってるみたい

不法占拠した住民たちは、たくましくも自分たちで設備を設け、水道などは地上22階まで通じているという

一部の居住者は自動車を所有し、建物の駐車場に保管している

都会でバカにならない駐車場代はもちろんタダ

ビルの中では商売も行われており、美容室、デイケアセンター、衣料品店などがそろっている

出典nymag.com

髪切ってもらったり

出典buzzap.jp

トレーニングしたり。不自由なさそうな生活ぶり

意外にも、ベネズエラで一番安全だとか

出典buzzap.jp

ホンマでっか!?

ベネズエラは世界一危険な国といわれており、国民の74%が「夜は1人じゃ出歩けない」と感じているほど治安は悪い

そんな中、ビルの住民は共益費を支払い、24時間のセキュリティパトロールを雇っている

ビル内の廊下は掃除が行き届き、規則の張り紙や業務表が至る所に掲示され、自治会のような組織も存在する

市内のスラム街から家族で越してきたという住民は「ここは、外よりもかなり治安が良く、犯罪も少ない」と満足げに話している

インテリアもお洒落…充実した暮らしぶり

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モンきっキー山さん

世の中どうなっちゃうんだろ。

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