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NTTドコモ3月期決算 2年連続減益
4月25日 21時44分

携帯電話大手「NTTドコモ」のことし3月期の決算は、スマートフォンの販売が計画を大きく下回ったことから営業利益が前の年度を下回って2年連続の減益となりました。

発表によりますと、NTTドコモのことし3月期の決算は、売り上げに当たる営業収益が4兆4612億円と前の年度に比べて0.2%減少しました。
さらに本業のもうけを示す営業利益は8191億円で2.1%減少しました。
NTTドコモは、去年9月に導入したiPhoneの販売は好調でしたが、スマートフォン全体では従来型の携帯電話からの買い替えが伸びず、販売は計画をおよそ15%下回る1378万台にとどまったことが主な要因だとしています。
この決算を受けて加藤薫社長は25日の会見で、すべての役員を対象にことし6月の賞与を減額する方針を明らかにしたうえで「スマートフォンの利用料を値下げする新しい料金プランの導入やサービスの充実を図り、会社を成長軌道に乗せていきたい」と述べました。

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